インコが落下後、よろめく・羽を開く…その原因と対処法

鳥を飼っている方に質問します。私のインコは、ずいぶん前に部屋で放していたら、カーテンの裏で遊んでいて、そのまま下の硬いところに落ちてしまいました。それから10秒くらいして、よろついてきて倒れこんで羽を開いたままバタバタして、しばらくそのままでした。しばらく経つと、普通に戻ります。でも、疲れてしまってその後は静かにしています。このような症状はなぜなんでしょうか?落ちたときに頭をうったからなのか、羽がおかしいのか・・・それから何度か部屋で放しましたが、どこかにぶつかっていなくても同じ症状が度々あり、今ではもう全く出していません。獣医に連れて行っても、ストレスが溜まってしまうと思うし、無理やり捕まえてまたなってもかわいそうなので連れて行ってません。とても可愛がっているので、心配でかわいそうで。同じような症状があったという方や、詳しい方回答お願いします。

インコの落下とその後遺症:原因の特定と対処法

愛鳥のインコが落下後によろめいたり、羽を広げてバタバタしたりする様子は、飼い主さんにとって非常に心配な出来事ですよね。 落下時の衝撃による外傷や、それとは別の原因が考えられます。 獣医への受診をためらわれているとのことですが、愛鳥の健康を守るためにも、まずは可能性を一つずつ検討し、適切な対応を検討していきましょう。

1. 落下による外傷の可能性

インコが落下した際に、頭部や体幹を強く打った可能性があります。 一見、症状が治まったように見えても、内出血や脳震盪などの可能性を完全に否定することはできません。 特に、落下後も症状が繰り返し出現する場合は、深刻な問題を抱えている可能性が高いです。 軽微な外傷であれば、安静にしていれば回復することもありますが、症状が続く場合は、獣医への受診が不可欠です。

2. ストレスや病気の可能性

落下以外にも、インコがよろめいたり、羽を広げてバタバタする原因は様々です。

  • ストレス:新しい環境の変化、飼い主さんの不在、他の鳥とのトラブルなど、様々なストレスが原因でこのような症状が現れることがあります。 普段から十分なコミュニケーションを取り、安全で快適な環境を提供することが重要です。
  • 病気:内臓疾患や神経系の病気、感染症など、様々な病気が原因でこのような症状が現れる可能性があります。 食欲不振、羽毛の乱れ、呼吸困難などの他の症状を伴う場合は、特に注意が必要です。
  • 栄養不足:適切な栄養が不足している場合も、インコは健康を維持できず、このような症状が現れる可能性があります。 バランスの良い食事を与えているか、見直してみましょう。
  • 老化:高齢のインコは、平衡感覚が衰えたり、筋肉が弱ったりすることで、よろめきやすくなります。

3. 獣医への受診:早期発見が重要

獣医への受診をためらわれている気持ちはよく分かります。 しかし、愛鳥の健康を守るためには、獣医の診察を受けることが最も重要です。 ストレスによる影響を心配されているとのことですが、適切な処置を受ければ、ストレスは最小限に抑えることが可能です。 獣医は、症状の原因を特定し、適切な治療法を提案してくれます。 早期発見・早期治療が、愛鳥の健康を維持するために不可欠です。

4. 部屋環境の見直しと安全対策

インコが安全に過ごせるよう、部屋環境の見直しと安全対策を行いましょう。

  • 高い場所からの落下防止:カーテンレールや高い棚など、インコが飛び降りてしまう可能性のある場所には、注意が必要です。 安全な場所に止まり木を設置したり、ケージを適切な高さに設置したりすることで、落下を防ぎましょう。
  • 危険物の除去:電気コードや小さな部品、有毒な植物など、インコにとって危険なものは、すべて手の届かない場所に片付けましょう。
  • ケージの清掃:ケージ内は清潔に保ち、定期的に清掃を行いましょう。 清潔な環境は、インコの健康維持に不可欠です。
  • ストレス軽減:静かな場所でケージを設置し、騒音や振動を避けるようにしましょう。 また、十分な睡眠時間を確保することも重要です。

5. 専門家への相談

鳥類に詳しい獣医や、経験豊富な鳥専門のブリーダーに相談することも有効です。 彼らは、あなたのインコの状態を詳しく診察し、適切なアドバイスをしてくれるでしょう。 インターネットの情報だけでは判断できないケースも多いため、専門家の意見を参考にすることをおすすめします。

インテリアとインコの安全な共存

インコを飼う上で、インテリアとの調和も大切です。 安全性を確保しながら、素敵な空間を演出する方法を考えましょう。

安全なインテリア選び

  • 自然素材:木や竹、麻などの自然素材を使ったインテリアは、インコにとっても安全で安心できる空間を作ります。 ただし、塗装されている場合は、安全な塗料を使用しているか確認しましょう。
  • 無毒の素材:プラスチックや金属製のインテリアを使用する場合は、無毒の素材であることを確認しましょう。 噛み砕いてしまう可能性があるため、特に注意が必要です。
  • 尖ったものの回避:尖った家具や装飾品は、インコが怪我をする可能性があるため、避けるべきです。 丸みのある家具を選ぶと安全です。

インコのための空間づくり

  • 止まり木:様々な高さに止まり木を設置することで、インコが自由に動き回れる空間を作ることができます。 自然木の止まり木は、インコの足にも優しく、健康維持にも役立ちます。
  • 遊び場:インコが遊べるおもちゃや、安全な場所を用意しましょう。 これにより、ストレス軽減にも繋がります。
  • 隠れ家:インコが落ち着いて休める隠れ家を用意することで、安心感を高めることができます。 小さな小屋や、布製のカバーなどを使用できます。

まとめ

インコが落下後に異常な行動を示す場合、軽視せずに獣医への受診を検討しましょう。 早期発見・早期治療が、愛鳥の健康を守る上で非常に重要です。 同時に、安全な部屋環境を整えることで、愛鳥との安全で幸せな生活を実現しましょう。 インテリア選びにも注意を払い、インコにとって安全で快適な空間づくりを目指しましょう。

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