インコの突然死とインテリア:壁紙、おもちゃ、そして安全な飼育環境

約2才の雌のインコが突然死してしまいました。死んでしまった理由が分かりません。昨日は元気に飛び回ったりキャベツなどの野菜もよく食べていました。似たような質問をしている方のを見て気になる回答がありました「たまに壁紙をかじってしまう子がいますが大変危険ですと医者に言われました。」という回答をしているのを見つけました。たまに姿が見えないなと思い少し部屋を見渡すとエアコンの上に乗っててそのたびにおろしていました。そして死後エアコンの上(下からじゃ見えない所)を見てみると壁紙がはがれていました。しかし死んでいるのを発見したときにインコの玩具(引っ掛けてある奴)も一緒に落ちていてペットショップに売っていたいかの甲(?)見たいなものがぼろぼろになりそれをはずしたときに残る金具もつけっぱなしでした(またつけるため)もしかしたら夜中に玩具から落ちて金具に急所をぶつけて死んでしまったのかも知れません。しかし外傷はなしです。どう思いますか?

インコの突然死:原因の特定は難しい

突然のインコの死は、飼い主さんにとって大きな悲しみです。原因を特定することは、非常に困難な場合が多いです。ご質問にあるように、壁紙のかじり癖、おもちゃからの転落、そして目に見えない内臓損傷の可能性など、様々な要因が考えられます。しかし、ご心配されているように、外傷がない場合、原因を断定することは獣医師でも難しい場合があります。

可能性1:壁紙の摂取による中毒

壁紙の摂取による中毒は、インコにとって深刻な危険です。壁紙の中には、インコにとって有害な物質が含まれている可能性があります。特に古い壁紙や、鉛などの有害物質を含む壁紙は、摂取すると中毒症状を引き起こし、最悪の場合、死に至ることもあります。 エアコンの上で壁紙を剥がしていたという状況から、この可能性は否定できません。獣医師に詳しい状況を説明し、壁紙のサンプルを提出することで、中毒の可能性を調べてもらうことをお勧めします。

壁紙の安全性とインテリア選び

インコを飼う際には、安全な壁紙を選ぶことが非常に重要です。ペット用の安全な壁紙を選ぶか、あるいはインコが到達できない場所に壁紙を張るなどの対策が必要です。 具体的には、以下の点に注意しましょう。

  • 無毒性の壁紙を選ぶ:ペットに安全な壁紙であることを確認しましょう。成分表示を確認し、有害物質が含まれていないかを確認することが重要です。最近では、ペットに安全な壁紙の種類も増えています。
  • インコが到達できない場所に壁紙を張る:高い位置や、インコが登れない場所に壁紙を張ることで、壁紙を食べるリスクを減らすことができます。ケージの周囲や、インコがよくとまる場所の壁紙は特に注意が必要です。
  • 定期的な点検:壁紙に剥がれや破損がないか、定期的に点検しましょう。小さな剥がれでも、インコがそれを食べてしまう可能性があります。

可能性2:おもちゃからの転落による内傷

おもちゃからの転落も、インコが死亡する原因の一つとなり得ます。特に、金具が露出しているおもちゃは、インコが転落した際に、内臓を損傷する可能性があります。外傷が見られない場合でも、内部出血や臓器破裂などの内傷が原因の可能性があります。

安全なおもちゃ選びと設置方法

インコのおもちゃを選ぶ際には、安全性に配慮することが大切です。

  • 素材の安全性:自然素材でできているおもちゃを選び、有害な塗料や接着剤が使われていないかを確認しましょう。
  • 金具の処理:金具が露出しているおもちゃは避けるか、金具を覆うなどの工夫が必要です。鋭利な部分がないか、しっかりと確認しましょう。
  • 適切な設置場所:おもちゃは、インコが安全に遊べる場所に設置しましょう。高い位置に設置する場合は、転落防止策を講じることが重要です。
  • 定期的な点検:おもちゃに破損がないか、定期的に点検しましょう。破損したおもちゃは、すぐに交換しましょう。

可能性3:その他の原因

上記以外にも、様々な原因が考えられます。

  • 病気:インコは、様々な病気にかかる可能性があります。病気の初期症状は、目に見えない場合も多く、突然死につながることもあります。
  • 遺伝的な疾患:先天的な疾患により、突然死する可能性も考えられます。
  • ストレス:環境の変化や、飼い主との関係性の悪化などによるストレスも、健康に悪影響を与えます。

獣医師への相談

残念ながら、ご自宅で原因を特定することは難しいでしょう。獣医師に解剖を依頼し、死因を特定することを強くお勧めします。 解剖の結果、原因が特定できれば、今後のインコの飼育に役立つ情報が得られる可能性があります。

インテリアとインコの安全性の両立

インコを安全に飼育するためには、インテリア選びにも配慮が必要です。 安全な素材を選び、インコが危険な場所にアクセスできないように工夫することが大切です。

まとめ

インコの突然死は、飼い主さんにとって大きなショックです。原因を特定することは難しい場合もありますが、獣医師への相談、安全な環境づくりを心がけることで、愛鳥の健康を守ることができます。 今回の経験を活かし、より安全で快適な環境を整えて、次の愛鳥との生活に臨んでください。

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