アパート駐車場の空き状況と契約について:不動産会社と大家さんへの対応

アパートの駐車場を借りたい(長文です)。現在のアパートに住み始めて9年目になる一人暮らしの女です。私の住んでいるアパートは駐車場が7台分あり、家賃とは別料金です。住み始めた頃は学生だったこともあり、車を所有していなかったので駐車場は借りていませんでした。2年前に車を購入し、駐車場を借りたいと不動産屋さんに電話したところ、「いまは駐車場がいっぱいなので、貸せません」との返答でした。私の記憶では、一台分の空きがあったと思うのですが、その時は納得し少し離れたところ(徒歩2〜3分ほど)に駐車場を借りました。今でもそこに停めています。不動産屋さんには「防犯面も考えて、アパートの駐車場に停めたい。駐車場に空きが出たら教えて欲しい」と伝えていました。しかし、アパートの住人が引っ越して駐車場が空いても、不動産屋さんからの連絡はありませんでした。こちらが何度か問い合わせても「いっぱいです」との返答。具体的に「○番は車が停まってないけど、空いてないのですか?」と聞いても「他の会社の人が停めるので…」など言葉を濁されてしまいます。腑に落ちないながらも今日まで過ごして来ました。しかし先日から、新しく1階の部屋に引っ越して来られた方が、私が以前問い合わせて断られた番号の場所に停めています。ずっと停めているので、無断駐車ではないと思います。そして今、駐車場には2台分の空きがあるのを確認しています(借りていた住人が最近引っ越したため)。ここでみなさんの知恵をお借りしたいのですが、ある特定の住人には駐車場を貸さない、または、空いていても既に住んでいる住人には貸さないなどの不動産業界の事情があるのでしょうか?素人からすれば、駐車場を貸して料金をもらったほうが儲けになると思うのですが…私は特に迷惑行為等をした覚えはないし、家賃も毎月欠かさず払っています。学生のときに一度だけ振り込み忘れたことはありましたが…それと、やはり今回も不動産屋さんに電話して問い合わせるべきでしょうか?それとも、大家さんに直接交渉すべきでしょうか?大家さんにはまだ一度も駐車場について話をしたことはありません。どうか、知恵を貸してください。同じような経験をされた方、不動産業界にお勤めの方、アドバイスを下さい。よろしくお願い致します。補足不動産屋さんを通さず、大家さんと直接契約することはできるのでしょうか?

アパート駐車場の契約に関する疑問と解決策

長年住んでいるアパートの駐車場を借りたいというご相談ですね。不動産会社からの対応に疑問を感じ、大家さんへの直接交渉も検討されているとのこと、お気持ちよく分かります。

不動産会社の対応について

まず、不動産会社の対応についてですが、いくつか可能性が考えられます。

  • 管理上の都合:不動産会社は、駐車場の管理を効率的に行うため、既存の契約者優先、もしくは管理会社独自の都合で駐車場の割り当てを行っている可能性があります。例えば、近隣住民への貸し出しや、特定の業者への確保などです。
  • 情報伝達の遅れ:不動産会社が駐車場の空き状況を把握しきれていない、もしくは情報伝達に遅れが生じている可能性もあります。担当者によって情報共有が不十分な場合も考えられます。
  • 不透明な理由:残念ながら、不動産会社が明確な理由を説明せずに曖昧な回答をするケースもあります。これは、顧客への説明責任を果たしていない、もしくは何か隠された事情がある可能性も示唆します。

大家さんへの直接交渉の可能性

不動産会社を通さず、大家さんと直接契約することは可能です。ただし、アパートの管理形態によっては難しい場合もあります。管理会社が介入している場合は、大家さん単独で駐車場の契約を結ぶことができない可能性があります。

具体的な行動ステップ

では、どのように対応すべきでしょうか?以下のステップで進めてみましょう。

  1. 不動産会社への再確認:まずは、不動産会社に改めて駐車場の空き状況と、なぜ以前断られたのか、そしてなぜ新しい入居者に貸しているのかを具体的に質問しましょう。記録として、電話の内容をメモしておくと良いでしょう。曖昧な回答で済まされないよう、具体的な質問を心がけてください。例えば、「以前空きがないと言われましたが、現在空いている駐車場(番号を指定)について、なぜ私に貸してくれなかったのか、その理由を詳しく教えてください。」など。
  2. 大家さんへの直接連絡:不動産会社からの回答が不十分な場合、もしくは納得できない場合は、大家さんに直接連絡してみましょう。大家さんの連絡先は、不動産会社に問い合わせるか、アパートの管理規約に記載されている可能性があります。大家さんには、これまでの経緯と、現在駐車場に空きがあることを伝え、直接契約の可否を尋ねてみましょう。この際、丁寧な言葉遣いを心がけ、冷静に現状を説明することが重要です。家賃を滞納した過去があることを正直に伝え、信頼回復に努める姿勢を示すことも大切です。
  3. 書面での交渉:口頭での交渉が難航する場合は、内容証明郵便などで、駐車場の契約を希望する旨を伝えましょう。これにより、交渉の記録を残すことができ、法的にも有効な手段となります。書面では、これまでの経緯、駐車場の空き状況、契約希望の意思などを明確に記載しましょう。

専門家の視点:不動産業界の事情

不動産業界に詳しい専門家によると、特定の住人に駐車場を貸さない、もしくは空いていても貸さないというケースは、実際にあるようです。

  • 近隣住民への配慮:アパートの駐車場は、近隣住民への貸し出しを優先している場合もあります。特に、高齢者や障害者など、駐車に配慮が必要な住民がいる場合は、優先的に駐車場を提供することがあります。
  • 管理上の都合:駐車場の管理を効率化するため、既存の契約者優先、もしくは特定の条件を満たす住人への貸し出しに限定しているケースもあります。例えば、長期契約者や、家賃をきちんと支払っている住人などを優先するなどです。
  • トラブル防止:過去のトラブルを避けるため、特定の住人への貸し出しを避けているケースもあります。例えば、過去に駐車場でトラブルを起こした住人などです。

しかし、これらの理由が明確に説明されないまま、不公平な対応をされるのは問題です。

まとめ:あなたの権利を主張しましょう

今回のケースでは、不動産会社からの対応に不透明な点が多く、あなたの権利が侵害されている可能性があります。まずは、不動産会社に改めて状況を確認し、納得のいく説明が得られない場合は、大家さんに直接交渉することをお勧めします。必要であれば、弁護士などの専門家に相談することも検討しましょう。

長年住んでいるアパートだからこそ、安心して暮らせる環境を確保することが大切です。あなたの権利を主張し、納得のいく解決策を見つけるために、積極的に行動を起こしましょう。

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