インテリアに飽きてしまう原因と対策|シンプルインテリアで長く愛せる空間づくり

インテリアにすぐ飽きてしまいます。自宅のインテリア、数年前にアンティーク風のインテリアにハマり色々買い集めDIYなどもしたりしてました。ですが今すっかり飽きて違う雰囲気にハマってしまい変えたくなっています。しかしカーテンや家具なんかを簡単に変えることはできない為、変えるのは無理です。アンティーク、北欧mixみたいな感じにしていたのですが今ハマっているのは大理石風の床で無機質な感じのインテリアですので全然違うタイプです。もし変えてもまた飽きると思うのでシンプルなインテリアにして変えたくなったら小物などで調節できるようにすればよかったと後悔しています。こんなふうにインテリアに飽きるってことはありませんか?凝り性なのに飽き性なので変えたいとなると大変です…。

インテリアに飽きてしまうのはよくある悩みです

インテリアに飽きてしまう、というのは決して珍しいことではありません。むしろ、多くの人が経験する悩みと言えるでしょう。 特に、凝り性で、一度ハマるととことん追求してしまうタイプの方は、完成したインテリアに満足できず、すぐに次のスタイルに憧れてしまう傾向があります。 今回のご相談者様のように、アンティーク風から無機質な大理石風へと、大きくスタイルを変えることを考えている方も少なくありません。 重要なのは、この「飽き」をネガティブな感情として捉えず、自分のインテリアに対する関心の高さを示すものと理解することです。

インテリアの飽きを解消するための3つのステップ

では、どのようにすればインテリアの「飽き」を解消し、長く愛せる空間を作ることができるのでしょうか? 3つのステップで解説します。

ステップ1:飽きの原因を分析する

まず、なぜインテリアに飽きてしまうのか、その原因を分析することが重要です。 今回のケースでは、アンティーク風から無機質なスタイルへと大きく変化したいという願望が、飽きの主な原因となっています。 しかし、家具やカーテンなどの大きなアイテムは簡単に変更できないため、不満が募っているのでしょう。 他に考えられる飽きの原因としては、以下のものが挙げられます。

  • トレンドに追いかけすぎている:流行に敏感になりすぎて、すぐに新しいスタイルに飛びついてしまう。
  • 計画性のないインテリア選び:全体像を考えずに、気に入ったものをただ集めてしまった。
  • 自分の好みを理解していない:本当に自分が好きなスタイルを把握していない。
  • 空間の使い勝手が悪い:家具の配置や収納が不十分で、使いにくい。
  • 生活の変化:結婚、出産、転勤など、ライフスタイルの変化にインテリアが追いついていない。

ご自身の状況を振り返り、どの原因が最も当てはまるのかを具体的に書き出してみましょう。

ステップ2:ベースとなるシンプルなスタイルを決める

インテリアに飽きないためには、ベースとなるシンプルなスタイルを確立することが重要です。 「シンプル」とは、何もないという意味ではなく、余計な装飾を省き、機能的で洗練された空間を作ることを意味します。 例えば、壁の色を白やグレー、ベージュなどのニュートラルな色に統一し、家具はシンプルなデザインのものを選びます。 床材も、大理石風のような個性の強い素材ではなく、無垢材や無地のタイルなど、長く使える素材を選ぶのがおすすめです。

シンプルなインテリアのメリット

* 飽きにくい:シンプルなデザインは流行に左右されにくいため、長く愛用できます。 * どんなスタイルにも合わせやすい:ベースがシンプルであれば、小物やファブリックを変えることで簡単に雰囲気を変えることができます。 * 空間が広く見える:シンプルなデザインは視覚的なごちゃつきがなく、空間を広く見せる効果があります。 * 掃除がしやすい:シンプルな空間は掃除がしやすいというメリットもあります。

ステップ3:小物やファブリックで変化を楽しむ

ベースとなるスタイルが決まったら、小物やファブリックを使って変化を楽しむことができます。 クッションカバー、ブランケット、ラグ、カーテン、グリーンなど、比較的簡単に交換できるアイテムを活用しましょう。 季節や気分に合わせてこれらのアイテムを変えることで、新鮮な気持ちでインテリアを楽しむことができます。

専門家からのアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点からアドバイスをすると、まずは「自分の本当に好きなもの」を見つけることが重要です。 雑誌やインスタグラムなどの画像を参考に、自分がどんな雰囲気の空間に惹かれるのか、じっくりと時間をかけて探求してみましょう。 Pinterestなどを使って、気に入った画像を保存し、共通点を見つけるのも良い方法です。 また、インテリアは「完成形」を目指すのではなく、「変化を楽しむもの」と捉えることも大切です。 完璧な空間を目指しすぎると、どうしても飽きてしまう可能性があります。 定期的に見直しを行い、自分らしいアレンジを加えていくことで、長く愛せる空間を育んでいくことができます。

具体的な実践例:グレーを基調としたシンプルインテリア

例えば、ベースカラーをグレーに決め、白や黒などのモノトーンカラーでアクセントを加えることで、洗練されたシンプルインテリアを実現できます。 グレーは、落ち着きがありながらも、様々なスタイルに合わせやすい万能カラーです。

  • 壁:グレーのペイントまたはグレーの壁紙
  • 床:ライトグレーのフローリングまたはグレーのタイル
  • 家具:白または黒のシンプルなデザインの家具
  • 小物:グレー、白、黒を基調としたクッション、ブランケット、アート作品など
  • 照明:間接照明を効果的に使用し、温かみのある空間を作る

このベースに、季節ごとにクッションカバーやラグの色を変えたり、グリーンを配置したりすることで、簡単に雰囲気を変えることができます。

まとめ:シンプルインテリアで長く愛せる空間を

インテリアに飽きてしまうのは、決してあなただけではありません。 大切なのは、飽きの原因を分析し、ベースとなるシンプルなスタイルを確立することです。 そして、小物やファブリックを使って、変化を楽しむことで、長く愛せる空間を作ることができます。 焦らず、じっくりと時間をかけて、自分らしいインテリアを育んでいきましょう。

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