アパート退去トラブルと保証金問題:解決策と今後の対策

1、アパートは動物禁止なのですが住んでいる1ヶ月の間犬を飼っていた。2、彼氏が仕事の時、この保証金の話で意味の分からない交渉をされて(例えば、保証金の話はしていない‥など。)実際に仕事場まで来て無理矢理話をつけられた。3、1月1日前までは荷物は新しい新居が見つかるまで置いて良いと言われたのに3月ぐらいになっていきなり工事が出来なくて進まないから荷物を出してほしいと言われ、あげくには、この保証金も新居を探すのに遅すぎると言われ保証金は無しだと言われた。4、この工事自体 雨漏りなのか部屋から出ているのか検討もつかず。(業者に頼むと言っていたはずだけれど多分頼んでは居ない。不確認)5、当時のアパートの光熱費(電気水道水ガス)、は出て行った際には支払ってはいたがやはり夜の生活の為支払いが遅れも有りそのまま出て行った際、3 の時に直接彼氏が言われた時に光熱費はもう大家達で支払いしたからもし保証金を出すなら この光熱費分と1~2ヶ月ほどアパートに荷物を置いていた家賃?(2万7千)をその保証金から差し引いてもらいたいと言われた。6、お金も無いし生活も苦しいなどを理由にしし、アパート更新も頼んだが水漏れ?(4)の理由を言われちゃんと床を剥がさないと分からないし人も住めないなどを言われアパート更新を却下。出て行った今月約4ヶ月後‥今では入居者募集をしていると人から聞きました。(自分的に光熱費は仕方ないと思うが家賃はいかがなものだろうと。)この大家は最初と最後の発言を覚えているのか分からず(自分が不利な事は覚えていないのか)最初に言っていた言葉とは違う。補足乱文、駄文すいません 知り合いからは 住んで居るには居住権があり 大家からは何があるわけでもなく勝手に出ていけとは言えない‥など言われました。

アパート退去トラブルの全容と法的観点

ご相談の内容は、アパート退去に関する様々な問題が複雑に絡み合っている状況です。具体的には、ペット飼育違反、保証金返還問題、光熱費・滞納家賃請求、そしてアパート更新拒否など、複数の問題点が指摘できます。これらの問題を個別に、そして全体としてどのように解決していくか、法的観点も踏まえて検討していきましょう。

1. ペット飼育違反について

賃貸契約において、ペット飼育が禁止されているにも関わらず、1ヶ月間犬を飼っていたことは契約違反です。大家は、この違反を理由に損害賠償を請求する可能性があります。ただし、損害の程度によっては請求額が少なく済む場合もあります。具体的な損害額を算定するには、専門家(弁護士など)に相談することが重要です。

2. 保証金返還問題と不当な交渉

大家の保証金に関する対応は、極めて不当です。契約書に明記されている保証金の返還条件を確認し、それ以外の理由で保証金を差し引くことはできません。大家が「保証金の話はしていない」と主張しているのは、契約内容を無視した発言です。彼氏が仕事中に大家から直接交渉されたことも問題です。このような行為は、脅迫や嫌がらせに当たる可能性があります。

3. 荷物撤去と工事の遅延

大家は、当初は荷物を置いておくことを許可していたにも関わらず、後に撤去を要求しました。工事の遅延を理由にしていますが、その遅延の理由や責任の所在が不明確です。工事の必要性や遅延の状況について、客観的な証拠(写真、メール、証言など)を集めることが重要です。

4. 雨漏りの原因と工事の未実施

雨漏りの原因究明と適切な修理は、大家の義務です。大家が業者に依頼すると発言していたにも関わらず、実際には依頼していなかったとすれば、これは契約違反です。雨漏りの状況を写真や動画で記録し、専門業者による調査を要求しましょう。

5. 光熱費と滞納家賃請求

光熱費の支払いが遅れていたことは事実ですが、大家が既に支払済であると主張している部分については、領収書などの証拠を要求しましょう。滞納家賃については、実際に滞納していた期間と金額を明確にし、交渉の材料とします。

6. アパート更新拒否

アパート更新を拒否された理由が「水漏れ」であるとのことですが、その状況や責任の所在が不明確です。大家は、居住者の居住権を侵害するような理由で更新を拒否することはできません。

7. 居住権と大家の対応

知り合いからのアドバイスの通り、居住権は存在します。大家は、正当な理由なく居住者を退去させることはできません。大家の対応は、契約違反や不当な行為に当たる可能性が高いです。

具体的な解決策とアドバイス

1. **証拠集め:** すべてのやり取り(メール、LINE、写真、動画など)を記録し、証拠として保管しましょう。
2. **弁護士への相談:** 弁護士に相談し、法的アドバイスを受けましょう。弁護士は、大家との交渉や訴訟手続きを支援します。
3. **内容証明郵便:** 大家に対して、これまでの経緯と要求事項を明確に記した内容証明郵便を送付しましょう。これは、証拠として有効です。
4. **消費者センターへの相談:** 消費者センターに相談し、適切な対応方法をアドバイスしてもらいましょう。
5. **交渉の記録:** 大家との交渉は、必ず記録を取りましょう。録音やメモなどを活用してください。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士に相談することで、以下のメリットがあります。

* **法的根拠に基づいた交渉:** 弁護士は、法律に基づいた適切な主張を行い、大家との交渉を有利に進めることができます。
* **証拠の有効性評価:** 集めた証拠が法的証拠として有効かどうかを判断し、必要な証拠の追加をアドバイスします。
* **訴訟手続きの支援:** 交渉がうまくいかない場合は、訴訟手続きを支援します。

今後の対策:賃貸契約における注意点

* **契約書をよく読む:** 賃貸契約書は、必ず隅々まで読み、内容を理解しましょう。不明な点は、大家に確認しましょう。
* **証拠を残す:** 賃貸契約に関するすべてのやり取りは、証拠として残しておきましょう。
* **ペット飼育の確認:** ペットを飼う場合は、事前に大家に確認し、許可を得ましょう。
* **定期的な点検:** アパートの状況を定期的に点検し、問題があればすぐに大家に報告しましょう。
* **トラブル発生時の対応:** トラブルが発生した場合は、すぐに弁護士や消費者センターに相談しましょう。

まとめ

今回のケースは、大家の対応が不当である可能性が高いです。弁護士に相談し、法的措置を検討することを強くお勧めします。証拠をしっかり集め、冷静に、そして毅然とした態度で対応することが重要です。

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