イグアナ飼育に関する疑問を徹底解説!必要な設備から飼育方法まで

イグアナって飼ったらお風呂に入れたり散歩に行かせたりした方がいいんですか? エサは虫以外をあげてもいいんですか? オスの発情期は噛んだりするんですか?その歯は鋸みたいな刃ですか? 飼うにはどんな設備が必要ですか? 出来る限り詳しくお願いします

イグアナの飼育を検討されているんですね!爬虫類の中でも人気の高いイグアナですが、飼育には専門的な知識と準備が必要です。この記事では、イグアナの飼育に関するよくある疑問を徹底的に解説します。お風呂や散歩、餌、発情期、歯、そして必要な設備について、具体的なアドバイスとともに詳しくご紹介します。

イグアナのお風呂と散歩について

イグアナは、脱皮のサポート体温調節のために、適度な湿度と温度管理が重要です。そのため、お風呂に入れることは必ずしも必要ではありませんが、脱皮がうまくいかない場合汚れがひどい場合には、ぬるま湯で優しく洗ってあげましょう。ただし、強制的に入浴させるのはストレスとなるため、イグアナの様子を見ながら行うことが大切です。

散歩については、屋外での散歩は危険です。イグアナは日光浴を必要としますが、直射日光に長時間当てると熱中症になる可能性があります。また、天敵や危険な環境に遭遇するリスクも高まります。室内での散歩は、イグアナが安全に動き回れる広々としたスペースを確保し、常に監視しながら行いましょう。ただし、イグアナは基本的に動きが遅いため、散歩の必要性は低いです。

イグアナの餌について

イグアナの主食は、植物性の餌です。幼少期は昆虫なども与えることがありますが、成長するにつれて、葉野菜、果物、花などを中心とした食事に切り替えていく必要があります。

  • 葉野菜:ケール、ダンディライオンの葉、パセリ、エンドウ豆の葉など
  • 果物:イチゴ、マンゴー、パパイヤなど(少量に留める)
  • 花:ハイビスカス、オオバコなど

虫は補助的な餌として、幼体期に少量与える程度に留めましょう。 成体になると、ほぼ植物性中心の食事に切り替える必要があります。 また、カルシウムとビタミンD3の補給も重要です。市販のサプリメントを利用したり、餌に振りかけて与えましょう。

オスのイグアナの発情期と歯について

オスのイグアナは発情期になると、攻撃的になることがあります。噛みつくこともあるため、注意が必要です。特に、他のオスメスに対しては、威嚇行動や攻撃行動を示す可能性があります。発情期には、ストレスを与えないように、静かな環境で飼育することが重要です。

イグアナの歯は、鋭利な鋸歯状をしています。噛まれると、出血したり、深い傷を負う可能性があります。そのため、素手で触る際は十分に注意し、噛まれた場合はすぐに獣医に相談しましょう。

イグアナ飼育に必要な設備

イグアナを飼育するには、適切な環境を整えることが不可欠です。以下に、必要な設備とポイントをまとめます。

ケージ

イグアナは成長が早く、大型になります。そのため、十分な広さのケージが必要です。ガラスケージや木製ケージなど、イグアナのサイズに合わせたケージを選びましょう。ケージ内には、枝や岩などを配置して、登ったり休んだりできる場所を作ることも重要です。

温度と湿度

イグアナは高温多湿を好みます。ケージ内には、バスキングライトUVBライトを設置して、適切な温度と紫外線を供給する必要があります。温度計と湿度計で、温度と湿度を常に監視しましょう。スポットヒーターも併用することで、温度管理をより正確に行うことができます。

床材

床材には、新聞紙キッチンペーパー爬虫類専用の床材など、掃除がしやすいものがおすすめです。砂や木くずは、誤って食べてしまう可能性があるため、避けるべきです。床材は、定期的に交換し、清潔に保つことが大切です。

給水器

イグアナは、新鮮な水を常に必要とします。大きめの給水器を用意し、毎日水を交換しましょう。また、霧吹きでケージ内に水分を補給することも効果的です。

隠れ家

イグアナは、隠れ家を必要とします。ケージ内に、シェルターなどを配置して、落ち着ける場所を作ってあげましょう。

専門家の視点:獣医への相談

イグアナの飼育には、専門的な知識が必要です。飼育に不安がある場合や、イグアナが病気になった場合は、爬虫類に詳しい獣医に相談しましょう。定期的な健康チェックも重要です。獣医のアドバイスに従い、適切なケアを行いましょう。

まとめ

イグアナの飼育は、責任と努力が必要です。この記事で紹介した情報を参考に、イグアナにとって快適な環境を整え、健康に飼育してください。 何か問題が発生した場合は、すぐに獣医に相談することをお勧めします。

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