アパートの駐車場契約トラブル!口頭契約の有効性と対処法

至急、口頭契約(駐車場について)の有効性と対処法・法的解釈を教えてください。 住んでいるアパートで駐車場を2台契約していますが、1台分は他の部屋の割り当て分なのでその部屋が必要になれば空けて他の場所に駐車場を探さねばなりません。同じアパートには割り当てが2台の部屋もあるので、管理会社に2台割り当ての部屋が空き部屋になった時にこちらと駐車場を変更できないかきいたところ可能とのことでした。先週土曜に引っ越しでその部屋が空いたので早速管理会社に連絡したところOKをもらいすぐに大家から印をもらって契約書を送るということでした。しかし今週水曜日にその部屋に入居者があるらしく、契約書もまだでしたので管理会社に再確認したところ大家になかなか会えなくて印がもらえていないが交換は大丈夫なので待って欲しいと言われました。しかし金曜日になると交換するはずの駐車場に車が入っているので再度連絡したのですが、来週火曜日には契約書を送ると言われました。しかし実際入居者が駐車していることをただすと確認するとのこと。連絡があり管理会社のミスで入居者と契約してしまい駐車場交換はできなくなったと言われました。しかしこちらは口頭契約をしたのだし、そちらが契約書類を送って来なかったのではないかと言うと、担当は口頭契約の存在を認め、社内で意思疎通ができていなかった事も認めたのですが入居者と書面を交わしたので無理ですの一点張り、上司が電話を代わったのですがミスは誰にでもあるという誠意の無い回答で、ミスは認めて謝るから許せとしか言いません。しかしこちらは土曜の口頭契約で書面到着を待っていたのに新規入居者と水曜に契約したのでと言われても納得できません。駐車場代金も値下がりするはずだったので、駐車場だけ交換してくれ、あるいは他の駐車場を探して借りて差額は負担してくれと言いましたが出来ないとの回答。では今後今の契約の駐車場をずっと貸してくれと言っても無理、差額を負担してくれと言っても無理との回答、会って謝罪しますとしか言いません。こちらは連絡をし口頭契約の存在を確認し書面を待っていたのに管理会社のミスですべて無にしてくれと言われても納得できません。管理会社のミスで書面契約出来ず口頭契約しかありませんがそれを証拠に管理会社に代替え駐車場を探させるとか差額を負担させるとか駐車場交換をさせるとか出来ないのでしょうか?法的解釈も教えてください。よろしくお願いします。

アパート駐車場の口頭契約トラブル:法的解釈と対処法

今回のケースは、アパートの駐車場交換に関する口頭契約が、管理会社のミスにより履行されなかったという非常に残念な状況です。口頭契約は有効なのか、そしてどのような対処法があるのか、法的観点から詳しく解説します。

口頭契約の有効性

まず重要なのは、口頭契約も法律上有効であるということです。民法では、契約は書面でなくても成立します。ただし、証拠がないため、トラブルになった際に立証が困難になるというデメリットがあります。今回のケースでは、管理会社担当者が口頭契約の存在を認めている点が重要な証拠となります。

管理会社の責任

管理会社は、契約の相手方として、誠実に行動する義務があります。今回のケースでは、管理会社は口頭契約を承諾しながら、適切な手続きを取らず、他の入居者との契約を優先してしまいました。これは、管理会社の債務不履行に当たると考えられます。

証拠の確保

口頭契約の証拠としては、以下のものが挙げられます。

  • 管理会社担当者との通話記録:電話の内容を録音していた場合、重要な証拠となります。録音していなくても、通話履歴が残っている可能性があります。
  • メールやメッセージのやり取り:管理会社とのメールやメッセージのやり取りがあれば、それを証拠として提示できます。
  • 証人:口頭契約の際に、他の入居者などが立ち会っていた場合は、証人として証言を求めることができます。

これらの証拠をしっかりと確保することが、今後の交渉において有利に働くでしょう。

具体的な対処法

管理会社との交渉が難航している状況ですが、以下のステップで対応することをお勧めします。

1. 内容証明郵便を送付する

口頭契約の内容、管理会社のミス、そして要求事項(駐車場交換、代替駐車場の提供、差額負担など)を明確に記載した内容証明郵便を送付しましょう。内容証明郵便は、送達記録が残るため、証拠として非常に有効です。

2. 弁護士に相談する

管理会社との交渉がうまくいかない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、法律的な観点から適切なアドバイスを行い、必要であれば訴訟手続きを進めることができます。弁護士費用はかかりますが、将来的な損失を考えると、弁護士に相談することは有効な手段です。

3. 消費生活センターに相談する

弁護士への相談が難しい場合は、消費生活センターに相談することもできます。消費生活センターは、消費者の権利を守るための機関であり、無料で相談に乗ってもらえます。

専門家の視点

不動産賃貸に関する専門家(不動産管理士など)の意見を聞くと、より客観的な判断ができます。専門家は、類似事例や法律の解釈について詳しい知識を持っているので、より効果的な解決策を提案してくれるでしょう。

事例紹介

過去に同様のトラブルで、裁判になったケースもあります。裁判では、口頭契約の内容、管理会社の対応、そして証拠の有無などが判断材料となります。

今後の注意点

今回の経験を踏まえ、今後の契約においては、必ず書面で契約を交わすようにしましょう。口頭契約は、トラブルになりやすいので、書面による契約を徹底することが重要です。特に、重要な契約事項については、書面で確認し、双方で署名・捺印を行うべきです。

まとめ

アパートの駐車場契約トラブルは、口頭契約の場合、証拠の確保が非常に重要になります。管理会社のミスを認めさせ、適切な解決策を得るためには、内容証明郵便の送付、弁護士や消費生活センターへの相談などを検討しましょう。 将来トラブルを防ぐためにも、重要な契約は必ず書面で交わす習慣を身につけましょう。

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