アパート退去時の部屋の掃除:敷金返還の可能性を高める徹底ガイド

閲覧いただきありがとうございます。アパートの退去時の部屋の状態について質問します。どの程度までになっていればいいのでしょうか…。敷金は返ってこないと諦めているくらいひどい状態です。会社の寮として借りているアパートなのですが、十人が居なくなったのが4カ月前、電気ガス水道をストップしたのが1ヶ月前、茶黒いGの宝庫です。初めて見るGも発見しました。いなくなる朝の食器も放置、冷蔵庫の中も放置、部屋の中は床が見えないくらい服などが散らかってる。会社としては、回収の見込みのない家賃や水道光熱費の立替もしていますので、これ以上出費したくないので掃除の業社を入れる考えはありません。非常識は承知の上で、はっきり言ってこのまま引き渡して処分してもらいたいくらいです。そういうわけにもいきませんので、どの程度まで掃除すべきなのでしょうか。手の着けようがわからないほどです…。さまざまなご意見をお願い致します。

深刻な状況からの脱出:アパート退去時の徹底清掃ガイド

現状、非常に深刻な状態であることは理解できます。しかし、諦める前にできることがあります。適切な清掃と現状回復を行うことで、敷金の一部返還の可能性を高めることができます。本ガイドでは、具体的な手順とポイントを解説します。

1. ゴキブリ駆除と害虫対策

まず、最も緊急性の高いゴキブリ問題に対処しましょう。大量発生している状況では、個人での駆除は困難です。専門業者への依頼が現実的です。

  • 専門業者への依頼:ゴキブリ駆除は専門知識と適切な薬剤が必要です。個人で駆除を試みるよりも、専門業者に依頼することで確実かつ迅速な駆除が可能です。見積もりを複数社から取り、費用とサービス内容を比較検討しましょう。
  • 駆除後の清掃:駆除後、死骸や卵、糞などを丁寧に清掃する必要があります。特に、排水溝や隙間など、ゴキブリが潜みやすい場所は念入りに清掃しましょう。市販の殺虫剤を使用する場合は、必ず使用方法をよく確認し、換気を十分に行いましょう。
  • 予防策:再発防止のため、ゴミの処理、食品の保存、水回りの清掃を徹底しましょう。隙間を埋めるなど、ゴキブリの侵入経路を遮断する対策も有効です。

2. 部屋の片付けと清掃

次に、部屋の片付けと清掃に取り組みましょう。床が見えないほどの散乱状態では、どこから手をつけて良いか分からなくなるのも無理はありません。段階的に進めていきましょう。

  • 分別と廃棄:まず、不要なものを処分します。ゴミ、リサイクル品、粗大ゴミなどを分別し、適切な方法で処分しましょう。自治体のルールに従って処分することで、スムーズな作業を進めることができます。
  • 大掃除:不要なものを処分したら、本格的な清掃を始めましょう。まずは、埃やゴミを丁寧に掃除機で吸い取ります。その後、水拭きを行い、汚れを落とします。窓や照明器具なども忘れず清掃しましょう。壁や床の汚れがひどい場合は、洗剤を使用する必要があるかもしれません。
  • 冷蔵庫と食器の洗浄:冷蔵庫の中身は全て廃棄し、冷蔵庫内部を徹底的に清掃します。食器も同様に、汚れを落とし、綺麗に乾燥させましょう。食器洗浄機を使用する場合は、適切な洗浄方法を守りましょう。
  • 専門業者への依頼(検討):時間や体力の都合、または清掃の難しさから、専門業者への清掃依頼も検討しましょう。ハウスクリーニング業者は、アパート退去時の清掃に特化したサービスを提供している場合が多く、効率的に作業を進めることができます。

3. 現状回復

清掃後、壁や床の損傷など、現状回復が必要な箇所がないか確認しましょう。

  • 損傷箇所の確認:壁の穴、床の傷、扉の破損など、契約時に問題なかった箇所の損傷があれば、写真撮影を行い、記録しておきましょう。これは、敷金精算時に重要な証拠となります。
  • 修繕:可能な範囲で修繕を行いましょう。小さな傷であれば、市販の補修材で対応できます。大きな損傷の場合は、専門業者に依頼する必要があるかもしれません。
  • 写真撮影:清掃前後の状態を写真で記録しておきましょう。これは、敷金精算時にトラブルを防ぐために非常に重要です。特に、清掃前後のゴキブリ駆除状況、清掃後の部屋全体の様子、損傷箇所の状態などを詳細に撮影しましょう。

4. 退去手続き

最終的に、退去手続きをスムーズに進めるために以下の点に注意しましょう。

  • 立会いの確認:退去時に必ず立会いを行い、部屋の状態を確認してもらいましょう。この際に、写真や動画を証拠として提示することで、よりスムーズな精算に繋がります。
  • 精算明細書:敷金精算の明細書を必ず受け取り、内容を確認しましょう。不明な点があれば、すぐに質問しましょう。納得できない場合は、交渉を行うことも可能です。
  • 証拠の保管:清掃前後の写真、清掃費用領収書、業者との契約書など、全ての証拠を大切に保管しておきましょう。

専門家の視点:敷金返還の可能性を高めるには

不動産会社や弁護士などの専門家は、敷金返還に関するトラブルを多く見てきました。彼らによると、徹底的な清掃と現状回復、そして証拠の確保が重要です。特に、写真や動画などの証拠は、トラブル発生時の強い味方となります。

まとめ

アパート退去時の清掃は、大変な作業ですが、適切な手順を踏むことで、敷金返還の可能性を高めることができます。ゴキブリ駆除、部屋の清掃、現状回復、そして証拠の確保を徹底することで、少しでも敷金の返還に繋がるよう努力しましょう。それでも難しい場合は、専門家への相談も検討してみてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)