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パートナーシップビザの概要と申請資格
イギリスでパートナーシップビザを取得することは、EU圏外出身のパートナーとイギリスで一緒に暮らすための重要なステップです。質問者様の場合、彼女がキプロス人(EU市民)であるため、パートナーシップビザの申請資格は少し複雑になります。なぜなら、EU市民権を持つパートナーとの関係は、EUの自由移動の原則の下で扱われる可能性があるからです。しかし、ビザの申請が必要となるケースもあります。
まず、パートナーシップビザは、英国籍を持たないパートナーと結婚している、もしくは事実婚関係にある人が、イギリスで一緒に生活するために申請するビザです。重要なのは、婚姻関係や事実婚関係の証拠を提示できるかどうかです。付き合って1年2ヶ月という期間は、事実婚関係を証明するのに十分とは言い切れません。
事実婚関係の証明に必要な要素
事実婚関係を証明するには、以下の要素を提示する必要があります。
- 継続的な関係:一定期間(通常は2年以上)にわたって、継続的な関係を築いていることを証明する必要があります。写真、手紙、旅行の記録、共通の友人からの証言など、関係性を示す証拠をできるだけ多く集めましょう。
- 共同生活:一緒に生活していることを証明する必要があります。学生寮で別々の部屋に住んでいるという現状では、共同生活の証拠が不足している可能性があります。もし、一緒に食事をしたり、週末を一緒に過ごしたりするなど、共同生活を示唆する証拠があれば提示しましょう。
- 経済的な結びつき:共同の銀行口座や、お互いに経済的に支え合っていることを示す証拠があると有利です。
- 相互依存性:お互いに精神的、感情的に依存していることを示す証拠が必要です。これは、手紙やメッセージのやり取り、共通の友人からの証言などを通して証明できます。
質問者様と彼女の場合、現在別々の部屋に住んでいる点が大きな課題となります。共同生活の証拠が不足しているため、事実婚関係を証明するのが難しく、パートナーシップビザの申請が却下される可能性があります。
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年齢と国籍の影響
質問者様の年齢(21歳)と彼女の年齢(20歳)は、パートナーシップビザの申請に直接的な影響はありません。ただし、経済的な自立性を証明する必要があるため、学生であるという状況は考慮されるでしょう。収入や貯蓄、スポンサーからの経済的支援などを証明する必要があります。
彼女がキプロス人(EU市民)であることは、申請プロセスを複雑にする可能性があります。EU市民権を持つパートナーとの関係は、EUの自由移動の原則の下で扱われる場合があり、パートナーシップビザではなく、別のビザが必要となる可能性があります。
具体的なアドバイスと役立つウェブサイト
まず、イギリスのビザ・イミグレーション(UKVI)のウェブサイトで、パートナーシップビザに関する最新の情報を確認することを強くお勧めします。
- UKVIウェブサイト:最新の要件、申請方法、必要な書類などを確認できます。
- 移民弁護士への相談:複雑な申請プロセスをスムーズに進めるために、移民法に精通した弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、個々の状況に合わせたアドバイスを提供し、申請書類の作成を支援してくれます。
- 証拠集め:事実婚関係を証明するための証拠を徹底的に集めましょう。写真、手紙、メッセージのやり取り、旅行の記録、共通の友人からの証言など、あらゆる証拠を準備しておきましょう。
- 共同生活の開始:パートナーシップビザの申請を成功させるためには、一緒に生活することが非常に重要です。可能であれば、一緒に住むことを検討しましょう。
専門家の視点:移民弁護士からのアドバイス
移民弁護士は、パートナーシップビザの申請において非常に重要な役割を果たします。彼らは、申請に必要な書類の準備、申請手続きのサポート、拒否された場合の不服申し立てなど、幅広いサポートを提供します。専門家のアドバイスを受けることで、申請の成功率を高めることができます。
インテリアとパートナーシップビザの関係
インテリアは、パートナーシップビザの申請とは直接関係ありませんが、共同生活の証拠として間接的に役立つ可能性があります。例えば、一緒に購入した家具やインテリアの写真は、共同生活の証拠として提示できます。しかし、これはあくまで補助的な証拠であり、主要な証拠ではありません。
まとめ
パートナーシップビザの申請は、複雑で時間のかかるプロセスです。申請前に、UKVIのウェブサイトで最新の情報を確認し、必要に応じて移民弁護士に相談することを強くお勧めします。共同生活の証拠は非常に重要であり、申請の成功を左右する大きな要素となります。