すずめの雛の足が動かない!原因と対処法|緊急時の対応と予防策

すずめの雛を拾ったんですが、毛も生えそろっていて嘴に黄色いのが多くついているやつなのですが、拾って箱にティッシュやハンカチなどを入れたところに入れました。その後は、店で売ってあるメジロの餌を与えているのですが、飼いはじめて一週間ほどたって朝九時くらいに餌を与え、部屋に放し歩かせてみたら、左足を動かせずにいて、羽をばたつかせてきちんと歩けません。右足は問題ないとは思うのですが、足を見てみたのですが、右足はふつうなのですが、左足がつけ根あたりからブラ―ンと垂れ下がっていると、いうか尾にまでさがっているんです。爪や指あたりはなんともなっていないし、両足とも全体が薄いピンク色になっている状態で出血もしていません。とりあえず水をほんの少し与えてみて箱の中に入れているのですが、もう立つこともできなくなり、鳴き声も少なくなってきています。病院にはまだ連れて行っていないのですが、この場合どういう処置をとればよろしいでしょうか?補足、また今朝(六月二日)に腹辺りを見てみたのですが、足と足との間辺りに紅くて腫れたようなものが出来ていました。何が原因なのかわかりません。一応書いておきました。

野生動物の保護:すずめの雛の緊急事態への対応

野鳥の雛を保護する際には、まず第一に専門家の助けを求めることが重要です。今回のケースのように、雛が左足を動かせず、腫れが見られるなど、明らかに異常が見られる場合は、一刻も早く獣医(特に鳥類に詳しい獣医)に診てもらう必要があります。自己判断での治療は、かえって雛の状態を悪化させる可能性があります。

緊急時の対処法

* 安静を保つ: 雛を落ち着かせ、安全で温かい場所に置いてください。刺激を与えないよう、静かな環境を確保しましょう。段ボール箱の中に、柔らかい布やタオルなどを敷き、隠れ家となるような空間を作ってあげると安心します。
* 保温: 雛は体温調節が未発達です。適温を保つために、箱の外側にカイロ(低温やけどに注意)や湯たんぽを使用したり、箱をタオルで包むなどの工夫をしましょう。ただし、直接肌に触れさせないように注意が必要です。
* 脱水症状の予防: 少量の水をスポイトなどで与えることはできますが、無理強いは禁物です。脱水症状を防ぐために、少量ずつ、こまめに与えるようにしましょう。
* 餌やり: メジロの餌は、すずめの雛には適切ではない可能性があります。雛の成長段階に合わせた適切な餌が必要であり、無理やり餌を与えようとせず、獣医の指示を仰ぎましょう。
* 移動の際の注意: 雛を獣医に連れて行く際は、優しく、揺らさないように注意深く運びましょう。小さな箱に入れて、タオルなどで優しく包むと安心です。

すずめの雛の足の異常:考えられる原因

雛の左足の異常と腹部の腫れは、様々な原因が考えられます。

考えられる原因

* 骨折: 落下や外敵からの攻撃によって、左足の骨が折れている可能性があります。
* 脱臼: 同様に、足の関節が脱臼している可能性も考えられます。
* 感染症: 細菌やウイルスによる感染症で、炎症や腫れを引き起こしている可能性があります。
* 寄生虫: 体内に寄生虫がいる可能性もあります。
* 栄養不足: 適切な栄養が摂取できていない場合、骨の発達に影響が出る可能性があります。
* 先天的な疾患: 生まれつき足の異常がある場合もあります。
* 外傷: 足に何らかの外傷を負っている可能性があります。

腹部腫れの原因

腹部の赤い腫れは、感染症や外傷、内臓疾患などが考えられます。これも獣医の診察が必要です。

獣医への相談:的確な診断と治療

雛の状態が悪化しているため、一刻も早く獣医に診てもらうことが重要です。

獣医を選ぶポイント

* 鳥類に詳しい獣医: 野鳥の治療に経験のある獣医を選ぶことが大切です。
* 近隣の動物病院: 雛の状態が悪化しているため、できるだけ近くの動物病院を選びましょう。
* 事前に電話で相談: 電話で雛の状態を説明し、診察の可否や必要な持ち物などを確認しておきましょう。

獣医への相談内容

* 雛を拾った日時と場所
* 雛の状態(足の異常、鳴き声、食欲など)
* 与えている餌
* 発見した腫れについて
* 雛の行動(羽ばたき、動きなど)

野鳥の保護と飼育:適切な知識と対応

野鳥の保護と飼育は、専門的な知識と適切な対応が必要です。安易な保護は、雛の命を危険にさらす可能性があります。

野鳥の保護に関する注意点

* 安易な保護は避ける: 雛が親鳥から離れているからといって、すぐに保護する必要はありません。親鳥が近くにいる可能性もあります。安全な場所から様子を観察し、本当に保護が必要かどうかを判断しましょう。
* 専門家のアドバイスを受ける: 野鳥の保護や飼育に関する知識がない場合は、専門家(獣医、野鳥保護団体など)に相談しましょう。
* 適切な餌を与える: 雛の成長段階に合わせた適切な餌を与えることが重要です。間違った餌を与えると、健康状態が悪化したり、死に至る可能性があります。
* 適切な環境を作る: 雛が安全で快適に過ごせる環境を作る必要があります。温度、湿度、光などを適切に調整しましょう。

インテリアと鳥の共存:安全な空間づくり

もし、今後鳥を飼育する際は、インテリアとの共存にも配慮が必要です。

鳥と安全なインテリア

* 有毒植物を避ける: 鳥にとって有毒な植物は、絶対に置かないようにしましょう。
* 小さな部品を避ける: 鳥が誤って小さな部品を飲み込んでしまう危険性があります。
* 安全な素材を選ぶ: 鳥がつついても安全な素材の家具やインテリアを選びましょう。
* ケージの設置場所: ケージは、鳥が安全に過ごせる場所に設置しましょう。直射日光や冷暖房の風が直接当たる場所を避けてください。

まとめ

すずめの雛の治療は、専門家の助けが不可欠です。一刻も早く獣医に相談し、適切な処置を受けさせるようにしましょう。また、野鳥の保護や飼育には、専門的な知識と適切な対応が必要であることを理解し、安易な行動は避けましょう。

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