ずっと除湿機を回していたのにカビが発生!その原因と対策

ずっと締め切って除湿機回してたのにカビ!です パナソニックのハイブリッド型の11畳分能力がある物を6畳のフローリング木造で使ってきました。 この部屋では飲み食いもしません。 週1度はホコリ払いしてきました。 カビと言っても一目でわかるものではなくて、たとえばツルツル材質の衣装ケースをふきんで広範囲にわたって拭き上げてみるとふきんがうっすら黒っぽくなるのです。 除湿機を24時間回してきたのになんでこんなことになるんでしょうか? この部屋とは対照的に24時間窓を開けっぱなしにして換気扇をまわしてきたキッチンは緑のカビが生えてました。 カビをまったく生えさせないような空間ってのは不可能なんでしょうか? 衣類や布団は圧縮袋に乾燥剤と一緒に押入れに入れてますが、次のシーズンに出してみると圧縮袋の外側がうっすら黒いです。補足一応、ユニットバスの換気扇をつけて5メートル離れた隅のキッチンの窓を薄く開けております。 ただ、ユニットバスの換気扇は防虫網を取り付けていてティッシュ1枚を吸引するのがやっとで2枚は吸わない吸引力です。 あと、このフロアでは部屋干ししてます。 そのときは扇風機を回しているのですが湿度計を見ると90まで行きますね。

カビ発生の原因:除湿だけでは不十分な理由

除湿機を24時間稼働させていてもカビが発生する理由は、空気の循環不足湿気の発生源にあります。 パナソニックのハイブリッド型除湿機、11畳用を6畳の部屋で使用されているとのことですが、除湿能力は十分でも、空気の淀みがカビの発生を招いている可能性が高いです。

除湿機は空気を乾燥させますが、空気中のカビ胞子や菌を完全に除去するわけではありません。 また、部屋干しによる高湿度、そして目に見えない微細な埃や汚れなどもカビの栄養源となります。 これらの要因が、たとえ除湿機を稼働させていても、カビの発生を許してしまうのです。 さらに、ユニットバスの換気扇の吸引力が弱く、キッチンの窓も5メートル離れた場所にあるため、部屋全体の換気が不十分であることも大きな問題です。

カビ対策:具体的なステップバイステップ

カビを完全に排除することは不可能ですが、発生を抑えることは可能です。 以下のステップで、効果的な対策を行いましょう。

1. 徹底的な清掃と除菌

まずは、部屋全体の清掃と除菌を行いましょう。 衣装ケースだけでなく、壁、床、家具の裏側など、普段掃除が行き届かない場所も念入りに拭き掃除します。 市販の除菌スプレーや、重曹水などを活用すると効果的です。 特に、カビが発生しやすい場所は、拭き掃除だけでなく、乾燥も徹底しましょう。

2. 空気循環の改善

空気の循環を良くするために、以下の対策を講じましょう。

  • 換気扇の交換または清掃: ユニットバスの換気扇の吸引力が弱いとのことですので、防虫網の掃除や、換気扇自体の交換を検討しましょう。 定期的な清掃も重要です。
  • 窓の開閉: 天気の良い日は、窓を開けて十分な換気を行いましょう。 特に、部屋干しをする際は、窓を開けて扇風機を併用することで、湿気を逃がす効果を高めます。
  • サーキュレーターの活用: 除湿機と併用してサーキュレーターを使用することで、部屋全体の空気を循環させることができます。 これにより、空気の淀みを防ぎ、カビの発生リスクを軽減します。
  • 家具の配置: 家具の配置を見直すことで、空気の流れを良くすることができます。 壁にぴったりとくっつけている家具は、少し離して配置してみましょう。

3. 湿度管理の徹底

湿度計で常に湿度をチェックし、高湿度にならないように注意しましょう。 除湿機に加え、以下の対策も有効です。

  • 部屋干しは極力避ける: 部屋干しは湿度を急激に上昇させるため、極力避けましょう。 どうしても部屋干しする場合は、除湿機と扇風機を併用し、十分な換気を心がけてください。 浴室乾燥機も有効です。
  • 除湿剤の活用: 除湿機だけでは不十分な場合は、除湿剤を併用することで、より効果的に湿度を下げることができます。 クローゼットや押入れなど、湿気がこもりやすい場所には特に有効です。
  • 吸湿材の活用: 珪藻土マットや除湿シートなどを活用して、湿気を吸収しましょう。特に、フローリングの床は湿気を吸いやすいので、これらのアイテムは効果的です。

4. 定期的なメンテナンス

除湿機や換気扇などの機器は、定期的にメンテナンスを行いましょう。 フィルターの掃除や交換、内部の清掃などを行うことで、機器の性能を維持し、効果的なカビ対策を行うことができます。

5. 専門家の相談

状況が改善しない場合、またはカビの種類が特定できない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。 専門家は、原因を特定し、適切な対策を提案してくれます。

カビが生えにくいインテリア選び

インテリアの素材選びもカビ対策に重要です。

  • 通気性の良い素材: 木材や籐などの通気性の良い素材は、湿気をため込みにくいため、カビの発生を抑える効果があります。 ただし、木材は定期的なメンテナンスが必要です。
  • 撥水加工の素材: 撥水加工が施されたファブリックや、防水性の高い素材は、湿気や汚れがつきにくく、カビの発生を防ぐのに役立ちます。
  • 掃除しやすい素材: 素材選びだけでなく、掃除のしやすさも重要です。 汚れが落としやすい素材を選ぶことで、カビの発生リスクを軽減できます。

グレーのインテリアは、清潔感があり、カビが目立ちにくいというメリットがあります。 しかし、素材選びや適切な換気、清掃を怠ると、カビが発生する可能性はありますので、注意が必要です。

まとめ

カビの発生を防ぐためには、除湿だけでなく、空気の循環、清掃、湿度管理、そして定期的なメンテナンスが不可欠です。 これらの対策をしっかりと行うことで、快適でカビの少ない空間を実現しましょう。

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