はじめまして。３羽のオカメ、コザクラインコ&文鳥と暮らしている者です。今回、相談させて頂きたいのはこのインコたちが放鳥するとケージに戻りたがらないことについてです。以前は手で抱えてケージに戻すようにしていたのですが、これではいけないと思い、些細ながらもあの手この手で自主的にケージに戻って貰おうと毎日奮闘しています。けれど中々と上手くいきません。ケージに戻らないといけないことに勘づくと、意地でも入るものかと手が届かないように背中にまわったりして首筋付近をうろちょろうろちょろします。特に困るのはオカメで、手を伸ばそうものならものすごい勢いで怒り散らすのです。何かいい手段はないでしょうか？どうかご意見賜りたいです。補足オカメを飼う友人がこのことが原因で手を嫌うようになったと聞きました。それを聞いて何とか嫌われない方法はないかと思った次第です。
Contents
インコがケージに戻らない原因を探る
インコがケージに戻りたがらない理由は様々です。単に遊び足りない、もっと一緒にいたいという気持ちから、ケージ内が快適でない、怖い経験をしたなど、鳥の個性や環境によって異なります。 今回のケースでは、オカメが特に強く抵抗し、手を嫌がるようになっている点が懸念されます。これは、無理やりケージに戻そうとした経験がトラウマになっている可能性が高いです。
考えられる原因
- ケージ内環境の不備： ケージが狭すぎる、清潔でない、おもちゃが少ない、餌や水が少ないなど、インコが快適に過ごせない環境は、ケージに戻ることを嫌がる原因となります。
- 放鳥時間の不足： 十分な放鳥時間が確保されていないと、インコはストレスを感じ、ケージに戻ることを拒否する可能性があります。
- ネガティブな経験： 過去に無理やりケージに戻されたり、怖い思いをしたりした経験は、インコにとってケージを「怖い場所」と認識させる原因となります。特にオカメさんの場合、この点が強く影響していると考えられます。
- 病気や怪我： ケージに戻りたがらないのは、病気や怪我をしている可能性も考えられます。普段と様子が違う場合は、獣医への相談も必要です。
- 鳥同士のトラブル： ケージ内での縄張り争いや仲間とのトラブルが原因で、ケージを安全な場所と認識できなくなっている可能性もあります。
インコを優しくケージに戻すための具体的な方法
まずは、インコがケージに戻ることを「楽しいこと」と認識させることが重要です。無理強いせず、優しく、根気強く誘導しましょう。
1. ケージを魅力的な空間に変える
- お気に入りの場所を作る： ケージの中に、インコが好む枝、おもちゃ、隠れ家などを配置し、快適な空間を作ります。特にオカメは隠れ家が好きなので、安全な場所を用意してあげることが重要です。
- 清潔さを保つ： ケージは常に清潔に保ち、糞や食べ残しなどをこまめに掃除しましょう。定期的な消毒も忘れずに行いましょう。
- 新鮮な餌と水： 常に新鮮な餌と水を用意しましょう。お気に入りの餌や、新しいタイプの餌を用意してみるのも効果的です。
2. 誘導方法を変える
- おやつ作戦： ケージの中に、インコの大好物のおやつを入れて、ケージに誘導します。おやつをケージの入り口付近に置いて、徐々に奥に移動させるのも効果的です。この際、無理強いせず、インコが自らケージに入ってくるのを待ちましょう。
- お気に入りの場所へ誘導： ケージ内のお気に入りの場所（隠れ家など）に誘導することで、ケージに入ることを抵抗なく受け入れてもらえる可能性があります。
- 言葉とジェスチャー： 「おいで」「良い子」など、普段から使っている言葉と、優しく手を差し伸べるジェスチャーを組み合わせることで、インコに安心感を与えましょう。焦らず、ゆっくりと行いましょう。
- おもちゃで誘導： インコが大好きなおもちゃをケージに入れて、おもちゃで遊びながらケージに誘導するのも効果的です。
3. 放鳥時間の調整
- 徐々に時間を増やす： 放鳥時間を徐々に増やすことで、インコはケージに戻る必要性を理解しやすくなります。最初は短時間から始め、徐々に時間を長くしていきましょう。
- 決まった時間にする： 放鳥時間を決まった時間にすることで、インコは生活リズムが整い、ケージに戻る時間帯を理解しやすくなります。
4. 専門家への相談
改善が見られない場合は、動物病院や鳥専門のブリーダーなどに相談してみましょう。病気やケージ内の問題、鳥の行動学的な問題など、専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策が見つかる可能性があります。
信頼関係構築が鍵
インコとの信頼関係を築くことが、ケージへのスムーズな誘導に繋がります。日頃から優しく接し、コミュニケーションを大切にすることが重要です。
ネットで買うなら？いろのくにのおすすめインテリア(PR)
信頼関係を築くためのポイント
- 毎日コミュニケーションをとる： 話しかけたり、優しく撫でたりすることで、インコとの絆を深めましょう。
- 安全な空間を確保する： インコが安心して過ごせる空間を確保し、ストレスを軽減しましょう。
- 無理強いしない： インコを無理やり抱いたり、ケージに戻したりしないようにしましょう。信頼関係を壊す原因となります。
- 根気強く接する： 信頼関係を築くには、時間と根気が必要です。焦らず、ゆっくりと時間をかけて接しましょう。
インテリアとインコの快適な空間づくり
インコにとって快適な環境を作ることは、ケージに戻りたがらない問題の解決に繋がります。ケージの設置場所や周辺環境にも配慮しましょう。
ケージの設置場所
- 直射日光を避け、風通しの良い場所： 直射日光や冷暖房の風が直接当たる場所は避けましょう。風通しの良い場所を選び、温度変化が少ない場所に設置することが大切です。
- 高い位置に設置： インコは高い場所が好きなので、ケージは高い位置に設置する方が安心感を与えられます。
- 安全な場所： ケージの周囲には、インコが飛び降りたり、ぶつかったりする危険がないようにしましょう。
インテリアとの調和
- 部屋全体のレイアウト： ケージの設置場所だけでなく、部屋全体のレイアウトもインコにとって安全で快適な空間になるように配慮しましょう。例えば、コード類を隠したり、危険な物を置かないようにするなどです。
- 色の効果： インコは色覚が優れているため、ケージや周辺のインテリアの色にも配慮しましょう。落ち着きのある色を選ぶと、インコがリラックスできる空間を作ることができます。例えば、緑色は自然の色で、リラックス効果があるとされています。今回のケースでは、ケージ周辺に緑色のインテリアを取り入れることで、インコが落ち着きやすくなる可能性があります。
