アパート水漏れ被害と賠償請求:適切な対応と請求方法

アパートの水漏れ 賠償請求 2階建てのアパートに住んでいます。 先日 上の階の方がお風呂を溜めながら寝てしまいお湯を溢れさせました。 原因は排水溝に髪がたまっており 通常より排水が出来なかったためなので 過失は全て上階の方にあるようです。 とは言え賃貸アパートなので 被害補償等の関係は管理会社が入ってくれるのですが・・・ アパートのつくりが2DKで 玄関を入ってすぐが台所でその脇にお風呂場やトイレがあります。 台所を通って隣り合わせに2部屋あります。 被害がまず玄関が一番ひどく ピーク時にはちょっとした滝状態で 靴5足がずぶぬれです 台所の4隅から壁をつたって水漏れがありました。 台所以外の部屋も2部屋とも天井に水濡れの為に壁紙が浮いた状態です(水がたまっているのかも) 台所により近い方の部屋は壁づたいに水がたれていました。 夜遅かったのですが あのままでは寝るに寝られないので管理会社を通して業者さんにきていただき処理してもらいました。 説明が長くなりましたが 今管理会社から求められているのは 天井の壁紙を張り替えるかどうか(張り替えなかったら退去時に請求しない) と 家財道具の賠償請求です。 アパートにはもう大分長い事住んでいて 子供もいるのでそろそろ良いところがあれば引越しをしたいと考えており 子供の友達の都合もあるので近くで探していますが よさ気な所は中々空きません。 そう言った事もあり 今の時点でものを移動させ天井の全面張替えをする気にはならなく 天井はそのままの予定です。 悩んでいるのは 賠償請求でどこまで請求して良いものか迷います。 靴5足は請求しようと思います。(合皮4足(スニーカータイプ?2足とサンダル、パンプス)と革靴1足(パンプス)) 額に入れて壁にかけてあった子供の記念写真2つと似顔絵1つ 玄関以外は壁づたいに水が降りてきていたので 頭から水をかぶってはいないのですが 食器棚と食料保管庫と玄関真横にあった靴箱は全て木製で 水に浸かりました。 今の所中のものに被害はなさそうなのですが カビが気になります。 現状被害はなさそうだけどカビが出るかも?で請求はしても良いのでしょうか? あと、気になったのですが 壁づたいに流れてきた水で壁がカビる事はないのでしょうか? 可能性があるのなら 台所の天井ボードのようにあとでしみになったら申告して退去時に元からあったシミとして扱うよう行ってもらってるので、 そうしてもらったほうが良いのでしょうか? 長々と書いてしまいましたがアドバイスよろしくお願いします。 保険に関しては双方とも未加入です

アパート水漏れ被害と賠償請求に関するアドバイス

今回のケースは、上階住人の過失による水漏れ被害です。管理会社を通して対応されているとのことですが、賠償請求の範囲について迷われているようです。以下、具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. 賠償請求の範囲:明確な証拠と写真撮影が重要

賠償請求を行う際には、被害状況を明確に示す証拠が不可欠です。すでに業者に処理してもらっているとのことですが、水漏れ被害の状況を写真や動画で記録しておきましょう。特に、以下の点を重視して撮影してください。

  • 水漏れの状況:玄関、台所、各部屋の天井や壁の水濡れ、壁紙の浮き、水たまりなどを詳細に撮影。
  • 被害を受けた家財道具:濡れた靴、食器棚、食料保管庫、靴箱など、すべての被害状況を撮影。特に、木材の変色や反りなど、目に見える変化を記録。
  • 子供の記念写真や似顔絵:水濡れによる損傷の有無を明確に撮影。

これらの写真は、管理会社や、必要であれば裁判などにおいて重要な証拠となります。

2. 賠償請求の対象:具体的な金額と根拠を提示

賠償請求の対象となるのは、以下の通りです。

  • 靴5足:合皮4足と革靴1足の購入価格、または同等の新品購入価格を請求。レシートがあれば提示しましょう。
  • 子供の記念写真と似顔絵:複製が不可能なオリジナル作品であることを強調し、作成費用や思い出の価値を考慮した金額を請求。写真や似顔絵のデータがあれば、復元にかかる費用も請求できます。
  • 食器棚、食料保管庫、靴箱:現状では被害が見られないとしても、カビが発生する可能性があることを指摘し、修理費用または交換費用を請求。専門業者に見積もりを取ってもらうのが確実です。木材の材質や状態によって、修理費用は大きく変わるため、見積もりは必須です。

請求金額については、具体的な根拠を提示することが重要です。レシートや見積書などの証拠を添えましょう。

3. カビ発生の可能性と予防策

水に濡れた木材は、カビが発生する可能性が高いです。現状では被害が見られないとしても、カビが発生する可能性を考慮して、修理または交換費用を請求することは妥当です。

  • 予防策:食器棚、食料保管庫、靴箱は、風通しの良い場所に移動させ、乾燥させましょう。除湿剤を使用するのも効果的です。定期的に状態を確認し、カビの発生を確認したら、速やかに管理会社に報告しましょう。
  • 壁のカビ:壁にカビが発生する可能性も否定できません。定期的に壁の状態をチェックし、カビの発生を確認したら、管理会社に報告しましょう。

4. 天井の壁紙張り替えについて

天井の壁紙張り替えについては、現状では費用対効果が低いと判断されているようです。しかし、後からカビが発生した場合、責任の所在が曖昧になる可能性があります。現状では張り替えなくても良いですが、もし将来的にカビが発生した場合、その費用は請求できるか管理会社と確認しておきましょう。

5. 専門家への相談

賠償請求額や対応に迷う場合は、弁護士や不動産会社などに相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応を取ることができます。

6. 今後の対策

今回の水漏れ事故を教訓に、今後の対策を検討しましょう。

  • 排水溝の清掃:定期的に排水溝を清掃し、髪の毛などの詰まりを防ぎましょう。
  • お風呂の安全対策:お風呂の自動湯止め機能を利用する、就寝前に必ず栓を抜くなど、安全対策を徹底しましょう。

まとめ

今回の水漏れ被害は、上階住人の過失が明らかなため、適切な賠償請求を行うことができます。写真や動画などの証拠をしっかりと確保し、具体的な金額と根拠を提示することで、納得のいく解決を目指しましょう。専門家への相談も検討し、今後の対策を講じることで、同様の被害を防ぎましょう。

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