アパートの湿気とカビ問題!引っ越し以外にできる対策とは?

アパートの湿気がひどくカビてしまいました。出るしかないですか?現在岩手のメディコートというところに住んでいます。住み始めた当初から湿気がひどく、24時間換気していても床にカビが生えるほどです。そして、水周りはもちろん、テレビ台やベッドのフレームにまで及んでいます。(換気扇を24時間回しているため風呂場は乾燥し、カビが生えていません)大家に言ったところ、人間から出る湿気だと言って非を認めず、怒らせるようなことまで言ってきました。ほかの部屋もカビているようです。泣き寝入りして引っ越すしかないですか?

深刻なカビ問題!まずは現状把握から

岩手県メディコートのアパートで、住み始めてからずっと湿気が酷く、カビが発生しているとのこと、大変お困りのことと思います。24時間換気を行っているにも関わらず、床だけでなく、テレビ台やベッドフレームまでカビが発生している状況は、居住環境として明らかに問題があります。大家さんの対応も不適切で、非常に辛い状況だと察します。しかし、すぐに「引っ越ししかない」と結論づける前に、いくつかできることがあります。

1. カビの状況を写真や動画で記録する

まずは、カビの発生状況を詳細に記録しましょう。写真や動画で、カビの広がり、発生箇所、程度を記録することで、後々の証拠として役立ちます。特に、カビの種類や広がり具合を客観的に示すことが重要です。

2. 専門業者による調査を依頼する

次に、専門の業者にカビの調査を依頼することをお勧めします。業者であれば、カビの種類や原因を特定し、適切な対策を提案してくれます。調査結果を元に、大家さんとの交渉にも役立ちます。費用はかかりますが、今後の対応を決定する上で非常に有効な手段です。

3. 公的機関への相談

もし、大家さんとの交渉がうまくいかない場合は、公的機関に相談することも検討しましょう。例えば、お住まいの地域の住宅相談窓口や、消費者センターなどに相談することで、法的観点からのアドバイスやサポートを受けることができます。

大家さんとの交渉:具体的な対応策

大家さんが「人間から出る湿気」と主張しているのは、明らかに不適切な対応です。24時間換気を行っているにも関わらず、ここまでカビが発生しているということは、建物の構造や管理に問題がある可能性が高いです。

1. 調査結果を提示して交渉する

専門業者による調査結果を元に、大家さんと改めて交渉しましょう。調査結果では、カビの原因、建物の問題点などが具体的に示されているはずです。これらを根拠に、現状の深刻さを伝え、適切な対応を求めましょう。

2. 賃貸借契約書を確認する

賃貸借契約書を確認し、建物の修繕義務に関する条項を確認しましょう。契約書に明記されている内容に基づき、大家さんに修繕を請求することができます。

3. 書面でのやり取りを残す

交渉は、必ず書面で行い、記録を残しましょう。メールや手紙で、日付、内容、相手方の返答などを記録することで、後々のトラブルを防ぐことができます。

4. 必要であれば弁護士に相談する

それでも大家さんが対応してくれない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士に相談することで、法的措置を含めた適切な対応策を検討することができます。

湿気対策:具体的な実践方法

引っ越し以外の選択肢として、湿気対策を徹底することも重要です。

1. 換気方法の見直し

24時間換気システムに加え、窓を開けての自然換気を積極的に行いましょう。特に、朝晩の気温差が大きい時間帯は、窓を開けて換気することで、室内の空気を入れ替える効果を高めることができます。ただし、防犯面にも注意が必要です。

2. 除湿機の活用

除湿機は、室内の湿気を効果的に除去するのに役立ちます。コンプレッサー式やデシカント式など、様々なタイプがあるので、お部屋の広さや状況に合わせて最適な機種を選びましょう。特に梅雨時期や冬場の結露対策には効果的です。

3. 室内乾燥剤の活用

除湿機と併用して、室内乾燥剤を使用するのも有効です。クローゼットや押し入れなど、湿気がこもりやすい場所に置くことで、カビの発生を抑えることができます。

4. 家具の配置と整理整頓

家具の配置や整理整頓も重要です。家具を壁にぴったり付けすぎると、壁との間に湿気がこもりやすくなります。家具と壁の間には少しスペースを空けるようにしましょう。また、不要なものは処分し、風通しの良い状態を保つことが大切です。

5. カーテンや敷物の素材

湿気を吸いやすい素材のカーテンや敷物は、カビの発生リスクを高めます。通気性の良い素材を選び、こまめな洗濯や乾燥を心がけましょう。

6. 定期的な清掃

定期的に清掃を行い、カビの発生を防ぎましょう。特に、浴室やキッチンなどの水回り、そして床下は注意が必要です。カビを発見したら、すぐに拭き取り、乾燥させることが重要です。

インテリア選びと湿気対策

インテリア選びも湿気対策に繋がります。

1. 通気性の良い素材を選ぶ

家具やカーテン、敷物など、通気性の良い素材を選ぶことが大切です。天然素材の家具や、通気性の良いファブリックを選ぶことで、湿気がこもりにくくなります。

2. 色選びも重要

色の選び方も重要です。明るい色は、部屋を明るく見せるだけでなく、心理的な効果もあります。暗い色の部屋は、湿気がこもってカビが発生しやすい印象を与えがちです。グレーなどの落ち着いた色を選ぶ際は、通気性を確保する工夫が必要です。

3. 防カビ効果のある塗料

壁や天井に防カビ効果のある塗料を使用することも有効です。専門業者に相談し、適切な塗料を選んで塗り替えを行うことで、カビの発生を抑えることができます。

まとめ

アパートのカビ問題は、居住者の健康にも大きく影響します。大家さんとの交渉、そして湿気対策を徹底することで、快適な住環境を取り戻せる可能性があります。諦めずに、一つずつ対応を進めていきましょう。

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