アカハライモリの脱走と水槽環境:飼育環境の見直しと脱走対策

アカハライモリの脱走について質問です。昨日までアカハライモリをプラケース小で飼育していたのですが、狭そうなので昨日の晩に水槽に移動しました。ところが三匹いたイモリが次の日の昼に見てみるとどう見ても二匹しか見つかりません。。オス二匹、メス一匹で飼育していたのが、オス一匹、メス一匹になっていました。脱走の名人だと聞いていたので、蓋をしっかりして、あまりにも大きな隙間には、ガムテープ等を使用してしっかりと隙間をなくしたつもりでした。ただ、濾過装置をつけていたのでそのチューブが出るところに2~3ミリ程の隙間はありました。脱走できるとすればその隙間しかないかもと思い、その周辺を探して見たり本棚の隙間を探してみましたが、見当たりません。。昨日の夜~今日の昼までの間でアカハライモリは結構な距離を移動するのでしょうか?また、オス2メス1だったので、もしかしてメスを取り合ってオスがオスを食べてしまうことはあるのでしょうか?水槽には、3cm程ソイルも敷いているのですが、ソイルにもぐり込むということはあるのでしょうか?質問ばかりで申し訳ありません。なるべく確率の高い所から探して早めに見つけなければと思い・・・ご回答お願い致します。

アカハライモリの脱走:可能性の高い場所と捜索方法

アカハライモリの脱走、大変心配ですね。まず、落ち着いて、可能性の高い場所から順に探していきましょう。

脱走経路の特定

2~3mmの隙間から脱走した可能性が最も高いです。濾過装置のチューブ周辺だけでなく、水槽と水槽台、水槽台と床の隙間なども念入りに確認しましょう。イモリは驚くほど小さな隙間もすり抜けます。

* 懐中電灯を使って、隙間を照らしながら確認しましょう。
* 細い棒などを使い、隙間を丁寧に探るのも有効です。
* 脱走経路を辿る:イモリが通ったと思われる経路に沿って、床や家具の裏側、壁際などを注意深く探してください。

アカハライモリの行動範囲

昨日の夜から今日の昼までの間に、アカハライモリが移動できる距離は、想像以上に広いです。特に、夜行性であることを考慮すると、活動範囲は広がります。

* 周辺の家具の裏:ソファやベッド、本棚など、イモリが隠れやすい場所をくまなく探しましょう。
* 床下:もし、床と水槽台の間に隙間があれば、床下に潜んでいる可能性があります。
* 壁の隙間:壁と家具の間に隙間があれば、そこにも潜んでいる可能性があります。

共食いについて

オス同士がメスを巡って争い、共食いをする可能性は低いです。アカハライモリは、基本的に縄張り意識が強くなく、温和な性質を持っています。ただし、餌不足やストレスなど、飼育環境に問題がある場合は、共食いの可能性も否定できません。

ソイルへの潜り込み

3cmのソイルに潜り込むことは十分に考えられます。ソイルを丁寧に掘り返して探してみましょう。

* 少しずつ掘る:ソイルを一気にどけてしまうと、イモリを傷つけてしまう可能性があります。優しく、少しずつ掘っていきましょう。
* 水で洗い流す:ソイルを水で洗い流しながら探すのも有効です。

水槽環境の見直しと脱走防止対策

今回の脱走を教訓に、水槽環境を見直し、脱走防止対策を強化しましょう。

水槽の選び方と設置場所

* 水槽のサイズ:アカハライモリの飼育には、十分な広さの60cm以上の水槽が推奨されます。プラケースでは狭すぎるため、今回の脱走の原因の一つと考えられます。
* 蓋の確認:水槽の蓋は、隙間がないか、しっかりと閉まっているかを確認しましょう。必要であれば、シリコンシーラントなどで隙間を埋めてください。
* 設置場所:水槽は、安定した場所に設置しましょう。地震などで水槽が倒れると、イモリが脱走する可能性があります。

濾過装置の設置

* チューブの固定:濾過装置のチューブは、しっかりと固定しましょう。テープやクリップなどで、隙間ができないように工夫してください。
* チューブの材質:チューブの材質によっては、イモリが噛み砕いて脱走する可能性があります。硬くて丈夫なチューブを使用しましょう。

その他脱走防止策

* 水槽全体を覆うネット:水槽全体を覆うネットを使用することで、万が一の脱走を防止できます。
* 水槽の周囲に壁を作る:水槽の周囲に、イモリが登れないように、板や壁を設置するのも有効です。

専門家のアドバイス

爬虫類・両生類の専門家によると、アカハライモリは予想以上に小さな隙間を通過できるため、完全な脱走防止は難しいと言われています。しかし、適切な飼育環境と脱走防止対策を講じることで、脱走のリスクを大幅に軽減できます。

まとめ

アカハライモリの脱走は、飼育環境の不備が原因であることが多いです。今回の経験を活かし、より安全で快適な環境を整えてあげましょう。焦らず、落ち着いて、可能性の高い場所から順に探してください。そして、今回の脱走を教訓に、より安全な飼育環境を構築することで、愛するアカハライモリとの生活を長く楽しんでください。

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