インコを飼う前に知っておきたいこと!準備から飼育環境まで徹底解説

インコを飼ってる人の質問です。友達がインコを飼っていて私も買おうと思っているんですが・・・いまいち分かっていません(笑) ①今から買うなら大人ですか?雛からですか? ②雛だと買う時にいろいろと買わなければなりませんか?? ③犬がいるのですが大丈夫ですか?? ④熱い部屋はだめですよね(笑) ⑤買う時になにが必要ですか?? ⑥大人から買った場合すぐになつきますか?? いっぱい質問してすみません(汗) よかったら答えてくださいm(_ _)m 補足 いまからの時期だと雛は暑さで弱ったり死んじゃったりしやすいですかね??

インコを迎える準備:雛と大人のどちらを選ぶ?

インコを飼うことを検討されているとのこと、楽しみですね!まずは、雛と大人のどちらを選ぶかという重要な点から見ていきましょう。結論から言うと、経験がない方であれば、ある程度成長した若い成鳥(幼鳥)をお迎えすることをおすすめします

  • 雛の場合:世話が大変です。雛は、ほぼ一日中お世話が必要です。温度管理、給餌、排泄処理など、かなりの時間と労力を要します。初めて飼う方にとっては、その負担は想像以上に大きいかもしれません。特に、夏場は暑さ対策が非常に重要で、適切な温度管理を怠ると、脱水症状や死亡リスクが高まります。質問者さんの補足にある通り、夏の暑さは雛にとって大きな脅威となります。
  • 若い成鳥(幼鳥)の場合:ある程度の自立能力があり、世話が比較的容易です。雛に比べて、自分で餌を食べ、排泄も自分で行います。また、既に性格や健康状態もある程度把握できます。手乗りになるまでの期間も、雛に比べて短縮できる可能性が高いです。
  • 大人のインコの場合:既に性格が固まっているため、人懐っこくない可能性があります。また、前の飼い主さんの飼育環境や性格によって、新しい環境に馴染むまでに時間がかかる場合があります。

初めてインコを飼うのであれば、ある程度成長した幼鳥を選ぶことで、飼育の負担を軽減し、よりスムーズにインコとの生活を始めることができるでしょう

雛を飼う場合に必要なもの

もし雛をお迎えする場合は、以下の準備が必要です。

  • ケージ:適切な大きさのケージを選びましょう。インコの種類や大きさに合わせて、十分な広さがあるものを選びましょう。ケージの素材は、安全性に配慮したものを選びましょう。
  • 餌:雛用の餌が必要です。ペレットやシードなど、栄養バランスの良いものを選びましょう。専門店でアドバイスを受けることをおすすめします。
  • 水入れ:清潔な水を常に用意しましょう。水入れの種類は様々ですが、インコが簡単に水を飲めるものを選びましょう。
  • 保温器具:特に夏場以外、雛には保温が必要です。ヒーターや保温電球など、適切な保温器具を用意しましょう。温度計で温度を管理することが大切です。
  • 止まり木:インコが自由に動き回れるように、複数の止まり木を用意しましょう。太さや材質のバリエーションがあると、足の健康にも繋がります。
  • おもちゃ:インコが楽しく過ごせるように、様々な種類のおもちゃを用意しましょう。安全で、インコが興味を持つものを選びましょう。
  • その他:餌入れ、掃除用品、新聞紙など、その他必要なものも準備しましょう。

犬との同居について

犬とインコの同居は、非常に注意が必要です。犬種や性格、インコとの相性によって大きく変わりますが、犬がインコを襲ってしまう可能性は常にあります。犬がインコに興味を示さないように、ケージを犬が届かない場所に設置し、常に犬の様子を監視することが重要です。犬とインコを一緒に遊ばせることは絶対に避けてください

もし、犬がインコに近づこうとしたり、威嚇したりする場合は、すぐに犬を別の部屋に移動させましょう。犬とインコの同居は、飼い主さんの細心の注意と管理が不可欠です。

飼育環境:温度と湿度

インコにとって、温度と湿度は非常に重要です。高温多湿はインコにとってストレスとなり、病気の原因にもなります。特に夏場は、直射日光を避け、風通しの良い場所にケージを設置しましょう。エアコンや扇風機などを活用して、適切な温度を保つように心がけましょう。理想的な室温は20~25℃程度です。

インコ購入に必要なもの

インコを購入する際に必要なものは、上記で述べた雛に必要なものに加え、以下のものも必要です。

  • ケージカバー:夜間や、インコが落ち着きたい時に使用します。ケージ全体を覆うタイプや、一部を覆うタイプなど、様々な種類があります。
  • 砂:ケージの底に敷く砂です。清潔さを保つために、定期的に交換しましょう。
  • バードバス:インコが水浴びをするための容器です。

大人から買った場合の馴化

大人からインコを購入した場合、すぐに懐くとは限りません。個体差が大きく、馴化には時間と根気が必要です。焦らず、毎日優しく接することで、徐々に信頼関係を築いていくことができます。無理強いせず、インコ自身のペースを尊重することが大切です。信頼関係が築ければ、手乗りになる可能性も十分あります。

専門家のアドバイス

動物病院の獣医師や、ペットショップの店員など、専門家に相談することで、より適切なアドバイスを受けることができます。特に、インコの種類や飼育方法、病気の予防など、専門家の知識は非常に役立ちます。不安なことがあれば、すぐに相談しましょう

まとめ

インコを飼うことは、責任と愛情が求められる行為です。準備をしっかり行い、適切な飼育環境を整えることで、インコとの幸せな生活を送ることができます。この記事が、インコとの生活を始める上での参考になれば幸いです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)