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1.ゲージ飼いについて
ゲージから出して遊ぶと「出せ出せ」と鳴くのは、猫があなたとの遊びを楽しみ、あなたのそばにいたいと思っている証拠です。 これは決して悪いことではありません。 しかし、常にゲージの外で遊ばせるのではなく、ゲージの中にも安心できる居場所があることを教えてあげることが大切です。
子猫は、まだ新しい環境に慣れていないため、ゲージを「安全な場所」と認識できていません。 そのため、遊び疲れても、自らゲージに入る行動はすぐに身につかないかもしれません。 焦らず、少しずつゲージに良いイメージを持たせる工夫をしましょう。
- お気に入りのオモチャや、猫が落ち着けるブランケットをゲージの中に入れておく
- ゲージの中でおやつを与え、楽しい時間と結びつける
- ゲージの扉を開けておき、猫が自由に出し入れできるようにする。無理強いは禁物です。
- ゲージの場所を落ち着いて過ごせる静かな場所に設置する
時間をかけて、ゲージを安全で快適な場所と認識させれば、いずれは遊び疲れたら自らゲージに入って寝るようになるでしょう。 数週間、あるいは数ヶ月かかる場合もありますので、根気強く接してあげることが重要です。
2.食事と排泄について
子猫が良く食べているのは良い兆候です!新しい環境でも食欲があるということは、それほどストレスを感じていないのかもしれません。しかし、排泄がないのは少し心配ですね。 緊張やストレスが原因である可能性もありますが、脱水症状の可能性も考えられます。
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- 新鮮な水を常に用意する:水飲み器を使うと、猫が水を飲みやすくなります。 色々なタイプの給水器を試して、猫が気に入るものを探してみましょう。
- フードの種類を確認する:子猫用のフードを与えているか確認しましょう。消化に良いフードを選ぶことも大切です。
- 様子を見て、変化がない場合は獣医に相談する:排泄がない状態が続く場合は、便秘や他の健康問題の可能性があります。 獣医に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。
3.懐くかどうかについて
猫は犬と比べて懐き方が違うだけで、懐かないわけではありません。 猫なりの愛情表現があります。 まだ2日目なので、すぐに懐くことを期待しすぎないことが大切です。 猫は警戒心が強く、新しい環境に慣れるまで時間がかかります。
- ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築く:無理強いせず、猫のペースに合わせて接しましょう。 猫が近づいてきたときには優しく撫でてあげたり、声をかけたりするなど、積極的にコミュニケーションを取りましょう。
- 猫が落ち着ける場所を作る:猫が安心して過ごせる隠れ家となる場所を用意しましょう。 猫用のベッドや、段ボール箱などでも構いません。
- 猫の行動を観察する:猫のしぐさや鳴き声から、猫の気持ちを読み取ろうとする努力をしましょう。 猫の行動をよく観察することで、猫の気持ちや好みを理解することができます。
猫が懐いてきたサインとしては、ゴロゴロと喉を鳴らす、体を擦り寄せてくる、一緒に寝てくれるなどがあります。 これらの行動が見られるようになったら、信頼関係が築けている証拠です。
4.階段の上り下りについて
スコティッシュフォールドは、骨格の特性上、運動能力に制限がある場合があります。 特に階段の上り下りは負担がかかりますので、抱っこして移動させるのがベストです。 無理に階段を上り下りさせると、足への負担が大きくなり、怪我につながる可能性があります。
リビングへ移動する際は、必ず抱っこして移動させましょう。 また、猫がジャンプできないように、高い場所へのアクセスを制限することも重要です。 家具の配置にも注意し、猫が飛び降りて怪我をする可能性のある場所には近づけないようにしましょう。
スコティッシュフォールドの運動能力は個体差がありますが、一般的に激しい運動は苦手です。 穏やかな遊びや、ゆっくりとした散歩などを心がけましょう。 ペットショップのアドバイス通り、犬用でも問題ない猫用階段などの補助具も検討してみましょう。
5.目が合うことについて
猫がじっと見つめてくるのは、あなたを観察している、もしくはコミュニケーションを取ろうとしている可能性が高いです。 猫は、人間とは異なるコミュニケーション方法を持っています。 じっと見つめることで、あなたの様子を伺ったり、何かを伝えようとしているのかもしれません。
ベッドから顔を出すと見つめ、近づくと鳴き出すのは、あなたの存在に気づき、あなたとの関わりを求めているサインです。 猫は、自分の存在をアピールするために、様々な方法を使います。 鳴き声もその一つです。
6.部屋の探索とゲージ内の寝床について
家具を匂ったり、部屋を探索するのは、新しい環境に慣れるための行動です。 猫は嗅覚を使って、周囲の環境を把握しようとしています。 カーテンに攻撃したり、暗い場所に潜むのは、猫の遊び心や好奇心からくる行動です。 危険な場所には近づけないように注意しつつ、猫が安全に探索できる環境を整えてあげましょう。
ゲージ内の寝床ですが、ハムスター小屋のような穴の中タイプも選択肢として良いでしょう。 猫は狭い空間を好む傾向があり、安心感を得られます。 しかし、猫の好みは様々です。 ベッド型と穴型、両方用意して、猫がどちらを好むか様子を見てみましょう。 快適な寝床を用意することで、猫がゲージの中でリラックスして過ごせるようになります。
インテリアの観点からは、猫が安全に過ごせる空間を作るために、猫が登れない家具や猫が隠れることのできるスペースを確保するのも良いでしょう。 例えば、猫専用の棚や、猫がくつろげるハンモックなどを設置するのも良いでしょう。 グレーの落ち着いた色合いの家具は、猫にも飼い主にもリラックスできる空間を作り出します。 猫にとって安全で快適な空間をデザインすることで、より幸せな猫との生活を送ることができます。