アパートのタバコ臭対策:空気循環と換気扇の役割

アパートの空気循環について教えてください。普通の、鉄骨・全6戸2階建てのアパートに住んでいます。暖かい季節などは換気のため、小窓を開けっ放しにしていたので気づかなかったのですが、冬になり家中閉め切って外出し帰宅すると、部屋中がタバコ臭くなってしまっていることに気づきました。(私は大のタバコ嫌いです)ほんのり、というよりもしっかりくっきりです。誰かがいてそこで吸っていたかのような。初めは私の衣類などを疑ったのですが、特に臭わないですし、そうであるなら前住んでいた部屋などでもあったはずなので違うと思います。部屋の各ドアなども閉めて原因を探してみたところ、台所・お風呂のエリアが一番することが分かりました。臭った感じでは、お風呂ではなく台所のように思います。換気扇はつけっ放しで外出しません。原因は台所の換気扇でしょうか?そこから他の住居のタバコの煙が侵入することってありえるのでしょうか?外の廊下(?)でタバコの臭いがすることもありますが、むしろ部屋の中の方が濃くする気がします。もし、換気扇から伝ってきていた場合、大家さんに言って修理などで改善されることはありえますか?薄く窓を開けて外出したりしていますが、なんせ寒いし、それでも臭いがこもっていたりして冬の寒風を浴びながら部屋で夕食したりするのが腹が立ってきました。何か良い対策をご存知でしたら教えてください。もちろん香料などでごまかすこともあるとは思いますが、基本、体に悪いから吸いたくないのもあるので、それ以外で方法があればお願いします。

アパートのタバコ臭、その原因と対策

冬場に閉め切った部屋にタバコ臭がこもる、というご相談ですね。ご不快な思いをされていること、お察しいたします。原因を特定し、効果的な対策を講じるために、いくつかの可能性を検討していきましょう。

可能性1:換気扇からの逆流

ご指摘の通り、台所の換気扇から他の住戸のタバコ煙が逆流している可能性は十分にあります。特に、古いタイプの換気扇や、メンテナンス不足の換気扇では、排気と吸気のバランスが崩れ、逆流が起こりやすくなります。鉄骨造のアパートは、空気の通り道が比較的容易なため、隣接する部屋のタバコ臭が換気扇を通じて侵入するケースは少なくありません。

可能性2:建物の構造的な問題

アパートの構造自体に問題がある可能性も考えられます。例えば、壁や床の隙間から臭いが侵入している、換気システムの設計に問題があるなどが考えられます。これは、専門家(建築士や不動産管理会社)に点検してもらう必要があります。

可能性3:その他の可能性

* 排水管からの臭い:台所や浴室の排水管から臭いが上がってくる可能性もあります。排水トラップの劣化や詰まりなどが原因です。
* 壁の通気口:壁に設けられた通気口から臭いが侵入している可能性も考えられます。
* 隣室からの直接的な侵入:壁や床の隙間、ドアの隙間などから直接臭いが侵入している可能性もあります。

具体的な対策

まずは、原因を特定することが重要です。以下の手順で確認してみましょう。

1.換気扇の確認

* 換気扇のフィルターの清掃:フィルターにタバコのヤニが付着している可能性があります。清掃するか、交換しましょう。
* 換気扇の動作確認:換気扇が正常に動作しているか確認しましょう。異音がしたり、回転が弱くなっていたりする場合は、修理が必要かもしれません。
* 換気扇の風向きの確認:換気扇の風向きが逆転していないか確認しましょう。逆転している場合は、修理が必要です。
* 換気扇のカバーの確認:換気扇のカバーに隙間がないか確認しましょう。隙間があれば、テープなどで塞ぎましょう。

2.その他の臭い対策

* 消臭剤の使用:市販の消臭剤を使用してみましょう。ただし、一時的な対策にしかなりません。
* 空気清浄機の使用:空気清浄機を使用することで、室内の空気を浄化し、タバコ臭を軽減することができます。高性能なHEPAフィルター搭載の機種を選ぶと効果的です。
* 炭の使用:活性炭などの脱臭効果のある炭を置いておくのも効果的です。
* 定期的な換気:こまめな換気は、臭いを軽減する上で非常に重要です。寒い時期でも、短時間窓を開けて換気をすることを心がけましょう。

3.大家さんへの相談

もし、換気扇からの逆流が原因だと判明した場合、または上記対策でも改善が見られない場合は、大家さんへの相談が不可欠です。大家さんは、建物の修繕義務を負っています。状況を説明し、修理や改善を依頼しましょう。

専門家の意見

建築士や不動産管理会社に相談することで、より専門的なアドバイスを受けることができます。建物の構造的な問題や、換気システムの改善策について、的確な判断をしてもらえます。

まとめ

アパートのタバコ臭問題は、快適な生活を阻害する深刻な問題です。原因を特定し、適切な対策を講じることで、解決に導くことができます。まずは、ご自身でできる範囲の対策を行い、それでも改善が見られない場合は、専門家や大家さんに相談しましょう。快適な住環境を取り戻すため、諦めずに積極的に行動することが大切です。

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