アパート騒音問題と、快適な住環境づくりのためのインテリア対策

アパートの2階の住人に悩んでいます。入居して1年程経ちますが、夜間の騒音に悩んでいます。入居当初引越しの挨拶に伺った時の対応もあまり良くなく、普段顔を合わせた時に挨拶しても無愛想です。ご夫婦で住まわれているようですが(30代くらい?)大人しそうな外見からは想像もつかないような足音です。かかとで踏みつけているような・・・走り回る音もしょっちゅうです。子供でもいるなら仕方ないと思いますがいい大人が毎日毎日部屋の中を走り回るなんてことがあるのでしょうか?夜の8時過ぎにカナヅチでガンガン叩くような音が聞こえてきたりしたこともありますし、レスリングでもやっているかのような物音だったりが聞こえてくることもあります。先日は夕食の最中にドカーンという大きな音と共に天井から埃が落ちてきました。騒音に関しては朝の6時頃から夜中の1時頃まであります(日中ならお互い掃除などの活動時間でもありますし我慢します)。在宅されている時はかなりの割合で襖がガタガタ揺れるので地震かと思うこともあります。またある時はベランダの改修工事があった際には2階の方の洗濯物がうちのベランダに干されていました。下着も含まれていましたしこちらも不快なので直接話に行ったところ「留守にしていて業者が勝手にやったこと」と言われました。業者も業者ですがその対応にも違和感を感じました。夏場には家庭菜園のプランターをうちのベランダの下や窓の下に勝手にいくつも並べていて朝夕行き来するので洗濯物を干したり窓を開けるのに気が滅入ってしまいました(他の住人の方々は家庭菜園はベランダで行っているので問題ありません)。2階のベランダの方が日当たりも良いのにうちのベランダの前で日当たりを求めてプランターの位置をしょっちゅう移動していました。逆にこちらが全く迷惑をかけているかどうかはわかりませんが夜中に大きな音を立てたり生活に支障をきたすような行為はしていないつもりです。2階の方もほぼ同時期の入居だったようで福島の方らしいのですが被災して引っ越してきたのかどうかはわかりません。たとえ被災した方だとしても他に迷惑をかけていい道理ではないのでなんとか自覚していただくことはできないでしょうか。大家には伝えていますが「いろんな人がいるから仕方ないのかも・・・」と言われました。管理会社にはこんなこと伝えてもいいものかわからず何も伝えていません。

騒音問題への具体的な対処法

長年、アパートでの騒音問題に悩まされている方の相談は少なくありません。ご質問にあるような状況は、非常にストレスが溜まるものだと思います。まずは、現状を整理し、具体的な対処法を考えていきましょう。

1. 事実の記録と証拠集め

騒音発生日時、内容、頻度などを記録しましょう。可能な範囲で録音や動画撮影も有効です。これは、大家さんや管理会社、場合によっては警察に相談する際に重要な証拠となります。

2. 直接の話し合い

まずは、2階のお住まいの方と直接話し合うことをお勧めします。ただし、感情的にならず、冷静に事実を伝え、改善を求めることが重要です。話し合いの際には、記録した騒音の内容を提示し、具体的な改善策を提案しましょう。例えば、「夜10時以降は静かにしていただけませんか?」など、具体的な時間帯を指定することで、相手も理解しやすくなります。

3. 大家さんへの再交渉

大家さんには既に相談済みとのことですが、記録した証拠を提示し、改めて状況を説明しましょう。大家さんの対応が曖昧な場合は、管理会社への相談も検討しましょう。管理会社は、大家さんの代わりにトラブル解決にあたる役割を担っています。

4. 管理会社への相談

管理会社に相談する際には、記録した騒音の内容や、2階の方との話し合いの結果、大家さんとのやり取りなどを詳細に伝えましょう。管理会社は、適切な対応を講じる義務があります。

5. 警察への相談

騒音が著しく生活に支障をきたす場合は、警察への相談も検討しましょう。警察は、騒音問題への対応として、警告や指導を行うことができます。

インテリアによる騒音対策

騒音問題は、直接的な解決だけでなく、インテリアの工夫で軽減することも可能です。

1. 遮音カーテン

遮音カーテンは、外部からの騒音を軽減する効果があります。厚手の生地で遮音性能の高いものを選びましょう。遮光効果も高いので、睡眠の質の向上にも繋がります。

2. カーペットやラグ

床にカーペットやラグを敷くことで、足音などの衝撃音を吸収し、軽減することができます。厚みのあるものや、防音効果のある素材のものを選びましょう。特に、フローリングの部屋では効果を実感しやすいでしょう。

3. 防音マット

家具の下に防音マットを敷くことで、家具の移動音や振動音を軽減することができます。特に、重量のある家具には効果的です。

4. 壁掛け収納

壁に収納棚を取り付けることで、床に物を置くスペースを減らし、床への衝撃音を軽減することができます。また、壁面を活用することで、部屋を広く見せる効果もあります。

5. 家具の配置

家具の配置にも工夫が必要です。騒音源となる場所から離れた場所に、ソファやベッドなどを配置することで、騒音の影響を軽減することができます。

6. グリーンの活用

観葉植物は、騒音を吸収する効果があると言われています。また、視覚的な効果でリラックス効果も期待できます。

インテリアで快適な空間を演出

騒音問題以外にも、インテリアの工夫で快適な住空間を実現できます。

1. グレーの活用

グレーは、落ち着きと上品さを与える色です。騒音でストレスを感じやすい空間にも、グレーを取り入れることで、リラックス効果が期待できます。ソファやカーテン、ラグなどにグレーを取り入れてみてください。

2. 間接照明

間接照明は、柔らかな光でリラックスできる空間を演出します。天井や壁に光を反射させることで、部屋全体を明るく、温かみのある雰囲気にすることができます。

3. アロマ

アロマオイルを使用することで、リラックス効果を高めることができます。ラベンダーやカモミールなどの香りには、鎮静効果があると言われています。

専門家の意見

騒音問題に詳しい建築音響の専門家によると、「騒音対策は、発生源と受信側の両面からのアプローチが重要です。発生源での対策が難しい場合は、受信側での対策を強化することで、生活の質を向上させることができます。」とのことです。

まとめ

アパートでの騒音問題は、非常にストレスの溜まる問題です。しかし、適切な対処法とインテリアの工夫によって、騒音の影響を軽減し、快適な住環境を実現することが可能です。まずは、冷静に状況を把握し、段階的に問題解決に取り組んでいきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)