アパートのベランダで緑のカーテン!蚊の対策と効果的な植物選び

アパートのベランダ(2階)で緑のカーテンをやろうか悩んでいるのですが、蚊が大量に寄ってくると思いなかなか実行できずにいます。洗濯物を干すときに襲撃され、部屋にも入ってくるのではないかと、とても心配です。やはり緑のカーテンをかけると蚊は増えますか?

緑のカーテンと蚊の関係性:増える?減る?

ベランダガーデニングとして人気の緑のカーテンですが、蚊の発生源になるのでは?と心配される方も多いでしょう。結論から言うと、緑のカーテン自体が蚊を「増やす」わけではありません。しかし、植物が茂ることで蚊が隠れやすい環境が作られる可能性があり、その点は注意が必要です。

蚊は水たまりや湿った場所で繁殖します。緑のカーテンの植物に水やりをする際に、鉢皿などに水が溜まらないように注意すれば、蚊の発生源を減らすことができます。逆に、適切な管理をせずに、常に湿った状態が続けば、蚊の繁殖に繋がってしまう可能性があります。

蚊を寄せ付けない!緑のカーテンを作るためのポイント

緑のカーテンで快適なベランダ空間を作るためには、蚊対策が重要です。以下に、具体的な対策と植物選びのポイントをご紹介します。

1. 蚊の発生源を徹底的に排除する

* 鉢皿の水はこまめに捨てる: 水やり後、鉢皿に溜まった水は必ず捨てましょう。これは蚊の幼虫であるボウフラの発生を防ぐために非常に重要です。
* 植物への水やりは朝に行う: 夕方や夜に水やりを行うと、夜行性の蚊が水に集まりやすくなります。朝の水やりを心がけましょう。
* 定期的な清掃: ベランダ全体を定期的に清掃し、ゴミや枯れ葉などを除去することで、蚊の隠れ家を減らすことができます。

2. 蚊を忌避する植物を選ぶ

いくつかの植物には、蚊を寄せ付けにくい効果があるとされています。緑のカーテンの植物を選ぶ際には、これらの植物を積極的に取り入れることをおすすめします。

* シトロネラ: レモンのような香りが特徴で、蚊よけ効果が期待できます。鉢植えでも育てやすく、緑のカーテンにも適しています。
* ハーブ類(ローズマリー、バジル、ミントなど): 香りの強いハーブは、蚊を寄せ付けにくい効果があります。料理にも使えるので、一石二鳥です。
* アロマティカス: シソ科の植物で、独特の強い香りが蚊を寄せ付けません。成長が早く、緑のカーテンに最適です。

3. その他の蚊対策

植物選びに加えて、以下の対策も効果的です。

* 蚊取り線香や蚊取り器を使用する: ベランダに蚊取り線香や蚊取り器を設置することで、蚊の接近を防ぎます。
* 網戸をしっかり閉める: ベランダの網戸は、常にしっかり閉めておくようにしましょう。
* 風通しをよくする: ベランダの風通しをよくすることで、蚊が滞留しにくくなります。植物の配置にも気を配りましょう。

4. 緑のカーテンに適した植物の選び方

緑のカーテンは、日当たりや風通し、ベランダの広さなど、設置場所の環境によって適切な植物が異なります。

* 日当たりが良い場所:ゴーヤ、ヘチマ、アサガオなど、日当たりの良い場所を好む植物を選びましょう。
* 日陰の場所: ツル性植物の中でも比較的日陰に強い、フウセンカズラやキュウリなどを検討しましょう。
* 狭いベランダ: コンパクトに育つ、矮性品種の植物を選びましょう。

専門家からのアドバイス:ベランダ緑化のプロに聞く

ベランダ緑化の専門家である、A氏に話を聞きました。A氏は長年、ベランダガーデニングの指導に携わっており、多くの成功事例を持っています。

A氏:「緑のカーテンは、適切な管理と植物選びで、蚊の心配を軽減できます。ポイントは、水たまりを作らないことと、蚊を寄せ付けにくい植物を選ぶことです。また、植物の成長に合わせて、定期的に剪定を行うことも重要です。剪定することで風通しを良くし、蚊の隠れ家を作らないようにできます。」

まとめ:緑のカーテンで快適なベランダライフを

緑のカーテンは、夏場の暑さ対策やプライバシー保護に効果的なだけでなく、ベランダを美しく彩る素敵なアイテムです。蚊の心配はありますが、適切な対策を行うことで、安心して緑のカーテンを楽しむことができます。この記事で紹介したポイントを参考に、快適なベランダライフを実現してください。

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