アパートの下見で失敗しない!後悔しないためのチェックポイントと不動産屋への質問例

就職が決まり、4月から入居予定のアパートを明日下見に行きます。家賃が少々高いが質のいい部屋と、安くてそれなりの部屋、どちらか決めかねているのですが、下見にあたって何か気を付けるポイントなどはありますか? 一応周囲の環境くらいは調べてから行こうと思っているのですが、不動産屋に聞いておいたほうがいいことなどがありましたら教えてください。

アパート選びの最重要ポイント:予算と優先順位の明確化

まず、家賃の高い「質のいい部屋」と安い「それなりの部屋」のどちらを選ぶか迷う前に、自分の予算と優先順位を明確にしましょう。 家賃は生活費の大きな部分を占めます。高すぎる家賃は生活の質を落とす可能性があります。一方、安すぎる部屋は、後々修繕費がかかったり、住環境の悪さにストレスを感じたりする可能性も。

  • 予算:家賃以外に、管理費、敷金、礼金、仲介手数料、引っ越し費用などを含めた総額を算出しましょう。月々の生活費から余裕を持って支払える金額を決めましょう。
  • 優先順位:「立地」「広さ」「設備」「セキュリティ」「日当たり」「静かさ」「内装」など、あなたにとって重要な要素を順位付けします。例えば、「通勤時間が短いことが最重要」であれば、立地を最優先し、多少狭くても良いと判断できるかもしれません。

アパート下見チェックリスト:後悔しないための10項目

優先順位が決まったら、下見でチェックすべきポイントをリスト化し、実際に確認していきましょう。 以下に具体的なチェック項目と、それぞれのポイントを深掘りした解説を記載します。

1. 部屋の広さと間取り

* 家具の配置をシミュレーション:自分の持っている家具やこれから購入予定の家具を配置できるか、実際に測って確認しましょう。 特にベッドやソファなどの大型家具は、配置スペースを確保できるか注意深く確認しましょう。
* 収納スペースの確認:クローゼットや収納スペースの広さ、使い勝手をチェック。収納が少ない場合は、追加で収納家具が必要になるか検討しましょう。

2. 日当たりと通風

* 窓の向きと大きさ:どの時間帯にどのくらいの陽射しが当たるか、窓を開けた時の風通しの良さを確認しましょう。
* ベランダの広さ:洗濯物を干したり、ちょっとした休憩スペースとして使えるか確認しましょう。

3. 設備の充実度

* キッチン:コンロの種類、シンクの広さ、収納スペースなどをチェック。
* バスルーム:浴室乾燥機、追い焚き機能の有無を確認しましょう。
* トイレ:ウォシュレットの有無、清潔さを確認しましょう。
* エアコン:設置状況、稼働状況を確認しましょう。古すぎるエアコンは、電気代が高くなる可能性があります。

4. 内装の状態

* 壁や床の傷や汚れ:写真では分かりにくい傷や汚れがないか、丁寧に確認しましょう。
* 水回り:排水溝や蛇口からの水漏れがないか確認しましょう。
* 窓やドア:開閉がスムーズか、隙間風がないか確認しましょう。

5. 防音性

* 周囲の音:道路の音、隣の音など、実際に生活する上での騒音レベルを確認しましょう。
* 窓の防音性:二重窓など、防音対策がされているか確認しましょう。

6. セキュリティ

* オートロック:オートロックの有無、セキュリティカメラの設置状況を確認しましょう。
* 防犯設備:防犯窓、ドアチェーン、インターホンなど、防犯設備の充実度を確認しましょう。

7. 近隣環境

* スーパーやコンビニの距離:生活に必要な施設までの距離を確認しましょう。
* 駅からの距離:通勤・通学時間などを考慮しましょう。
* 騒音:道路の騒音、近隣住民の生活音などを確認しましょう。

8. 交通アクセス

* 最寄りの駅までの時間:実際に歩いて確認しましょう。
* バス停までの距離:バスの便の良さも確認しましょう。

9. 管理体制

* 管理会社:管理会社の対応の良さ、管理体制を確認しましょう。
* 修繕対応:修繕対応の迅速さ、対応内容を確認しましょう。

10. その他

* ゴミ捨て場:ゴミ捨て場の場所、ゴミ出しルールを確認しましょう。
* 駐輪場:駐輪場の有無、料金を確認しましょう。
* 駐車場:駐車場の有無、料金を確認しましょう。

不動産屋への質問例

下見の際には、不動産屋に以下の点を質問することをお勧めします。

* 過去の修繕履歴:過去にどのような修繕が行われたか、修繕費用は誰が負担したかを確認しましょう。
* 近隣トラブルの有無:近隣住民とのトラブルの有無、その対応について確認しましょう。
* 空室期間:空室期間が長い場合は、何か問題がある可能性があります。その理由を確認しましょう。
* 契約条件:契約期間、更新料、解約条件などを確認しましょう。
* 家賃の値上げの可能性:家賃の値上げの可能性、値上げ幅を確認しましょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、部屋の採光や間取りだけでなく、壁の色や床材なども重要な要素です。 ベージュの壁は、どんなインテリアにも合わせやすく、落ち着きのある空間を演出します。 しかし、採光が少ない部屋では、暗く感じてしまう可能性もあります。 下見の際には、部屋の明るさや、自分の好きなインテリアスタイルが合うかどうかも考慮しましょう。 例えば、北欧風のインテリアが好きであれば、明るい色の床材や、白を基調とした壁が合うでしょう。 一方、モダンなインテリアが好きであれば、ダークブラウンの床材や、グレーの壁が合うかもしれません。

まとめ:後悔しないアパート選びを

アパート選びは、慎重に行うことが大切です。 この記事で紹介したチェックリストと質問例を参考に、納得のいくお部屋選びをしてください。 そして、自分の予算と優先順位を明確にし、理想の住まいを見つけてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)