ひな祭りケーキの悩み解決!しっとりスポンジと崩れないデコレーションのコツ

イチゴの生クリームケーキ 今日はひな祭り。イチゴの生クリームケーキを作りました。 毎年、ひな祭り、誕生日、クリスマスにはケーキを作りますが、 毎回、もう少しうまくできたら・・と思うことがあります。 1.スポンジのパサつき。 スポンジを完全に冷ます時、粗熱をとってから、完全にラップにくるんで 冷ませます。シロップを作ってスライスしたスポンジにしみこませたことも ありますが、あまり改善されません。お店のように、しっとり・・・は、どうやって されているのでしょう。 いつも、共立て法でしてます。 2.デコレーションがだれてくる。 ホイップは7分立てにし、まずホールにサンドする分と全体に塗ってから 残りの生クリームを8分立てにしてデコレーションします。でも、星形の金具型の角が曖昧に なってきたり、イチゴが滑り落ちそうになるときがあります。 ホール全体に塗ってから一度冷蔵庫で冷やして、部屋を寒くしてからデコレーションすれば だれてこないのでしょうか。冬が比較的マシなので、春・夏に失敗が多いように思います。 コツなど、ご存じでしたら、教えてください。

しっとりふわふわ!スポンジケーキのパサつき対策

手作りケーキの悩みとして多いのが、スポンジケーキのパサつきですね。せっかくのイチゴと生クリームが台無しになってしまうと残念ですよね。お店のようなしっとりとしたスポンジを作るためには、いくつかのポイントがあります。

1. 材料の選び方と混ぜ方

  • 卵の鮮度:新鮮な卵を使うことが重要です。卵白の泡立ちが良くなり、よりきめ細かいスポンジになります。冷蔵庫から出してすぐではなく、常温に戻してから使いましょう。
  • 砂糖の量:砂糖はスポンジのしっとり感を左右する重要な要素です。レシピ通りの量を守り、混ぜすぎに注意しましょう。混ぜすぎるとグルテンが形成され、パサつきにつながります。
  • 混ぜ方:共立て法で作る場合、卵白をしっかり泡立てることが重要です。角が立つまで泡立て、メレンゲにツヤが出ているか確認しましょう。生地を混ぜ合わせる際は、泡を潰さないように優しく混ぜ合わせることがポイントです。
  • 薄力粉のふるい分け:薄力粉は必ずふるってから使用しましょう。空気を含ませることで、より軽い食感になります。ダマにならないように、泡立て器で優しく混ぜ合わせます。

2. 焼き方と冷却方法

  • オーブンの温度:レシピ通りの温度で焼きましょう。温度が低すぎると、スポンジがふくらまずパサつきやすくなります。温度が高すぎると、表面が焦げてしまいます。
  • 焼き時間:竹串を刺して、生地がついてこなければ焼き上がりです。オーブンによって焼き時間は異なるため、様子を見ながら調整しましょう。焦げ付きを防ぐために、オーブンの下段で焼くのも有効です。
  • 逆さまにして冷ます:焼きあがったスポンジは、型から出してすぐに逆さまにして冷まします。これは、スポンジが型から離れやすく、しっとりとした仕上がりにするのに役立ちます。
  • ラップで包む:粗熱が取れたら、完全に冷めるまでラップで包んで保存します。乾燥を防ぎ、しっとり感を保つことができます。冷蔵庫で冷やす場合は、乾燥を防ぐために密閉容器に入れて保存しましょう。

3. シロップ活用とその他の工夫

シロップをしみ込ませるのも良い方法ですが、シロップの量が多すぎると、スポンジがベチャベチャになってしまうので注意が必要です。少量ずつしみ込ませて、スポンジの状態を確認しながら調整しましょう。また、生クリームを塗る前に、スポンジ全体に牛乳や生クリームを薄く塗ることで、よりしっとりとした食感になります。

美しいデコレーションをキープ!生クリームの扱い方

デコレーションがだれてしまうのは、生クリームの立て具合や室温、冷蔵庫での保管方法などが影響しています。美しいデコレーションをキープするためには、以下の点に注意しましょう。

1. 生クリームの立て方と温度管理

  • 7分立てと8分立ての違い:7分立ては、角が少し立つ程度。サンド用には7分立てで十分です。8分立ては、しっかりとした角が立ち、デコレーションに適しています。ホイップクリームの固さによって、7分立てと8分立ての差は微妙なので、レシピをよく見て調整しましょう。
  • 室温:室温が高いと生クリームが溶けやすく、デコレーションが崩れやすくなります。エアコンや扇風機などで室温を下げるか、冷蔵庫で冷やしてからデコレーションしましょう。冬場は比較的マシですが、春夏は特に注意が必要です。
  • 冷蔵庫での冷却:ケーキ全体に生クリームを塗った後、冷蔵庫で冷やすことで、生クリームが固まり、デコレーションが崩れにくくなります。冷蔵庫から出してすぐデコレーションするのではなく、少し置いて、生クリームが柔らかくなりすぎないように注意しましょう。

2. デコレーションのテクニック

  • 絞り袋の使い方:絞り袋の先端を小さく絞ることで、よりシャープなデコレーションができます。星形の口金を使う場合は、口金のサイズや絞り出すスピードに注意しましょう。練習でコツをつかむことが大切です。
  • イチゴの固定:イチゴが滑り落ちないように、生クリームでしっかり固定しましょう。イチゴを乗せる前に、生クリームを少し多めに塗っておくと安心です。
  • デコレーションの順番:まず、ケーキの側面をデコレーションし、その後、上にクリームを絞り、イチゴを乗せるとバランスがよくなります。ケーキの土台をしっかり作ることが重要です。

3. 専門家からのアドバイス

パティシエに話を聞くと、生クリームの品質も重要とのこと。動物性生クリームと植物性生クリームでは、ホイップの硬さや安定性に違いがあります。動物性生クリームはコクがあり、植物性生クリームは比較的安価で扱いやすいですが、動物性生クリームの方がデコレーションに適していることが多いです。

まとめ:失敗しないケーキ作りのためのポイント

しっとりとしたスポンジと崩れないデコレーションを作るためには、材料の選定から焼き方、デコレーション方法まで、細かな点に注意することが大切です。今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひチャレンジしてみてください。ひな祭りだけでなく、誕生日やクリスマスなど、特別な日のケーキ作りがさらに楽しくなるはずです。

さらに、インテリアに関連するサイトである「いろのくに」では、ケーキの色合いに合わせたテーブルコーディネートのヒントなどもご紹介しています。ぜひ、サイトもご覧ください。

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