アパートのジメジメ対策!湿度83%の部屋を快適にする方法

湿度を下げる方法を教えて下さい! 最近アパート(1階)に引っ越ししたのですが、湿度が高くジメジメしています。 ジメジメしすぎて畳に物をおくとその部分にカビが生えてしまいます。(何日も同じ場所に置きっぱなしにしていたときです。) できる限り湿度を下げたいのですが、除湿器のみを使用するのではなく、例えばエアコン・扇風機などを併用して効率よく下げる方法をご存知の方、教えて下さい! それともやはり除湿器のみのほうがよいのでしょうか?? ちなみに部屋の湿度は1番高い時の明け方で83%です。 よろしくお願いします!

高い湿度とカビの発生:深刻な問題と対策

明け方83%という高い湿度、そして畳のカビ発生は、放置すると健康被害や建物の劣化につながる深刻な問題です。 湿気はダニやカビの繁殖を促進し、アレルギー症状や呼吸器系の疾患を引き起こす可能性があります。 また、畳のカビは見た目だけでなく、建材の腐敗にも繋がります。 そのため、湿度対策は早急に行う必要があります。

除湿方法:除湿器だけじゃない!効果的な複数機器の併用

湿度対策には、除湿器だけではない、複数の方法を組み合わせて行うことが効果的です。 83%という高い湿度を下げるには、単一の手段では不十分な場合が多いです。 以下、具体的な方法と、それぞれの機器の併用による効果的な湿度管理について解説します。

1. 除湿器:頼れる主力選手

除湿器は、湿気を直接取り除く最も効果的な方法です。 コンプレッサー式とデシカント式がありますが、梅雨時期など、高湿度の環境ではコンプレッサー式がおすすめです。 コンプレッサー式は、比較的低温でも効率よく除湿できます。 一方、デシカント式は、低温でも除湿できますが、消費電力が大きくなる傾向があります。

除湿器を選ぶポイント

* 部屋の広さに合った容量を選ぶ: 除湿能力は「L/日」で表示されます。 広すぎる部屋に小さな除湿器を使うと、除湿に時間がかかります。
* 機能性: 自動運転機能、タイマー機能、湿度設定機能など、便利な機能が充実しているものを選びましょう。
* メンテナンス性: フィルターの掃除やメンテナンスが容易なものを選ぶと、長く清潔に使えます。

2. エアコン:除湿機能の活用

エアコンにも除湿機能があります。 除湿機能は、冷房と比べて消費電力が少なく、室温を下げすぎずに湿度を下げることができます。 ただし、エアコン単体では、83%という高い湿度を下げるには時間がかかる可能性があります。 そのため、除湿器との併用が効果的です。

エアコン除湿のポイント

* 除湿モードを使用する: 冷房モードよりも、除湿モードを使用することで、室温を下げすぎずに湿度を下げることができます。
* 適切な温度設定: 室温を下げすぎると、かえって結露が発生しやすくなるため、快適な温度に設定しましょう。

3. 扇風機:空気の循環を促進

扇風機は、空気の循環を促進し、除湿効果を高めます。 除湿器やエアコンで除湿された空気を部屋全体に循環させることで、より効率的に湿度を下げることができます。 特に、窓を開けて換気を行う際は、扇風機で湿気を外に排出する効果を高めることができます。

扇風機の活用方法

* 除湿器やエアコンと併用する: 除湿器やエアコンと併用することで、除湿効果を高めることができます。
* 窓を開けて換気する際にも併用する: 窓を開けて換気する際に扇風機を使うと、湿気を効率的に排出できます。

4. 換気:湿気を外に逃がす

換気は、湿気を外に排出する上で非常に重要です。 窓を開けて自然換気を行うのが理想的ですが、雨の日や花粉の季節は難しい場合があります。 そのような場合は、換気扇を使用しましょう。 特に、キッチンや浴室などの湿気が発生しやすい場所の換気は重要です。

効果的な換気方法

* 窓を開けて自然換気: 天気の良い日には、窓を開けて自然換気を行いましょう。
* 換気扇を使用: 雨の日や花粉の季節は、換気扇を使用しましょう。
* 24時間換気システムの活用: 24時間換気システムがあれば、常に一定量の換気を確保できます。

5. その他の対策:湿気をため込まない工夫

* 洗濯物は外で干す: 室内で洗濯物を干すと、湿気が増加します。 天気の良い日は、必ず外で干し、室内干しは極力避けましょう。
* 植物の管理: 観葉植物は、蒸散作用によって湿気を発生させます。 湿度が高い場合は、植物の数を減らすか、管理方法を見直しましょう。
* 除湿剤の使用: クローゼットや押入れなど、狭い空間の除湿には、除湿剤が効果的です。
* 湿気対策グッズ: 珪藻土マット、除湿シートなど、湿気対策グッズを活用しましょう。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、アパートの1階は、地面からの湿気が上がってくるため、湿度が高くなりやすい傾向があります。 そのため、上記の方法に加えて、以下の点にも注意しましょう。

* 床下の換気: 床下の換気を良くすることで、地面からの湿気を防ぐことができます。 管理会社に相談してみましょう。
* 壁の断熱: 壁の断熱性を高めることで、結露を防ぐことができます。 リフォームを検討する際には、断熱材の導入を検討しましょう。

まとめ:湿度対策で快適な住空間を

83%という高い湿度を下げるには、除湿器だけでなく、エアコン、扇風機、換気など、複数の方法を組み合わせて行うことが重要です。 それぞれの機器を効果的に活用し、湿気をため込まない工夫をすることで、快適な住空間を実現しましょう。 カビの発生を防ぎ、健康的な生活を送るためにも、湿度対策をしっかりと行いましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)