アパートの照明がオレンジ色?明るく見せるための解決策とインテリア選び

今アパートに住んでるんですが、部屋の照明の色が白ではなくオレンジっぽい茶色い感じなんですが、先日、家電量販店で白って書いてる電気を買ってきて付けたのですが、やはり白ではなく元と同じ色でした。 このアパートの電気は白のものをつけてもこの色なのでしょうか? 部屋を明るくしたくても、どうしようもないのでしょうか?

アパートの照明の色がオレンジ色に見える原因

アパートの照明が白熱球のようにオレンジがかった色に見える原因はいくつか考えられます。家電量販店で「白」と表記された電球を購入されたにも関わらず、オレンジがかった色に見えるということは、電球自体ではなく、照明器具やお部屋の状況が影響している可能性が高いです。

1. 照明器具の影響

照明器具の種類によっては、電球の色温度を変化させる場合があります。例えば、シェードの色や素材がオレンジ系の色味をしていると、白熱電球に近いオレンジがかった光を放つことがあります。また、器具自体が古く、経年劣化によって変色している可能性も考えられます。

2. 壁や家具の色味の影響

お部屋の壁や家具の色も、照明の色味に影響を与えます。例えば、壁や家具が濃い色の木材やブラウン系のクロスだと、光が吸収され、オレンジがかった色に見えやすくなります。逆に、白や明るい色の壁や家具だと、光が反射し、明るく見えます。

3. 電球の種類と色温度

「白」と表記されていても、電球には様々な色温度があります。色温度はケルビン(K)で表され、数値が高いほど青白い光、低いほどオレンジがかった光になります。一般的に、昼光色(5000K以上)、昼白色(4000~5000K)、電球色(2700K以下)があり、電球色を選ぶとオレンジがかった色になります。もしかしたら、無意識のうちに電球色を選んでしまっている可能性があります。パッケージをよく確認し、色温度を確認してみましょう。

4. アパートの配線や電気系統の問題

まれに、アパートの配線や電気系統に問題があり、電球の色温度に関わらず、オレンジがかった色に見える場合があります。これは、専門業者に点検してもらう必要があります。

部屋を明るく見せるための具体的な解決策

照明の色を変えることが難しい場合でも、インテリアの工夫で部屋を明るく見せることは可能です。

1. 照明器具の見直し

現状の照明器具がオレンジ系の光を強調している可能性があります。可能であれば、シェードを白や明るい色のものに変更したり、よりモダンで光を拡散しやすいデザインの照明器具に交換することを検討しましょう。

2. 壁や家具の色選び

壁や家具の色は、部屋の明るさに大きな影響を与えます。明るい色の壁や家具を選ぶことで、光を反射し、部屋全体を明るく見せる効果があります。例えば、白、アイボリー、ベージュ、ライトグレーなどの淡い色を積極的に取り入れることをおすすめします。

  • 壁の色:白やアイボリーは最も明るく見せる効果があります。少し変化をつけたい場合は、パステルカラーなども良いでしょう。
  • 家具の色:白や明るい木目調の家具は、部屋を広く明るく見せます。ソファやカーテンなどのファブリックも、明るい色を選ぶと効果的です。

3. 間接照明の活用

間接照明を効果的に使うことで、部屋全体を柔らかく、明るく照らすことができます。フロアランプやテーブルランプ、壁掛け照明などを活用し、光源を複数設けることで、より立体的な空間を演出できます。

4. 鏡の活用

鏡は光を反射させる効果があるので、部屋を広く明るく見せるのに役立ちます。壁に大きな鏡を飾ったり、鏡付きの家具を選ぶのも良いでしょう。

5. 窓からの採光を最大限に活かす

カーテンやブラインドは、光を遮らないように、薄手の素材や明るい色のものを選びましょう。レースカーテンなどを併用し、柔らかな光を取り入れる工夫も効果的です。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、照明の色はインテリア全体の雰囲気を大きく左右します。オレンジがかった照明は、温かみのある空間を作り出す一方で、部屋を狭く暗く感じさせる可能性があります。

「明るくしたい」というご要望であれば、照明器具の交換だけでなく、壁や家具の色、カーテン、そして間接照明の配置まで総合的に検討することが重要です。 オレンジ系の照明を活かすのであれば、深みのあるブラウンやテラコッタなどの色を基調とした、落ち着いた空間を演出するのも一つの方法です。しかし、明るくしたいというご希望であれば、上記で述べたような明るい色を基調としたインテリアコーディネートを検討することをおすすめします。

まとめ:オレンジ色の照明でも諦めない!明るい空間を実現しよう

アパートの照明の色がオレンジがかっていても、適切なインテリア選びと工夫によって、明るく快適な空間を実現できます。照明器具の交換だけでなく、壁や家具の色、間接照明、鏡の活用など、様々な方法を組み合わせて、理想の部屋作りを目指しましょう。 まずは、お部屋の現状を写真に撮って、インテリア雑誌やウェブサイトなどを参考に、具体的なイメージを固めていくことから始めてみてください。

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