アパートの過剰な湿度とカビ問題:解決策と管理会社への対応

アパートの湿度が異常に高く困っています。 今年の4月から入居した賃貸アパートなのですが、湿度が常に80%ぐらいあります。 木造で換気をしてもダメです。 クローゼットのスーツやらなんやらがカビ、キッチンの壁や玄関に置いてあった革靴など部屋のいたるところがカビています。 対策のため、1階なので防犯上良くないですが、窓を全開にして昼間仕事に行ったり、レンジフードを回しっぱなしにしましたが帰ってきて確認したら湿度75%。 小さな除湿器を購入し、しばらく使ってみましたが数値の変化は1%だけ。除湿器で下がったとは思えません。 管理会社に電話をして相談したら、そこの部屋で80%も湿度があるのは考えられないとのこと。 20日に確認しに来ることになっているのですが、カビた服のクリーニング代や革靴の弁償、カベがカビた事による退去時の清掃代は払わない事、改善できる見込みがないのなら、同条件でそのまま別の物件へ引っ越し費用等管理会社負担で引っ越しをさせてもらう等をお願いしようと思っています。 健康被害も心配ですし。 実際に補償してもらえるのかどうかはこんな経験初めてなのでわかりませんが、客観的に見てどう思われますか? さすがに家にいようがいまいが、換気しようがしまいが80%の湿度がある状況で私に落ち度があるとは思えません。 湿度をひたすら下げようと考えられることをやりましたが、湿度は5%ぐらいしか下がりません。 こんなカビ臭いところイヤです・・・。

深刻な高湿度とカビ問題:原因と解決策

ご自宅のアパートの湿度が80%と非常に高く、カビが発生しているとのこと、大変お困りのことと思います。 まず、ご安心ください。ご自身の責任ではない可能性が高いです。80%という湿度は、通常のアパートの居住環境ではありえない数値です。 換気や除湿器の使用にも関わらず、効果がほとんど見られないことから、建物の構造や設備に問題がある可能性が高いと推測できます。

高湿度の原因を探る

アパートの高湿度には、いくつかの原因が考えられます。

  • 建物の構造的問題:築年数が古く、断熱性能が低い、もしくは基礎や壁に雨漏りの可能性がある。木造住宅の場合、特に湿気に弱いので注意が必要です。通気性が悪く、湿気がこもっている可能性も。
  • 設備の故障:換気扇や排水管の故障、浴室乾燥機の不具合など、湿気を排出するはずの設備に問題がある可能性があります。
  • 隣接住戸からの影響:隣室からの漏水や、隣室の湿気が侵入してくる可能性も考えられます。
  • 地盤の問題:地盤の状況によっては、湿気が建物の基礎から侵入するケースもあります。

具体的な解決策と管理会社への対応

管理会社が20日に確認に来る予定とのことですが、それまでに以下の準備をしておきましょう。

  • 証拠写真の撮影:カビが発生している箇所を全て写真に撮り、日付と時刻を記録しましょう。特に、カビの広がり具合がわかるように、全体像とアップの写真を両方撮影してください。動画撮影も有効です。
  • 湿度の記録:湿度計で定期的に湿度を測定し、記録を残しておきましょう。可能であれば、グラフ化して管理会社に提示すると効果的です。
  • 専門家の意見の入手:可能であれば、建築関係の専門家や不動産会社に相談し、現状を客観的に評価してもらいましょう。専門家の意見は、管理会社との交渉において強い味方になります。
  • 健康被害の記録:カビによる健康被害(喘息、アレルギー症状など)が出ている場合は、医師の診断書を準備しておきましょう。

管理会社への対応としては、冷静かつ明確に現状を説明することが重要です。感情的な言葉ではなく、事実を基に、以下の点を伝えましょう。

  • 現状の湿度とカビ被害の深刻さ:写真や湿度記録を提示し、現状の深刻さを客観的に説明します。
  • これまでの対応と効果の無さ:換気や除湿器の使用など、これまで行った対策と、その効果の無さを説明します。
  • 損害の請求:カビによる衣類や革靴の損害、退去時の清掃費用などを請求します。具体的な金額を算出し、見積もりなどを提示すると効果的です。
  • 代替物件への移転:改善の見込みがない場合は、同等の条件で別の物件への移転を要求します。引っ越し費用などの負担についても交渉しましょう。

専門家の視点:カビと健康被害

カビは、健康に深刻な影響を与える可能性があります。特に、アスペルギルス属などのカビは、アレルギー性気管支炎やぜんそくを引き起こす可能性があります。また、スタキボトリス属のカビは、吐き気や頭痛、鼻血などの症状を引き起こす可能性があります。

カビの胞子は目に見えないほど小さく、空気中に漂っているため、吸い込むことで健康被害を受ける可能性があります。 高湿度が続くことで、カビは増殖しやすくなります。そのため、健康被害を防ぐためにも、早急な対策が必要です。

まとめ:積極的な対応で解決を目指しましょう

80%という高湿度は、居住環境として明らかに問題があります。ご自身の責任ではないことを明確に主張し、管理会社に適切な対応を求めることが重要です。証拠をしっかり集め、冷静に交渉することで、カビ被害の補償や代替物件への移転を実現できる可能性があります。 健康被害も懸念されるため、早急な解決を目指しましょう。 必要であれば、弁護士や専門機関に相談することも検討してください。

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