アジアンリゾート風インテリアに合うカーテン選びと窓装飾のポイント

アジアンリゾート系のオリエンタルなインテリアに模様替えをしたいのですが、どんなカーテンが合うのでしょうか? 画像検索しても出てくるのはホテルばかりで、窓にカーテンが付いている画像があまり見つからず。壁に穴を開けるのを承知でブラインドとかが良いか、迷っています。

アジアンリゾート風のオリエンタルなインテリアにしたいけれど、カーテン選びに迷っている、というお声、よく分かります!ホテルの写真ばかりで、一般住宅の窓の事例が少ないのも悩ましいですよね。今回は、アジアンリゾートインテリアにぴったりのカーテン選びから、ブラインドとの比較、具体的な素材や柄選びのアドバイスまで、詳しくご紹介します。

アジアンリゾートインテリアの雰囲気を理解する

まず、アジアンリゾートインテリア全体の雰囲気を把握することが大切です。一般的に、アジアンリゾートスタイルは、自然素材を活かした温かみのある空間、そして落ち着いた色調と独特の模様が特徴です。具体的には、以下のような要素が挙げられます。

  • 自然素材:竹、ラタン、木、麻など、自然の風合いを活かした素材が豊富に使われます。
  • 色調:ブラウン、ベージュ、アイボリーなどの落ち着いたアースカラーがベース。アクセントにダークブラウンやグリーン、ターコイズブルーなどを用いることもあります。
  • 模様:幾何学模様、植物柄、民族柄など、オリエンタルな雰囲気を醸し出す模様が特徴です。
  • 間接照明:柔らかな間接照明で、リラックスできる空間を演出します。

これらの要素を踏まえて、カーテン選びを進めていきましょう。

カーテン素材と柄選び:アジアンリゾート風インテリアに合うのは?

アジアンリゾートインテリアに合うカーテンを選ぶ上で、素材と柄は重要なポイントです。以下に、おすすめの素材と柄、そして避けた方が良い素材や柄について解説します。

おすすめのカーテン素材

  • リネン:天然素材の風合いがアジアンリゾートの雰囲気にぴったり。通気性も良く、夏場も快適です。シワになりやすいのが特徴ですが、それがまた自然な風合いを演出します。
  • 麻:リネンと同様に天然素材で通気性が良く、夏場も快適です。リネンよりもシャリ感のある独特の風合いが魅力です。しっかりとした織りの麻は、遮光性も期待できます。
  • コットン:柔らかく肌触りの良い素材で、様々な柄に対応できます。ナチュラルな雰囲気を演出したい場合におすすめです。ただし、遮光性や耐久性は他の素材に劣る場合があります。
  • レーヨン:光沢感があり、ドレープ性も高い素材です。高級感のあるアジアンリゾートインテリアに適しています。ただし、シワになりやすく、お手入れには注意が必要です。

おすすめのカーテン柄

  • 幾何学模様:バリ島などの民族的な幾何学模様は、アジアンリゾートインテリアの定番です。落ち着いた色合いの幾何学模様を選ぶと、上品な印象になります。
  • 植物柄:ヤシの葉やトロピカルフラワーなどの植物柄は、リゾート感を高めます。ただし、派手すぎない色合いのものを選びましょう。
  • 無地:シンプルな無地のカーテンも、アジアンリゾートインテリアには効果的です。素材の風合いを活かした無地カーテンは、他のインテリアと調和しやすく、落ち着いた雰囲気を演出できます。

避けた方が良いカーテン素材と柄

  • 光沢のある素材:サテンやベルベットなど、光沢のある素材は、アジアンリゾートの落ち着いた雰囲気とは合わない場合があります。
  • 派手な柄:派手すぎる柄は、かえって安っぽく見えてしまう可能性があります。落ち着いた色合いの柄を選ぶようにしましょう。
  • 厚手の遮光カーテン:アジアンリゾートインテリアは、自然光を活かした明るい空間が理想です。厚手の遮光カーテンは、空間に重厚感を与えすぎてしまう可能性があります。

ブラインドとの比較:メリット・デメリット

壁に穴を開けることを承知でブラインドを検討されているとのことですが、カーテンとブラインドにはそれぞれメリット・デメリットがあります。比較検討してみましょう。

カーテンのメリット・デメリット

  • メリット:デザインのバリエーションが豊富、遮光性・断熱性が高いものもある、柔らかな光を取り込める、プライバシー保護に優れる。
  • デメリット:掃除がやや面倒、開閉に場所を取る、価格が高い場合がある。

ブラインドのメリット・デメリット

  • メリット:掃除が簡単、コンパクトに収納できる、価格が比較的安い、採光調整がしやすい。
  • デメリット:デザインのバリエーションがカーテンより少ない、遮光性・断熱性はカーテンに劣る場合がある、操作音が気になる場合がある。

アジアンリゾートインテリアにおいては、カーテンの方が雰囲気づくりに大きく貢献する可能性が高いです。しかし、ブラインドの方が掃除が簡単で、採光調整もしやすいというメリットもあります。ご自身の優先順位を考慮して選択しましょう。

専門家からのアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの山田先生に、アジアンリゾートインテリアにおけるカーテン選びについてアドバイスをいただきました。

「アジアンリゾートインテリアでは、自然素材のカーテンを選ぶことが重要です。リネンや麻のカーテンは、通気性も良く、リラックスできる空間を演出します。柄は、幾何学模様や植物柄など、オリエンタルな雰囲気を醸し出すものを選ぶと良いでしょう。ただし、派手すぎない色合いのものを選ぶことがポイントです。カーテンの色は、壁の色や家具の色と調和するように選びましょう。全体のバランスを考慮して、カーテンを選ぶことが大切です。」

具体的なカーテン選びのステップ

最後に、具体的なカーテン選びのステップをご紹介します。

  1. お部屋の雰囲気を確認する:既存の家具や壁の色、照明などを確認し、全体の雰囲気を把握します。
  2. 素材を選ぶ:リネン、麻、コットンなど、アジアンリゾートインテリアに合う素材を選びます。
  3. 柄を選ぶ:幾何学模様、植物柄、無地など、お部屋の雰囲気に合う柄を選びます。派手すぎないものを選びましょう。
  4. 色を選ぶ:ブラウン、ベージュ、アイボリーなどの落ち着いたアースカラーがおすすめです。アクセントカラーとしてダークブラウンやグリーンなどを加えるのも良いでしょう。
  5. サイズを測る:カーテンレールや窓のサイズを正確に測り、適切なサイズを選びます。
  6. サンプルを取り寄せる:実際に素材や色を確認するために、サンプルを取り寄せてみましょう。
  7. 購入する:気に入ったカーテンを見つけたら、購入しましょう。

これらのステップを踏むことで、アジアンリゾートインテリアにぴったりのカーテンを選ぶことができます。迷った時は、インテリアショップのスタッフに相談してみるのも良いでしょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)