ゆったりとくつろげるバスタブ選び:大柄な男性のための浴室設計ガイド

大柄な夫(176cm、横幅あり)が、ゆったり湯船に浸かって脚もできるだけ伸ばせるようなバスタブを探していますが、あちこちのショールームを巡ってもなかなかいいものがありません。 10数年前にTOTOでリフォームした際には大きなサイズがあったのですが、今は廃盤になったと言われました。 新築予定で、1620の浴室サイズの中でできるだけ浴槽の内側サイズの長いものを・・・と思いますが、無理な相談でしょうか?ユニットでなければあるのでしょうが・・・。

1620サイズの浴室にゆったりサイズの浴槽は実現可能?

1620サイズの浴室に、大柄な男性がゆったりと脚を伸ばして入浴できる浴槽を設置することは、決して無理な相談ではありません。ただし、実現のためにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。 まず、重要なのは浴槽の形状とサイズ、そして浴室全体のレイアウトです。 ショールームを巡っても見つからないのは、一般的なユニットバスのサイズに制約があるためです。 ユニットバスは規格化されているため、選択肢が限られてしまうのが現状です。

浴槽選びのポイント:サイズ、形状、素材

浴槽のサイズ

1620サイズの浴室では、浴槽のサイズは限られますが、浴槽の内寸の長さに注目しましょう。 カタログに記載されているのは外寸であることが多いため、内寸を必ず確認することが重要です。 また、浴槽の深さも重要な要素です。深い浴槽であれば、よりゆったりと浸かることができます。 理想的なのは、身長176cmの夫が脚を伸ばして座っても余裕のある長さ、そして肩までしっかり浸かれる深さです。

浴槽の形状

一般的な長方形の浴槽だけでなく、L型浴槽ラウンド浴槽なども検討してみましょう。 L型浴槽は、コーナーを利用することで、同じ面積でもより広い浴槽空間を確保できます。 ラウンド浴槽は、身体を優しく包み込むような形状で、リラックス効果も期待できます。 ただし、これらの形状は、浴室のレイアウトによっては設置が難しい場合があります。

浴槽の素材

浴槽の素材も、快適性に影響します。 人工大理石は保温性が高く、冬場でも快適な入浴が可能です。 ホーローは耐久性に優れ、お手入れも簡単です。 それぞれの素材の特性を理解し、ライフスタイルに合った素材を選びましょう。

浴室レイアウトの工夫:スペースを最大限に活用する

1620サイズの浴室でスペースを最大限に活用するには、浴室のレイアウトを工夫することが重要です。 例えば、シャワーブースをコンパクトなものにしたり、洗面台を壁付けタイプにすることで、浴槽スペースを広く確保できます。 また、浴槽の位置も重要です。 浴室の入口から遠い位置に浴槽を設置することで、よりゆったりとした空間を作ることができます。

ユニットバス以外の選択肢:オーダーメイド浴槽

ユニットバスにこだわらないのであれば、オーダーメイド浴槽も検討できます。 オーダーメイドであれば、浴室のサイズや形状に合わせた、理想的な浴槽を作ることができます。 ただし、費用は高くなる傾向があります。

専門家への相談:設計士やリフォーム業者に相談しよう

理想の浴槽選びに迷ったら、建築士やリフォーム業者に相談することをお勧めします。 専門家は、浴室のサイズや形状、ライフスタイルなどを考慮し、最適な浴槽の提案をしてくれます。 複数の業者に相談し、比較検討することで、より満足度の高い選択ができるでしょう。 また、ショールームだけでなく、実際に施工された浴室を見学させてもらうことで、イメージを具体的にすることができます。

具体的なアドバイス:

* **ショールームで実物を見る:** カタログだけではサイズ感が分かりにくいので、必ずショールームで実物を見て、実際に座ったり、足を伸ばしてみましょう。
* **内寸を確認する:** カタログに記載されているのは外寸であることが多いので、必ず内寸を確認しましょう。
* **複数のメーカーを比較する:** TOTOだけでなく、LIXIL、Panasonicなど、複数のメーカーの製品を比較検討しましょう。
* **浴室全体のレイアウトを考える:** 浴槽だけでなく、シャワーブースや洗面台の位置なども考慮して、全体のレイアウトを設計しましょう。
* **専門家に相談する:** 設計士やリフォーム業者に相談することで、より最適なプランを提案してもらえます。
* **予算を明確にする:** オーダーメイド浴槽は高額になる可能性があるので、予算を事前に明確にしておきましょう。

まとめ

1620サイズの浴室であっても、大柄な男性がゆったりと入浴できる浴槽を選ぶことは可能です。 重要なのは、浴槽のサイズと形状、浴室全体のレイアウトを適切に設計することです。 複数のショールームを巡り、専門家の意見を参考にしながら、理想の浴槽を見つけてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)