イタリアでのホームステイ先での盗難事件と今後の対策

イタリアでのホームステイ先で留守中に盗難にあいました。 クローゼットに隠しておいた500ユーロがなくなりました。 こちらができることとしては何があるでしょう? 私は仕事でイタリアにトータル三か月滞在する予定で、現在その二か月目です。 日本の会社から募集があり三か月の仕事を引き受けました。 住まいは日本の会社とイタリアの会社が決めた家にホームステイ。 家賃光熱費等は日本の会社負担です。 そこで、二週間前に200ユーロがなくなりました。 これは棚の上に現金を置いており、外出時は自分の部屋のドアを開けっ放しであったため、 管理も悪かったと思います。 ステイ先の反応は何故なくなったと断言できる? 誰も入るわけがないのにというものでした。 僕の現金だけがなくなり、部屋が荒らされた様子はありません。 ステイ先住民に被害はないそうです。 そして三日前に、今度はクローゼットに隠しておいた500ユーロがなくなりました。 周囲の反応は同じです。 自分で使ったくせに何故なくなったという? こんな感じです。 今回は額が大きいので警察を呼びたいと主張しているのですが、呼んでも解決はしないと呼んでもらえません。 そして自分の部屋に鍵がありません。 鍵を早急につけてもらうのが第一だと思いますが、ステイ先のここまでの反応でこの家にいたくなくなってしまったので、引っ越ししたいのですが、日本の会社が一年契約で借りているので引っ越しはできないといいます。 (僕は三か月の滞在ですが四人が交代で一年) 対策を日本の会社に相談したのですが、返答は三日経っても一切ありません。 これ以上、お金を盗られないための手段。 なくなったお金に対する補償。 今後、あと一か月の任期を現在のステイ先で我慢するか。 質問が絞り切れていませんが、現在海外で孤立した状態で整理できておりません。 どの角度からでもかまわないので、解決に向かう回答お願いします。

現状の整理と緊急の対応

イタリアでのホームステイ先で現金の盗難被害に遭い、非常に辛い状況にあるとのこと、心よりお見舞い申し上げます。まずは、冷静に現状を整理し、緊急の対応を検討しましょう。現在、最も重要なのは安全確保証拠の確保です。

1. 警察への通報

ステイ先が警察への通報を拒否しているとのことですが、盗難被害は警察に届け出るべきです。 たとえ解決に繋がらない可能性があるとしても、被害届を出すことで、今後の対応(例えば、日本の大使館への相談、損害賠償請求など)に役立つ可能性があります。 イタリア語が話せない場合は、日本の大使館や領事館に連絡し、通訳のサポートを依頼しましょう。

2. 証拠の収集

盗難に遭った事実を証明する証拠を集めましょう。

  • 盗難現場の写真・動画撮影:部屋の様子、クローゼットの中、窓やドアの状態などを撮影し、盗難の事実を記録します。
  • 証人確保:もし、同居人や近隣住民に状況を説明できる人がいれば、証言を得ましょう。
  • 領収書・取引明細書:盗難にあった現金の金額を証明できるものがあれば、保管しておきましょう。

3. 部屋への鍵の取り付け

部屋に鍵がないことは重大な問題です。日本の会社に改めて鍵の取り付けを強く要求しましょう。メールだけでなく、電話や書面で正式に要求し、その記録を残しておきましょう。 応じない場合は、日本の会社の上司や人事部などにエスカレーションする必要があります。

日本の会社への対応と今後の対策

日本の会社への対応は、以下の手順で行いましょう。

1. 再度連絡を取り、状況を説明

三日経っても連絡がないとのことですが、改めて状況を詳細に説明するメールを送信しましょう。盗難の事実、警察への通報を希望していること、部屋に鍵がないこと、引っ越しを希望していることなどを明確に記載します。 メールは証拠として残るので、重要な情報です。

2. 書面での回答を求める

メールで回答がない場合は、書面での回答を求めることを検討しましょう。 書面で回答を求めることで、会社の対応をより真剣にさせることができます。

3. 上司や人事部への連絡

担当者からの回答がない場合は、上司や人事部などに直接連絡しましょう。 状況を説明し、適切な対応を求めます。

4. 弁護士への相談

会社の対応が不十分な場合、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、あなたの権利を保護し、適切な対応を助けてくれます。

引っ越しと補償

一年契約の物件であるため、容易に引っ越しできないのは事実です。しかし、安全が確保できない状況では、引っ越しを検討する必要があるかもしれません。

1. 日本の会社との交渉

引っ越しを希望する理由を明確に説明し、早期の引っ越しを交渉しましょう。 安全上の懸念を訴え、他の宿泊施設への変更を提案します。 交渉が難航する場合は、弁護士に相談しましょう。

2. 損害賠償請求

盗難にあった現金の損害賠償を日本の会社に請求しましょう。 会社がホームステイ先を選定し、安全対策が不十分であったことが原因であると主張します。 証拠となる資料を準備し、請求書を提出しましょう。 これも、弁護士に相談しながら進めることをお勧めします。

今後の安全対策

今後の安全対策として、以下の点を徹底しましょう。

1. 現金は持ち歩かない

現金は出来るだけ持ち歩かず、銀行口座やクレジットカードを利用しましょう。 どうしても現金が必要な場合は、安全な場所に保管し、少量ずつ持ち歩くようにします。

2. 貴重品の管理

貴重品は、常に自分の手元に置いておくか、安全な場所に保管しましょう。 ホテルのセーフティボックスなどを利用するのも良いでしょう。

3. 部屋のセキュリティ対策

部屋に鍵がない場合は、すぐに鍵を取り付けさせるよう要求しましょう。 鍵がない状態は、安全上の大きなリスクです。

4. 周囲の人とのコミュニケーション

周囲の人とコミュニケーションを取り、何か異常があればすぐに報告できる体制を築きましょう。

専門家の意見

弁護士や国際関係の専門家などに相談することで、より適切なアドバイスを得られるでしょう。 特に、海外でのトラブル対応に詳しい弁護士に相談することをお勧めします。 日本の領事館や大使館にも相談し、サポートを受けられる可能性があります。

まとめ

今回の事件は、非常に残念な出来事ですが、冷静に対応することで、事態を改善できる可能性があります。 まずは、警察への通報、証拠の収集、日本の会社への連絡を優先し、その後、引っ越しや損害賠償請求などの対応を進めていきましょう。 一人で抱え込まず、周りの人に相談し、サポートを受けながら解決に向けて進んでください。

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