住居のアルミサッシについての質問です。新しく借りた部屋の窓枠のレールに歪みがあるのか、網戸の開け閉めがしづらいです。気温が影響するようで、日が強く当たっていると非常に動かしづらく、涼しいと嘘のようにスムーズに動きます。ベランダに出入りする窓なので非常に不便で、網戸のネジをいじったり色々やってみたんですが、中々上手い対処法がわかりません。どうぞ教えて下さい。宜しくお願い致します。補足大家さん…と言うより不動産管理会社が、向こうの負担になることはどうも渋るタイプなのであまりあてにならないんです。既に数回不愉快な思いをしているので自分でなんとかなるギリギリの線を探しています・・・
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気温変化によるアルミサッシの網戸開閉困難の原因
新しく借りた部屋のアルミサッシの網戸が、気温によって開閉しづらくなっているとのこと、大変お困りのことと思います。これは、アルミサッシの材質と気温変化の関係が大きく関わっています。アルミは熱伝導率が高いため、直射日光が当たるとサッシ自体が膨張します。この膨張によって、レールと網戸の枠の間に隙間が狭まり、摩擦が増加し、開閉が困難になるのです。逆に、気温が低いとアルミが収縮し、スムーズに動くようになるというわけです。 さらに、レール自体に歪みがある場合、この問題はより深刻になります。
原因を特定するためのチェックポイント
まずは、問題の原因を特定するために以下の点をチェックしてみましょう。
- レールの歪み：レールに目に見える歪み、凹み、汚れがないか確認します。定規などを当てて、水平や垂直になっているかを確認しましょう。 特に、網戸が引っかかりやすい箇所を重点的にチェックしてください。
- 網戸の枠の歪み：網戸の枠自体に歪みがないか確認します。枠が歪んでいると、レールにスムーズに沿って動かず、開閉が困難になります。
- レールへの異物混入：レールに砂や埃、ゴミなどが詰まっていないか確認します。小さな異物でも、スムーズな動きを妨げる原因となります。
- 網戸の調整：網戸の調整ネジを調整することで、スムーズに動くようになる場合があります。ネジを緩めたり締めたりすることで、網戸の位置を微調整できます。
- 潤滑剤の使用：シリコンスプレーなどの潤滑剤をレールに吹きかけることで、摩擦を軽減し、開閉をスムーズにすることができます。ただし、スプレーの使いすぎは逆に汚れの原因となるため、適量を使用することが重要です。
自分でできる対処法
不動産管理会社に頼らず、自分でできる範囲で対処する方法をいくつかご紹介します。
1. レールの清掃と潤滑
- 清掃：レールに付着した汚れやゴミを、掃除機やブラシ、濡れた布などで丁寧に除去します。特に、網戸が引っかかりやすい部分に汚れが溜まりやすいので、念入りに清掃しましょう。
- 潤滑：清掃後、シリコンスプレーなどの潤滑剤をレールに吹きかけます。スプレーを使用する際は、網戸やサッシに直接かからないように注意し、適量を吹きかけましょう。その後、網戸を数回開閉して、潤滑剤を均一に広げます。
2. 網戸の調整
網戸には、通常調整ネジが複数箇所についています。このネジを調整することで、網戸の枠とレールの隙間を調整できます。
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- ネジの調整：ドライバーを使って、ネジを少しずつ調整します。網戸がスムーズに動くようになるまで、何度か調整を繰り返します。ただし、ネジを締めすぎると、網戸が破損する可能性があるので注意が必要です。
3. 簡易的なレール修正
レールの歪みが軽度であれば、以下の方法で改善できる場合があります。
- ゴムハンマーで叩く：ゴムハンマーを使って、歪んでいる部分を優しく叩いて修正します。この方法は、歪みが軽度な場合にのみ有効です。無理に修正しようとすると、レールを破損する可能性があるので注意が必要です。
それでも改善しない場合
上記の方法を試しても改善しない場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。専門業者は、レールの歪みを正確に修正したり、網戸の交換を行うことができます。
専門家の視点：サッシの専門業者に相談
どうしても自分で解決できない場合は、サッシの修理・交換を専門とする業者に相談することをお勧めします。彼らは、原因を的確に特定し、適切な修理方法を提案してくれます。 また、不動産管理会社との交渉の際にも、専門家の意見は有効な証拠となります。
まとめ
アルミサッシの網戸開閉困難問題は、気温変化やレールの歪みなどが原因で起こることが多いです。まずは、自分でできる清掃や潤滑、調整を試してみましょう。それでも改善しない場合は、専門業者に相談することを検討してください。 快適な生活を送るためにも、早めの対処を心がけましょう。
