イグアナの食欲不振と噛みつき行動への対処法:快適な環境と健康チェック

質問させてください。我が家で飼育中のイグアナ(♂・一歳半くらい・体長30cm)が、ご飯を余り食べません。更に最近、機嫌が悪いらしく今日初めて噛まれました。初流血。そこで、ご飯を食べないことと、機嫌が悪い時の見極めをどのように対処したらよいでしょうか?どなたか知恵をかしてください。環境など並べます。・ご飯は小松菜、モロヘイヤ、バナナ、大根の葉、しそなど…与えているのですが、ほとんどたべないです。たまに食べる赤玉土も与えていますが食べません。・部屋のなかではなし飼い・飼育温度は室温と同じ朝20度~昼26度くらい、ホットスポットを設け、そこは35度くらい・紫外線は編み戸ごしの太陽光と爬虫類用の紫外線蛍光灯・個体の状態昼は部屋のなかをうろつき、夜は家具の裏で就寝。高いところに登っている場合は態度がでかくなるとどこかのサイトに書いてあったので見つけ次第降ろしてます。住人に対し、毎日頻繁に振幅が大きいボビングまたは振幅の小さい頷く様なボビング。歩くと後から良くついて来る。濃い緑色に赤い柄の入った表紙の本(アルバム)を執拗に激しく攻撃。・噛まれるまでの状況昼間は濃い緑と赤い本(アルバム)を見てたら最初写真にアタック。その後表紙にアタック。餌は食べず…夕方暗くなりカーテンに登っている最中に邪魔したらガブリ。今は普通に触れる状態でがこの子がなに考えているか解らなくなって怖いです。もともとこの子は私が住む宮城県の冬近い河原で拾ってきた子でして震災も乗り切ったのでなんとか長生きさせてあげたいです。長文ですみませんがよろしくお願いします。

イグアナの食欲不振の原因を探る

イグアナの食欲不振は、様々な原因が考えられます。まず、食事内容を見直してみましょう。小松菜、モロヘイヤ、バナナ、大根の葉、しそなどは、栄養バランスに偏りがある可能性があります。イグアナに必要な栄養素を網羅した、より多様な食事を提供することが重要です。

適切な食事内容と給餌方法

  • 野菜中心の食事:イグアナは草食性なので、野菜を主食にしましょう。ケール、ダンディライオン、パセリ、カボチャ、ニンジン、サツマイモなどを与え、栄養バランスを考慮した食事計画を立てましょう。果物は少量に留めましょう。
  • カルシウムとリンのバランス:イグアナの成長にはカルシウムが不可欠です。カルシウムサプリメントを適切に与えることも検討しましょう。ただし、カルシウムとリンのバランスが重要なので、獣医師に相談することをお勧めします。
  • 新鮮な水:常に新鮮な水を用意しましょう。脱水症状は食欲不振につながります。
  • 給餌頻度:年齢や大きさによって異なりますが、若いイグアナは一日数回、成体は一日一回程度が目安です。食べ残しはすぐに取り除きましょう。

赤玉土の摂取は、ミネラル不足を示唆している可能性があります。土を食べる行動は、異常な行動であり、獣医師への相談が必須です。

イグアナの機嫌の悪さと噛みつき行動

イグアナが噛み付いたという事実は、深刻な問題です。イグアナはストレスを感じると攻撃的になることがあります。

ストレスの原因を特定する

  • 環境温度:ホットスポットの温度が適切か確認しましょう。35度は少し低いかもしれません。イグアナは日光浴を好むため、紫外線灯の照射時間や強度も確認しましょう。編み戸越しでは紫外線量が不足する可能性があります。
  • 隠れ家:イグアナは安全な隠れ家が必要です。十分な大きさの隠れ家を用意しましょう。家具の裏は、イグアナにとって不安定な場所かもしれません。
  • ストレス要因:本への執拗な攻撃は、何かしらのストレスを示している可能性があります。新しい環境への適応、他のイグアナとの競争、不適切なケージ環境などが考えられます。本を攻撃する行動は、縄張り意識や不安定な精神状態を表している可能性があります。
  • 健康状態:食欲不振や噛みつき行動は、病気のサインである可能性もあります。寄生虫感染や消化器系の問題などが考えられます。

具体的な対処法と専門家への相談

イグアナの行動をよく観察し、ストレスの原因を特定することが重要です。

具体的なアドバイス

* 食事内容の改善:上記で挙げたように、栄養バランスの良い食事を提供しましょう。
* 環境の改善:ケージの広さ、温度、湿度、隠れ家などを確認し、イグアナにとって快適な環境を整えましょう。紫外線灯は、編み戸越しではなく、直接当たるように設置することを検討しましょう。
* ストレス軽減:イグアナを落ち着かせるために、静かな環境を用意しましょう。急に近づいたり、驚かせたりしないように注意しましょう。
* 獣医師への相談:食欲不振や噛みつき行動が続く場合は、すぐに爬虫類に詳しい獣医師に相談しましょう。健康診断を受け、適切な治療を受けさせることが重要です。

専門家の視点

爬虫類専門の獣医師は、イグアナの健康状態を正確に診断し、適切な治療法を提案することができます。また、飼育環境の改善についてもアドバイスを受けることができます。

まとめ

イグアナの食欲不振と噛みつき行動は、様々な原因が考えられるため、注意深く観察し、適切な対処を行うことが大切です。食事内容の見直し、環境の改善、そして専門家への相談を検討しましょう。震災を乗り越えたイグアナの健康と長寿を願っています。

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