はちみつが固まる!冬のはちみつの保管方法と最適な場所

冬ははちみつが固まってしまいます(*_*) 夜中や外出時はエアコンを切るので、 一番温かい部屋でも温度は10℃ぐらいまで下がるので、 結晶化されてしまい湯煎しないと使えなくなって、 いちいち湯煎するのも面倒です。 家の中のここなら固まらないって場所ありますか? それとも保管方法にコツ等ありますか?

はちみつの結晶化と保管場所

冬場、はちみつが結晶化してしまうのは、はちみつに含まれるブドウ糖が低温で結晶化する性質によるものです。これははちみつの品質を示すもので、偽物や劣化とは無関係です。しかし、使い勝手の悪さから、結晶化を防ぎたい、あるいは結晶化したはちみつを簡単に使えるようにしたいと考えるのは当然です。

では、家の中で、はちみつを結晶化させずに保管できる場所はどこでしょうか? 結論から言うと、常に15℃以上の温度を保てる場所が理想です。具体的には、以下の場所が考えられます。

  • キッチンカウンターの上(直射日光を避ける):調理中など、室温が高めになることが多い場所です。ただし、直射日光に当たると品質が劣化するので注意が必要です。
  • 食器棚の中(上部):比較的温度変化が少なく、安定した温度を保ちやすい場所です。ただし、場所によっては温度が低くなる場合もあるので、様子を見ながら保管しましょう。
  • 冷蔵庫の上(直射日光を避ける):冷蔵庫の熱が多少伝わってくるため、温度が比較的安定しています。ただし、冷蔵庫の熱で温度が高くなりすぎる場合もあるので、注意が必要です。
  • 暖房器具の近く(ただし、高温にならないように注意):暖房器具の近くは温度が高いので、結晶化を防ぐのに効果的ですが、高温になりすぎるとはちみつの品質が劣化してしまうため、適切な距離を保つことが重要です。直接熱が当たらないように注意しましょう。

これらの場所でも、冬場は温度が下がる可能性があるため、温度計で確認しながら保管場所を選ぶのがおすすめです。

はちみつの保管方法のコツ

保管場所だけでなく、保管方法にも工夫することで、はちみつの結晶化を防ぎやすくなります。

1. 容器選び

はちみつは、密閉性の高い容器を選びましょう。空気中の水分がはちみつに混入すると、結晶化しやすくなります。ガラス瓶や、しっかりとした蓋のついたプラスチック容器がおすすめです。

2. 温度管理

前述の通り、15℃以上を保つことが重要です。温度計を使って、保管場所の温度を定期的にチェックしましょう。温度が下がりそうであれば、暖房器具の近く(適切な距離を保つ)に移動するなど、工夫が必要です。

3. 一度結晶化したはちみつの扱い方

もし結晶化してしまった場合は、湯煎で温めて溶かすのが一般的です。しかし、40℃以上にならないように注意しましょう。高温になると、はちみつの酵素が破壊され、栄養価が低下する可能性があります。

湯煎の代わりに、容器ごとぬるま湯に浸ける方法も有効です。ゆっくりと時間をかけて温めることで、均一に溶かすことができます。

専門家からのアドバイス

はちみつソムリエである山田先生に、はちみつの保管についてアドバイスをいただきました。

「はちみつの結晶化は、自然現象であり、品質に問題はありません。しかし、使い勝手を良くするためには、温度管理が重要です。結晶化しやすい品種もありますので、購入時に確認してみるのも良いでしょう。また、一度結晶化したはちみつは、湯煎で溶かす際に焦げ付かないように、少量の水を加えてから温めると良いでしょう。」

インテリアとの調和

はちみつの保管場所を選ぶ際には、インテリアとの調和も考慮しましょう。例えば、キッチンのカウンターに置く場合は、おしゃれなガラス瓶を選んで、インテリアの一部として楽しむこともできます。黄色やオレンジ色の瓶は、キッチンに明るさをプラスしてくれるでしょう。

まとめ

はちみつの結晶化を防ぐには、15℃以上の温度を保てる場所を選び、密閉性の高い容器で保管することが重要です。温度管理には温度計を活用し、結晶化した場合は40℃以下の温度でゆっくりと溶かすようにしましょう。インテリアとの調和も考えながら、最適な保管方法を見つけて、美味しいはちみつを楽しみましょう。

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