インコのかみ癖と、安心安全な放鳥環境の作り方

子桜インコ、噛み癖について ♂♀2匹のインコを5~6年ほど飼っています。今年から中学三年生です。 ♂はいい子なのですが、♀のインコが飼って1年したくらいから噛み癖がひどく 注意しても血が出る程噛まれます。なので、ここ数年はほとんど放鳥していませんでした。 でも、先々月位からやっぱりそれはかわいそうだと思って、家族は反対していたので私の部屋で放鳥することに決め 週に一回30分~1時間放鳥しています。 ほとんど2匹で遊んでいるのですが、手を近くに置いたり(乱暴にとかじゃないです。♂の子は甘噛みします)、 首などに止まると近くの肌を噛みます。 インターネットで噛み癖について調べ、いろいろ試したのですがよくなるどころか余計強くなっている気がします。 やってみたのは ・噛まれたらふーっと息をふきかける(普通に噛んできました) ・嫌がってるように見せないように身動きせず我慢する(肌が見えれば噛まれます。止めませんでした) ・「めっ」と大きい声を出してみる(一瞬びっくりしますが、そのあと膨れてすごく噛まれます) などです。 毎週噛まれ続けて傷だらけです。インコは人の事を怖がっているような気がします。 最近は自分の身体も噛み始めているみたいで、首の下あたりの羽がほとんどなくなっています。 質問は3つです。 ・病院に連れて行った方がいいですよね? ・何をしたら噛み癖が無くなると思いますか? ・そのほか何かアドバイスあればお願いします。 長文・文章ぐだぐだですみません。回答よろしくお願いします。何かあれば追記します。

1. 病院への受診は必要?

はい、まず獣医への受診をおすすめします。 噛み癖の原因は様々で、病気や怪我、ストレス、栄養不足などが考えられます。 特に、羽が抜けているとのことですので、皮膚病や寄生虫の有無を検査してもらうことが重要です。 獣医さんはインコの様子を観察し、適切な診断と治療、そして噛み癖への対処法についてアドバイスをしてくれます。 自己判断で治療を始めるのではなく、専門家の意見を聞くことが大切です。

2. 噛み癖を改善するための具体的な方法

インコのかみ癖改善には、根気と時間、そして適切な理解が必要です。 これまでの方法が効果がないのは、インコの気持ちや行動を十分に理解できていない可能性があります。 以下に、具体的な改善策をステップごとに説明します。

2-1. 環境の見直しと安全確保

* ケージの広さ: ケージが狭すぎるとストレスが溜まり、噛み癖が悪化することがあります。 十分な広さ、止まり木、おもちゃなどを用意しましょう。 ケージ内を緑色系のインテリアで統一し、落ち着ける空間を作るのも効果的です。
* 安全な場所の確保: インコが安心して過ごせる場所が必要です。 ケージの中に、隠れ家となる小部屋や布などを設置しましょう。
* 清潔な環境: ケージや周辺は常に清潔に保ちましょう。 糞や食べ残しはこまめに掃除し、定期的にケージ全体を消毒します。

2-2. 適切なコミュニケーション

* 強制しない: インコに無理強いせず、ゆっくりと信頼関係を築くことが大切です。 放鳥時間は徐々に増やし、インコがリラックスできるペースで進めましょう。
* ポジティブな強化: 良い行動にはご褒美を与えましょう。 おやつや言葉の褒め言葉で、良い行動を強化します。 噛まない時は優しく撫でたり、お気に入りの言葉をかけたりすることで、インコは「噛まなければ良いことがある」と学習します。
* ネガティブな強化は避ける: 「フーッ」と息を吹きかけたり、大きな声を出したりする方法は、インコを恐怖に陥れ、かえって攻撃性を高める可能性があります。 決して罰を与えないようにしましょう。
* ボディランゲージの理解: インコが警戒しているサイン(瞳孔が開く、羽を膨らませるなど)を見逃さないようにしましょう。 サインが出たら、すぐに距離を取り、落ち着くまで待ちましょう。

2-3. おもちゃの提供

* 多様な玩具: 噛むための玩具を豊富に与えましょう。 木製の玩具、麻縄、紙製の玩具など、様々な素材の玩具を用意することで、インコは自分の好きな玩具を見つけることができます。 定期的に新しい玩具を追加することで、飽きさせない工夫も大切です。 玩具の色も考慮し、緑色系の玩具を多く入れることで、落ち着きを与えられる可能性があります。
* 玩具の配置: 玩具はケージ内の様々な場所に配置し、インコが自由に探索できるようにしましょう。

2-4. 栄養バランス

* 適切な食事: 栄養バランスの取れた食事を与えましょう。 ペレット、種子、野菜、果物などを適切な量で与えることが重要です。 栄養不足は、インコの行動に悪影響を及ぼす可能性があります。

2-5. 専門家への相談

獣医以外にも、動物行動学の専門家に相談することも有効です。 専門家は、インコのかみ癖の原因を特定し、より効果的な解決策を提案してくれます。

3. その他のアドバイス

* 日々の記録: インコの様子(噛む頻度、時間帯、状況など)を記録することで、噛み癖の原因を特定しやすくなります。
* 家族との連携: 家族全員が同じ方法でインコと接することが大切です。 家族でルールを決め、協力してインコと接しましょう。
* 忍耐と愛情: 噛み癖の改善には、時間と忍耐が必要です。 インコへの愛情を忘れず、根気強く接することで、必ず改善が見られます。

まとめ

インコのかみ癖は、病気やストレスなど様々な原因が考えられます。 獣医への受診と、環境の見直し、適切なコミュニケーション、そして根気強い努力によって、改善が見込めます。 焦らず、インコとの信頼関係を築くことを第一に考え、ゆっくりと進めていきましょう。 緑色のインテリアを取り入れることで、インコの落ち着きを促す効果も期待できます。

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