インコが飛ぼうとする!手乗りインコ育成の悩みと解決策

インコを飼っています。雛のころから育てて、手乗りインコにしようと思っていました。 今生後1ヶ月です。 昨日までは手に乗って部屋を歩き回っても飛ばなかったのですが、今日はなぜか飛ぼうとします。(ケージの中に手を入れると手には乗ります) なぜでしょうか? どうすればまた手に乗ったまま遊んでくれるようになりますか? 補足 飛んだことはあります。でも、手に戻ってきてくれたことは無いです。

生後1ヶ月のインコ、飛ぶようになった理由

生後1ヶ月のインコが飛ぼうとするようになったのは、発育による自然な行動です。雛のうちは飛ぶことができませんが、生後1ヶ月頃になると羽根が成長し、飛ぶ能力が身についてきます。昨日まで飛ぼうとしなかったのは、まだ飛ぶ自信がなかったか、体力的に飛ぶ準備が整っていなかった可能性があります。今日飛ぼうとするようになったのは、体が飛べる状態になったことを意味します。これは、成長の証であり、決して悪いことではありません。

インコが飛ぶようになった時の対処法

インコが飛ぶようになったからといって、すぐに手乗りではなくなるわけではありません。しかし、今までとは異なる対応が必要になります。以下に、具体的な対処法を説明します。

安全な環境づくりが最重要

まず、インコにとって安全な環境を作ることが大切です。

  • 窓やドアを閉める:インコが外に飛び出してしまうのを防ぎます。網戸も、インコが網戸を破って脱出する可能性があるので、注意が必要です。
  • 危険なものを片付ける:コード類、小さな家具、有毒な植物など、インコが触れてはいけないものを部屋から片付けましょう。高い場所から落下する危険性も考慮し、安全な場所にケージを設置しましょう。
  • 広い空間での放鳥は避ける:最初は、ケージの周囲など、狭い範囲での放鳥に留めましょう。広い部屋で放鳥すると、インコが迷子になったり、危険な場所に近づいたりする可能性があります。

呼び戻しトレーニング

インコが飛べるようになったら、呼び戻しトレーニングを始めましょう。

  • お気に入りのご褒美を用意する:インコが大好きなひまわりの種や、おやつを用意しましょう。これを呼び戻しの報酬として使います。
  • 「〇〇(インコの名前)おいで!」と呼ぶ:インコが近くにいる時に、優しく呼びかけます。インコが近づいてきたら、すぐにご褒美を与えましょう。
  • 成功体験を積み重ねる:最初はすぐにうまくいかないかもしれませんが、根気強く続けましょう。インコが成功体験を積むことで、呼び戻しに慣れてきます。
  • ホイッスルを使う:インコは高い音によく反応します。ホイッスルを使って呼び戻すのも効果的です。ただし、音の大きさに注意しましょう。

ケージの環境を見直す

ケージ内が快適でなければ、インコは外に出たがります。

  • 清潔さを保つ:ケージは毎日掃除し、清潔に保ちましょう。糞や食べ残しはすぐに片付けます。
  • おもちゃを用意する:インコが遊べるおもちゃを用意しましょう。飽きさせない工夫が大切です。色々な種類のおもちゃを用意して、定期的に交換しましょう。
  • 適切な休憩場所を作る:インコが安心して休める場所を用意しましょう。小さめの布や、木の枝などをケージの中に設置すると良いでしょう。
  • ケージの位置を見直す:ケージの位置が、インコにとってストレスになる可能性があります。人通りの少ない静かな場所にケージを移動してみましょう。

専門家の視点:獣医師への相談

もし、上記の方法を試しても改善が見られない場合、またはインコの様子がおかしい場合は、獣医師に相談しましょう。病気やケガの可能性もあります。早期発見・早期治療が大切です。

インテリアとの調和:インコと暮らす空間づくり

インコと安全に暮らすためには、インテリアにも配慮が必要です。

  • 鳥かごの設置場所:鳥かごは、直射日光が当たらない、風通しの良い場所に設置しましょう。また、高い場所から落下する危険がないように、安定した場所に設置することが大切です。床に置く場合は、インコが飛び降りた際にケガをしないように、柔らかいマットなどを敷きましょう。
  • 色の選択:インコは鮮やかな色に敏感です。刺激の少ない、落ち着いた色のインテリアを選ぶと、インコがリラックスできます。例えば、緑色ベージュなどの自然な色は、インコにも飼い主にも優しい空間を作ります。
  • 素材の選択:インコが口にしても安全な素材を選びましょう。天然木や無毒の塗料を使った家具がおすすめです。また、インコが噛み砕いてしまう可能性のあるものには、注意が必要です。

例えば、リビングに緑色のクッションや、ベージュのカーテンを取り入れることで、自然で落ち着いた空間を作り、インコもリラックスできる環境を作ることができます。

まとめ

インコが飛ぶようになったことは、成長の証です。安全な環境を整え、呼び戻しトレーニングを行うことで、再び手乗りインコとして一緒に遊ぶことができます。焦らず、根気強く、インコとの信頼関係を築いていきましょう。それでも不安な場合は、獣医師に相談することをお勧めします。 インテリアにも配慮することで、インコと飼い主、両方が快適に過ごせる空間を創り出しましょう。

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