アパートの室外機、向かい合わせ問題!熱対策と移設費用について徹底解説

アパートの室外機同士が向き合っています。昨年の秋に入居し、寒くなってからエアコンを使用し始めました。ふと今年の夏にむけエアコンの熱対策を考えていて、ハッとしました。通路を挟んだ向かいの部屋の室外機と通路の端で向かい合って設置されています。幅としては、室外機と室外機の間にもう一台室外機が設置出来そうなくらい。私と向かいの部屋は東側の角住戸なので玄関より奥へは誰も行きません。通路途中の部屋の室外機は吊り下げタイプで、西側の通路の端には見える限りでは通路に室外機が置かれていません。(あまり逆方向には行かないので、どこに設置されているのか分かりません。ベランダに設置かも?)向かいの方は私より後に入居してきました。私と同じくショートサーキットの状態に気づいていないと思います。この場合、管理会社にお願いすれば、こちらの負担にならずに場所を変えてもらえるのでしょうか。ただ故障というわけではないのですが、いずれ故障するのは目に見えている状況だと思うのです。ただ壊れるまで待つ間のことを考えると、自分で負担してでもとも思います。その場合、移動費用はいくらくらいになるのでしょうか。ちなみに、向かいの室外機はこちらのよりも新しそうだったので、以前故障したのかもとも思えます。回答、アドバイスなどお願いします。

室外機向かい合わせ問題:熱効率低下と故障リスク

室外機が向かい合って設置されている状態は、「ショートサーキット現象」を引き起こし、エアコンの効率を著しく低下させる可能性があります。これは、互いの室外機から排出される熱風がぶつかり合い、冷却効率が下がるためです。結果として、電気代の上昇やエアコンの寿命短縮につながるだけでなく、故障リスクも高まります。特に、夏場の高温時には深刻な問題となります。

管理会社への相談:費用負担と対応について

まず、管理会社に状況を説明し、室外機の配置変更について相談することをお勧めします。管理会社は、居住者の安全と快適な居住環境を確保する責任を負っています。ショートサーキット現象は、エアコンの故障リスクを高めるだけでなく、火災などの危険性も孕んでいるため、管理会社も改善に協力してくれる可能性が高いです。

ただし、費用負担については、管理規約や建物の状況によって異なります。老朽化による配管の交換が必要な場合や、大幅な工事が必要な場合は、居住者負担となる可能性もあります。まずは、管理会社に状況を写真付きで伝え、具体的な対応と費用負担について明確に確認しましょう。

自分で室外機を移動する場合:費用と手順

管理会社が対応できない場合、または迅速な対応を求める場合は、自己負担で室外機の移動を検討することもできます。しかし、専門業者に依頼することが必須です。素人による作業は、配管の破損や漏洩など、思わぬ事故につながるリスクがあります。

移動費用について

室外機の移動費用は、以下の要素によって大きく変動します。

  • 距離:移動距離が長くなるほど費用は高くなります。
  • 配管の長さ:配管の延長や交換が必要な場合、追加費用が発生します。既存の配管が使用できる場合は費用を抑えられます。
  • 工事の難易度:壁の穴あけや配管のルート変更が必要な場合は、費用が高くなります。既存の配管を活用できる場合は費用を抑えられます。
  • 業者:業者によって料金体系が異なるため、複数の業者に見積もりを依頼することをお勧めします。

一般的に、室外機の移動費用は数万円から数十万円と幅があります。具体的な費用は、業者に現地調査を依頼し、見積もりを取ってから判断しましょう。

専門業者への依頼手順

1. 複数の業者に見積もり依頼:少なくとも2~3社の業者に見積もりを依頼し、費用や作業内容を比較検討します。
2. 契約内容の確認:契約前に、作業内容、費用、保証期間などをしっかりと確認し、不明な点は質問しましょう。
3. 作業日の調整:作業日は、事前にしっかりと調整しておきましょう。
4. 作業の立会い:作業中は、現場に立ち会い、作業状況を確認しましょう。
5. 完了後の確認:作業完了後、室外機の動作確認を行い、問題がないことを確認しましょう。

専門家の視点:エアコン設置の注意点

エアコン設置においては、適切な設置場所の選定が重要です。室外機は、直射日光の当たらない風通しの良い場所に設置することが理想的です。また、複数台の室外機を設置する場合は、互いに熱風がぶつからないように、十分な間隔を確保する必要があります。

まとめ:快適な生活を守るための積極的な行動を

室外機が向かい合っている状態は、エアコンの効率低下や故障リスクを高めるだけでなく、居住者の快適性を損なう可能性があります。まずは、管理会社に相談し、状況を説明しましょう。管理会社が対応できない場合は、専門業者に依頼して室外機の移動を検討することも一つの手段です。早期に対策することで、電気代の節約や故障リスクの軽減、そして快適な生活を送ることができます

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