アパートの庭に室外機が勝手に設置!管理会社への対応とインテリアへの影響

アパートのうちの庭に上の階の部屋の室外気が勝手に設置されました。上の階の部屋はまだ誰も住んでいません。設置したのは管理会社側なのですが、管理会社とはいえこちらが家賃を払って庭も含めて部屋を借りている以上、断りもなしに設置するのはどうかと思うのですが、皆さんのご意見をお聞かせください。特に邪魔にはならないのですが、邪魔にならなかったら勝手に置いてもいいのかと思うのです。

勝手に設置された室外機問題:法的観点と解決策

アパートの庭に、しかも入居前の上階住戸の室外機が管理会社によって一方的に設置されたとのこと、ご心配ですね。確かに、庭を含む敷地は賃貸借契約の一部であり、家主または管理会社の無断設置は問題となる可能性があります。

まず、法律的な観点から見てみましょう。賃貸借契約では、借地借家法が適用されます。同法では、家主は借主の承諾なく、建物の現状変更(この場合は室外機の設置)を行うことができません。 例外として、建物の修繕や改良といった場合がありますが、今回のケースは新規設置であり、該当しない可能性が高いです。

管理会社は、あなたの承諾を得ずに室外機を設置したことで、契約違反に該当する可能性があります。 邪魔にならないからといって、勝手に設置されて良いわけではありません。あなたの所有権・使用権を侵害している可能性があるのです。

具体的な対応策:管理会社への交渉と証拠の確保

では、どう対応すれば良いのでしょうか。以下のステップで対応することをお勧めします。

1. 証拠の確保

まず、室外機の設置状況を写真や動画で記録しましょう。設置日時、場所、室外機の型番などが分かるように撮影することが重要です。 もし、設置前に管理会社とやり取りしたメールや文書があれば、それも証拠として保管しておきましょう。

2. 管理会社への抗議と交渉

証拠を揃えた上で、管理会社に設置について抗議し、撤去または設置場所の変更を要求しましょう。 その際、以下の点を明確に伝えましょう。

  • 賃貸借契約の内容:契約書に室外機設置に関する記述がないことを確認し、契約違反であることを指摘しましょう。
  • あなたの権利:庭の使用権を侵害されていることを主張しましょう。
  • 具体的な要求:室外機の撤去、またはより適切な場所への移設を要求しましょう。具体的な場所を提案することも有効です。
  • 期限設定:いつまでに回答が欲しいか、期限を伝えましょう。

交渉は、最初は穏やかな口調で行いましょう。しかし、管理会社が対応してくれない場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。

3. 弁護士への相談

管理会社との交渉がうまくいかない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、あなたの権利を擁護し、法的措置を検討する上で大きな助けとなります。 弁護士費用はかかりますが、将来的なトラブルを回避するためにも、専門家の意見を聞くことは非常に重要です。

インテリアへの影響と対策

室外機の設置は、あなたの庭の景観に影響を与える可能性があります。特に、グレーの室外機は、庭全体の雰囲気を大きく変えてしまう可能性があります。 例えば、あなたが自然な雰囲気の庭を目指していた場合、室外機の存在は景観を損ねてしまうかもしれません。

景観への影響を軽減する工夫

もし、室外機の撤去が難しい場合、視覚的な影響を軽減するための工夫を検討しましょう。

  • グリーンカーテン:室外機をツル性の植物で覆うことで、目隠し効果を得ることができます。アイビーや朝顔など、成長が早く、比較的育てやすい植物を選びましょう。
  • 目隠しフェンス:室外機を隠すための目隠しフェンスを設置することも効果的です。素材やデザインを工夫することで、庭全体のデザインに調和させることができます。
  • 鉢植え:大きな鉢植えを室外機の近くに配置することで、視覚的に室外機の存在感を薄めることができます。植物の種類や鉢のデザインを工夫して、庭全体の統一感を保ちましょう。
  • ガーデンライト:夜間は、ガーデンライトで庭を照らすことで、室外機の存在感を薄めることができます。ライトの色や配置を工夫することで、より落ち着いた雰囲気を演出できます。

これらの工夫によって、室外機の存在感を和らげ、庭の雰囲気をより良く保つことができます。

まとめ:あなたの権利を主張し、快適な住環境を確保しましょう

アパートの庭に室外機が勝手に設置されたことは、あなたの権利を侵害している可能性があります。 まずは、管理会社と冷静に交渉し、問題解決を目指しましょう。 それでも解決しない場合は、弁護士に相談することを検討してください。 また、インテリアの観点からも、室外機の影響を最小限に抑える工夫を検討し、快適な住環境を確保しましょう。

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