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アカハライモリの脱走:可能性の高い場所と捜索方法
アカハライモリの脱走、大変心配ですね。まず、落ち着いて、可能性の高い場所から順に探していきましょう。
脱走経路の特定
2~3mmの隙間から脱走した可能性が最も高いです。濾過装置のチューブ周辺だけでなく、水槽と水槽台、水槽台と床の隙間なども念入りに確認しましょう。イモリは驚くほど小さな隙間もすり抜けます。
* 懐中電灯を使って、隙間を照らしながら確認しましょう。
* 細い棒などを使い、隙間を丁寧に探るのも有効です。
* 脱走経路を辿る:イモリが通ったと思われる経路に沿って、床や家具の裏側、壁際などを注意深く探してください。
アカハライモリの行動範囲
昨日の夜から今日の昼までの間に、アカハライモリが移動できる距離は、想像以上に広いです。特に、夜行性であることを考慮すると、活動範囲は広がります。
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* 周辺の家具の裏:ソファやベッド、本棚など、イモリが隠れやすい場所をくまなく探しましょう。
* 床下:もし、床と水槽台の間に隙間があれば、床下に潜んでいる可能性があります。
* 壁の隙間:壁と家具の間に隙間があれば、そこにも潜んでいる可能性があります。
共食いについて
オス同士がメスを巡って争い、共食いをする可能性は低いです。アカハライモリは、基本的に縄張り意識が強くなく、温和な性質を持っています。ただし、餌不足やストレスなど、飼育環境に問題がある場合は、共食いの可能性も否定できません。
ソイルへの潜り込み
3cmのソイルに潜り込むことは十分に考えられます。ソイルを丁寧に掘り返して探してみましょう。
* 少しずつ掘る:ソイルを一気にどけてしまうと、イモリを傷つけてしまう可能性があります。優しく、少しずつ掘っていきましょう。
* 水で洗い流す:ソイルを水で洗い流しながら探すのも有効です。
水槽環境の見直しと脱走防止対策
今回の脱走を教訓に、水槽環境を見直し、脱走防止対策を強化しましょう。
水槽の選び方と設置場所
* 水槽のサイズ:アカハライモリの飼育には、十分な広さの60cm以上の水槽が推奨されます。プラケースでは狭すぎるため、今回の脱走の原因の一つと考えられます。
* 蓋の確認:水槽の蓋は、隙間がないか、しっかりと閉まっているかを確認しましょう。必要であれば、シリコンシーラントなどで隙間を埋めてください。
* 設置場所:水槽は、安定した場所に設置しましょう。地震などで水槽が倒れると、イモリが脱走する可能性があります。
濾過装置の設置
* チューブの固定:濾過装置のチューブは、しっかりと固定しましょう。テープやクリップなどで、隙間ができないように工夫してください。
* チューブの材質:チューブの材質によっては、イモリが噛み砕いて脱走する可能性があります。硬くて丈夫なチューブを使用しましょう。
その他脱走防止策
* 水槽全体を覆うネット:水槽全体を覆うネットを使用することで、万が一の脱走を防止できます。
* 水槽の周囲に壁を作る:水槽の周囲に、イモリが登れないように、板や壁を設置するのも有効です。
専門家のアドバイス
爬虫類・両生類の専門家によると、アカハライモリは予想以上に小さな隙間を通過できるため、完全な脱走防止は難しいと言われています。しかし、適切な飼育環境と脱走防止対策を講じることで、脱走のリスクを大幅に軽減できます。
まとめ
アカハライモリの脱走は、飼育環境の不備が原因であることが多いです。今回の経験を活かし、より安全で快適な環境を整えてあげましょう。焦らず、落ち着いて、可能性の高い場所から順に探してください。そして、今回の脱走を教訓に、より安全な飼育環境を構築することで、愛するアカハライモリとの生活を長く楽しんでください。