アンスリウムのハエ対策と復活方法|ベランダガーデニングの悩み解決

アンスリウムを育ててるんですがひとまわり大きい鉢に植え替えしてから急にコバエのような虫がわきました。アンスリウムはずっと家の中のベランダ越しに置いてました。植え替えする時にお店の人にすすめられた土が原因なのかなと思いもう一度お店に行って違う土でやり直し、その時に根っこの、土をきれいに、洗い植え替えしました。しばらくするとまたコバエがわいたので、お店の人に木酢液をかける事をすすめてもらい3回程試したが全く効果がありません。コバエは逃げようともしません。気持ち悪いので今はずっと外に置いています。殺虫剤も考えましたが1歳の子供が居るという事でお店の人は木酢液をすすめてくれました。とりあえず虫がいなくなるまでは外に置いておくので、虫がいなくなるら殺虫剤も使用したいと思います。種類もあり何がいちばん良いのか、何が原因なのか全く分かりません。因みにこのアンスリウムは2年前に義理のご両親から結婚記念日にいただいた大切なものです。今年の夏あたりから葉が枯れてきて枯れたのは切り取り新しい葉っぱ5枚程になり、それが原因で復活させたくて、鉢替えをし、肥料も与えて葉っぱが復活したところに虫がわき出しました。また花を咲かせたく復活させたいです。どうしたら良いか教えて下さい!

アンスリウムのハエ発生原因と対策

アンスリウムに発生したコバエは、おそらくショウジョウバエの一種です。ショウジョウバエは、腐敗した有機物を餌として繁殖するため、鉢植えの土壌に発生しやすい害虫です。 ご質問のように、植え替え時に使用した土に既に卵や幼虫が混入していた可能性が高いです。また、肥料を与えたことによって、土壌中の有機物が多くなり、コバエの繁殖を促進した可能性も考えられます。 さらに、夏の高温多湿な環境もコバエの繁殖には好都合です。

コバエ発生の原因を徹底的に究明する

* 土壌のチェック: 植え替えに使用した土は、きちんと殺菌処理されたものだったでしょうか? 市販の培養土の中には、既にコバエの卵や幼虫が混入している場合もあります。信頼できる園芸店で購入し、パッケージに「殺菌済み」などの記載があるものを選びましょう。
* 水やりの確認: 水やりは、土が完全に乾いてから行っていますか? 過湿状態はコバエの繁殖を招きます。鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水をやるのではなく、土の表面が乾いてから、鉢底から少し水が流れ出る程度にしましょう。鉢底に受け皿を置いて、常に水が溜まっている状態も避けましょう。
* 肥料の与えすぎ: 肥料の与えすぎもコバエ発生の原因となります。特に、有機質肥料はコバエの餌となりやすいので、使用量に注意しましょう。規定量を守り、与えすぎないようにしましょう。
* ゴミや残渣: 鉢の周囲に、枯れた葉や花びらなどのゴミが残っていませんか? これらのゴミもコバエの繁殖場所となりますので、こまめに掃除しましょう。

効果的なコバエ対策

木酢液は、コバエの忌避効果はあるものの、駆除効果は限定的です。既に発生しているコバエには効果が薄く、卵や幼虫にはほとんど効果がありません。 1歳のお子様がいるとのことですので、安全性を考慮した対策が必要です。

* 粘着トラップ: コバエを物理的に捕獲する粘着トラップは、安全で効果的な方法です。 お子様の手の届かない場所に設置しましょう。
* 黄色い粘着トラップ: ショウジョウバエは黄色に誘引される習性があります。黄色い粘着トラップは、特に効果的です。
* 土壌改良: 既存の土壌を、殺菌効果のある培養土に交換しましょう。 根を傷つけないように注意しながら、丁寧に古い土を取り除き、新しい土で植え替えを行います。植え替えの際には、根を傷つけないように優しく行いましょう。
* 鉢底ネット: 鉢底にネットを敷くことで、排水性を高め、過湿を防ぎます。また、コバエの幼虫が土から出てこないようにする効果もあります。
* 天敵を利用する: アオムシコマユバチなどの天敵昆虫を利用する方法もあります。専門の業者に相談してみましょう。

アンスリウムの復活方法

葉が枯れてしまった原因は、水やり不足、肥料不足、日照不足、病気、害虫など様々な要因が考えられます。 鉢替えと肥料を与えたことで葉が復活したとのことですが、コバエの発生は、土壌の状態が悪かった可能性を示唆しています。

アンスリウムの生育環境を整える

* 適切な日照: アンスリウムは、直射日光を避け、明るい日陰で育てるのが理想です。夏の直射日光は葉焼けの原因となります。
* 温度管理: アンスリウムは、高温多湿を好みます。冬場は、最低気温15℃以上を保つようにしましょう。
* 湿度管理: 乾燥した環境は葉枯れの原因となります。葉水を与えたり、加湿器を使用するなどして、湿度を保ちましょう。
* 適切な水やり: 土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れ出る程度に水やりを行います。
* 肥料: 生育期(春~秋)には、緩効性肥料を月に1~2回与えます。

専門家のアドバイス

アンスリウムの栽培に詳しい園芸店や、植物医に相談することも有効です。 写真や症状を伝えることで、より的確なアドバイスを受けることができます。

まとめ

アンスリウムのハエ対策と復活には、土壌環境の改善が重要です。 安全な方法でコバエを駆除し、適切な環境を整えることで、大切なアンスリウムを復活させることができるでしょう。 焦らず、一つずつ対策を進めていきましょう。 大切な結婚記念日のプレゼントですので、諦めずに頑張ってください。

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