アパート退去時のフローリング&クロス張替え費用:ペット飼育違反と原状回復の徹底解説

アパートのフローリング張替えとクロス張替えについて質問させて下さい。嫁の友人がインターネット出来ないので代理質問です。友人カップルがペット飼ってはいけないアパートで猫と犬を飼っていました。彼氏とのトラブルでお互いアパートに寄り付かなくなり餌だけ与えに行っていたみたいです。当然部屋の中はメチャクチャで相手の親と部屋掃除はしたのですが、総フローリングで4畳半位と6畳半位、キッチンが3畳位・・・・私達夫婦も掃除の手伝いしましたが開いた口が塞がらない状態でした。クロスも一部剥れてます。異臭もかなりでした。彼氏は所在不明で修繕費用は相手の親と彼女とで折半だそうです。大家は保証人不要の某大手賃貸アパート会社です。部屋は築1年で家賃7万5千円居住年数半年。退去する旨はまだ言っていません。相当な金額になると思っています。ルール違反なので本人達への厳しい、非難の回答もプリントアウトして見せます。経験者や詳しい方宜しくお願いします

ペット飼育違反と原状回復義務:高額な修繕費用の現実

賃貸アパートでペットを飼育する事は、契約違反であり、退去時の修繕費用負担が大きくなる可能性が高いです。今回のケースでは、ペットによる汚れや破損に加え、放置による深刻な状況になっているため、相当な費用がかかると予想されます。築1年、家賃7万5千円の物件で、フローリング、クロス、そして深刻な汚れや異臭除去まで考慮すると、数万円から数十万円の費用が発生する可能性があります。

具体的な修繕内容と費用

* フローリング張替え:4.5畳と6.5畳のフローリング全面張替えは、㎡単価と施工費を考慮すると、高額になります。ペットの爪痕や汚れの程度によっては、部分的な修理ではなく、全面張替えが求められる可能性が高いです。
* クロス張替え:一部剥がれているだけでなく、ペットの汚れや臭い染み込みなどにより、全面張替えが必要となるケースも少なくありません。特に、ペットの尿による染み込みは、クロスだけでなく、下地処理も必要になるため、費用が嵩みます。
* 清掃費用:通常の清掃では対応できないほどの汚れや異臭があるため、特殊清掃が必要となるでしょう。これは、専門業者に依頼する必要があり、費用も高額になります。消臭・抗菌処理も合わせて行うと、さらに費用が加算されます。
* その他:キッチン等の状態によっては、追加で修繕が必要となる可能性も考慮しなければなりません。

大手賃貸会社との交渉:費用負担軽減のための戦略

大家が保証人不要の某大手賃貸アパート会社であることは、交渉において有利に働く場合と不利に働く場合があります。大手企業は、マニュアル通りの対応をする傾向がある一方、状況説明を丁寧にすれば、ある程度の柔軟性も期待できます。

交渉のポイント

* 状況を正確に伝える:写真や動画で現状を詳細に記録し、大家に提出しましょう。状況を客観的に示すことで、費用負担の妥当性を主張しやすくなります。
* 修繕箇所の特定:全面張替えが必要な箇所と、部分的な修理で済む箇所の明確な区別を明確にする必要があります。専門業者に見積もりを取ってもらい、その根拠を示すことが重要です。
* 折半の根拠を確認:大家との間で費用負担の折半が合意されているとのことですが、その根拠を明確に確認しましょう。契約書に明記されている事項や、過去の判例などを参考に交渉を進める必要があります。
* 分割払い等の交渉:高額な費用を一括で支払うことが困難な場合は、分割払いなどの支払い方法を交渉してみましょう。
* 弁護士への相談:交渉が難航する場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士に依頼することで、専門的な知識に基づいた適切な対応が可能になります。

原状回復をめぐるトラブル回避のためのアドバイス

今回のケースのようなトラブルを避けるためには、賃貸契約を締結する際に、以下の点に注意しましょう。

賃貸契約時の注意点

* ペット飼育に関する規定の確認:ペット飼育が許可されているか、許可を得るための手続き、条件などを事前に確認しましょう。許可を得たとしても、飼育に伴う責任を明確にする必要があります。
* 原状回復義務の確認:契約書に記載されている原状回復義務の内容をしっかりと理解しましょう。特に、ペット飼育による損耗に関する規定に注意が必要です。
* 写真・動画撮影:入居時に、部屋の状態を写真や動画で記録しておきましょう。退去時のトラブルを避けるために、非常に有効な手段となります。
* 定期的な清掃:日頃から部屋を清潔に保つことで、退去時の清掃費用を削減できます。ペットを飼っている場合は、特に注意が必要です。

専門家の意見:弁護士・不動産会社

弁護士は、法律的な観点から、契約内容や費用負担の妥当性などを判断し、交渉をサポートします。不動産会社は、賃貸物件の管理や修繕に関する専門知識を有しており、適切な修繕方法や費用についてアドバイスしてくれます。

まとめ

今回のケースは、ペット飼育違反と放置による深刻な状況が重なり、高額な修繕費用が発生する可能性が高いです。しかし、状況を正確に伝え、交渉のポイントを押さえることで、費用負担を軽減できる可能性もあります。専門家への相談も検討し、冷静かつ適切に対応することが重要です。

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