インコの噛み癖と効果的な対処法:安心安全なコミュニケーションを目指して

インコの噛み癖と対処法について 今までも、何度か噛み癖について質問いただき、自分なりに対処しているのですが それが果たして正しい方法なのか?がわからなくなってしまっているので、再度質問をさせてください 今のうちの子の慣れ具合?は、指に乗った状態でも普通にご飯を手から食べてくれる、ケージの外から名前を呼ぶとこっちに駆け寄ってくる、顔を近づけると唇を軽くつついてキスのようなことをしてくれる、といった感じです 使っているケージは、少し大きめで前面の扉はガバッと開いて 開いたところにT字型の止まり木があり、ケージ上部も前半分がガバッと開くタイプです 指に乗せようとするときは上の部分を開けて名前を呼びながら指をゆっくり近づけていくという方法をとっています。 この時に嫌がらずに乗ってくる時と、手を近づけた段階で「キキッ」と警告音のような鳴き方をして、指を噛んでくるときがあります そこで指を引っ込めてしまうと、警告音を出せば指がこないと学習してしまうと思い、やさしく名前を呼びながら、ゆっくりと指を近づけて自分から乗ってくるようにしています(その時に多少噛まれようと指はそのままの位置にしているので、噛みながらも乗ってはきています) また、指に乗っているときに頬をかいてあげようとするのですが、たまに自分で頬を向けて顔を膨らませて気持ちよさそうにかかせてくれるときもあるのですが、大体は顔をずらして避けるか指に噛み付いてくるかです。 この時の対処法は、噛まれた直後に声を出さずにインコにフッと息を吹きかけるようにしています。 指に乗っているときの態度は、自室(普段ケージの置いてある部屋)とその他の部屋で、違ってくるようで 自室では頬をかいてあげようとすると、噛み付くことが多々ありますが、他の部屋ではかかせてくれる確立もかなり高いですし、 かかせてくれないときも避けるだけで噛み付きはしてこないです。 これは、縄張り意識がそうさせているのでしょうか?もし、自室ではカキカキ行為はしないほうがよいのであれば、他の部屋に連れて行ってかいてあげようと思っています。 自分なりの、コミュニケーションの取り方としては素直に指に乗ったときはおおげさにほめてあげて、粟穂を手から食べさせるようにしています また、ケージの外から名前を呼んで駆け寄ってきたときも粟穂を食べさせています 非常に長くなってしまいましたが、対処法で間違っている事等ありましたら、ご指導をお願い致します。

インコの噛み癖の原因を探る

インコが噛む行動は、単なるいたずらではなく、様々な原因が考えられます。 質問者様のお子さんのインコは、既に手乗りでコミュニケーションを取れている段階であるため、噛み癖の原因を特定し、適切な対処法を見つけることが重要です。

1. 恐怖や不安

新しい環境や人、物への恐怖や不安から、防衛本能として噛むことがあります。特に、指に乗せようとする際に警告音と共に噛むのは、この可能性が高いです。

2. 遊び

幼いインコは、噛むことで遊び、探索行動を行います。 指を噛む行為が遊びの一環として捉えられている可能性も考えられます。

3. 痛みや病気

噛む行動は、身体の不調を訴えるサインの場合もあります。 ケガや病気、体調不良によって痛みを感じていると、触れられることに対して拒否反応を示すことがあります。

4. 縄張り意識

自室と他の部屋でインコの様子が異なるのは、縄張り意識が影響している可能性が高いです。自室はインコにとって安全で安心できる場所であり、その縄張りに侵入しようとする行為(頬を掻こうとするなど)に対して、防衛反応として噛むことがあります。

5. 要求行動

噛むことで、おやつや注意を引きたいという要求行動を示している可能性もあります。粟穂を与えている行為は、この可能性を高めているかもしれません。

効果的な噛み癖の対処法

インコの噛み癖への対処法は、原因を特定することが重要です。 以下に、具体的な対処法と、質問者様の状況に合わせたアドバイスを提示します。

1. 恐怖や不安への対処

* ゆっくりとした時間をかけて信頼関係を築く:焦らず、インコ自身のペースでコミュニケーションを取ることが大切です。 無理強いせず、インコが自ら近づいてくるのを待ちましょう。
* 安全な空間の確保:ケージ内はインコにとって安全な空間であることを確認しましょう。十分な広さ、隠れ家、止まり木などを用意し、安心できる環境を整えてあげましょう。
* 恐怖の対象を特定し、徐々にならす:もし特定の物や音に恐怖を示すようであれば、徐々に慣れさせていく必要があります。 遠くに置いて徐々に近づけたり、小さな音から徐々に音量を上げていくなど、段階的に行いましょう。

2. 遊びとしての噛み癖への対処

* 噛むおもちゃを提供する:安全で丈夫な噛むおもちゃを複数用意し、インコが噛む対象を指からおもちゃに切り替えるように誘導しましょう。
* 噛んだ時の反応を一定にする:噛まれた際に、毎回同じ反応をすることで、インコは学習します。 例えば、軽く「チッ」と音を出す、または無視するなど、一貫した反応を心がけましょう。 質問者様の「フッと息を吹きかける」という方法は、インコによっては効果がない場合もあります。
* 遊びの時間と休息時間を明確にする:インコにも遊びの時間と休息時間が必要です。 遊び過ぎると興奮状態になり、噛み癖が悪化する可能性があります。

3. 縄張り意識への対処

* 自室以外でコミュニケーションを取る:自室以外でコミュニケーションを取る時間を増やし、インコが安心できる場所を複数作ることで、縄張り意識を軽減できます。
* ケージの位置を変える:ケージの位置を変えることで、インコの視界や環境を変えることができます。
* 落ち着ける場所を作る:ケージの中に、インコが落ち着いて休める隠れ家などを設置しましょう。

4. 要求行動への対処

* おやつを与えすぎない:噛んだ時にすぐに粟穂を与えるのは、噛む行動=ご褒美という学習をさせてしまう可能性があります。 おやつは、良い行動をした時のみ与えましょう。
* 他のご褒美を見つける:粟穂以外に、インコが喜ぶご褒美を探してみましょう。 例えば、お気に入りの玩具で遊ぶ時間、頭や体を撫でてもらう時間などです。

5. 指への乗せ方

指に乗せるときは、無理強いせず、インコが自ら乗ってくるのを待ちましょう。 乗ってこなかった場合は、その日のトレーニングは終了とします。 無理やり乗せようとすると、恐怖や不安を与え、噛み癖が悪化することがあります。

専門家の意見

鳥類専門の獣医やトリマーに相談することも有効です。 身体的な問題がないかを確認してもらうとともに、より具体的なアドバイスを受けることができます。 特に、噛み癖が改善しない場合や、他の異常行動が見られる場合は、専門家への相談をおすすめします。

まとめ

インコの噛み癖は、様々な原因が考えられます。 原因を特定し、適切な対処法を行うことで、インコとのより良い関係を築くことができます。 焦らず、ゆっくりと時間をかけて、信頼関係を築いていきましょう。 そして、インコの様子をよく観察し、必要に応じて専門家の意見を聞きながら、適切な対応を心がけてください。

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