すきま風対策!引き戸からの寒気侵入を防ぐ防寒シート選びと施工方法

部屋が離れのような感じで、引き戸(前後に押すタイプ)なのですが、どうもそこからすきま風が入ってくるようなので、防寒シート(風を遮断するシート)を買おうと思うのですが、ホームセンターで買えるものでしょうか?値段やこんなのが良いなど教えて下さい。

引き戸からのすきま風、その原因と対策

古民家風のおしゃれな空間や、広々とした離れのような間取りは魅力的ですが、古い建物の引き戸は隙間風対策が重要です。特に冬場は、冷気が侵入しやすく、暖房効率の低下や室温の低下につながります。 今回の質問では、引き戸からのすきま風対策として、防寒シートの購入を検討されていますね。ホームセンターでも様々な防寒シートが販売されているので、適切なものを選ぶことが重要です。

すきま風対策に効果的な防寒シートの種類

ホームセンターでは、様々な種類の防寒シートが販売されています。主な種類と特徴は以下の通りです。

  • マジックテープ付き防寒シート: 取り付けが簡単で、手軽にすきま風を防ぐことができます。様々なサイズや厚みがあるので、引き戸のサイズに合わせて選ぶことができます。粘着テープタイプと違い、繰り返し使用できます。
  • 粘着テープ付き防寒シート: マジックテープタイプと比べて、より密着性が高く、すきま風を効果的に防ぎます。ただし、一度貼ると剥がすのが難しく、再利用はできません。汚れやすい場所には不向きです。
  • ウレタンフォームシート: 厚みがあり、断熱効果が高いのが特徴です。すきま風が大きい場合や、より高い断熱効果を求める場合に適しています。比較的値段も高めです。
  • アクリルフォームシート: ウレタンフォームより軽量で、断熱効果も高いです。柔軟性があり、複雑な形状にも対応しやすいです。価格はやや高めです。
  • カーテンタイプ防寒シート: 手軽に設置でき、見た目も比較的おしゃれです。ただし、密閉性は他のタイプに比べて劣ります。

ホームセンターで入手可能な防寒シートの価格帯

防寒シートの価格は、サイズ、材質、機能によって大きく異なります。

  • マジックテープ付き防寒シート:数百円〜数千円
  • 粘着テープ付き防寒シート:数百円〜数千円
  • ウレタンフォームシート:数千円〜数万円(ロール状の場合)
  • アクリルフォームシート:数千円〜数万円(ロール状の場合)
  • カーテンタイプ防寒シート:数千円〜数万円

上記の価格はあくまで目安であり、ホームセンターによって価格が異なる場合があります。

防寒シート選びのポイント

防寒シートを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 引き戸のサイズ: シートのサイズが引き戸のサイズに合っているかを確認しましょう。大きすぎても小さすぎても効果がありません。余裕を持って少し大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。
  • 材質: 断熱性、耐久性、見た目などを考慮して材質を選びましょう。ウレタンやアクリルフォームは断熱性に優れていますが、価格はやや高めです。マジックテープや粘着テープタイプは手軽で安価ですが、耐久性には注意が必要です。
  • 取り付け方法: マジックテープ式は簡単に取り付けられますが、粘着テープ式は一度貼ると剥がすのが難しいです。自分のDIYスキルや、賃貸物件かどうかなどを考慮して選びましょう。
  • デザイン: インテリアに合うデザインを選びましょう。目立たない色や柄のものを選ぶと、部屋の雰囲気を損なわずにすきま風対策ができます。

防寒シートの取り付け方法

防寒シートの取り付け方法は、製品によって異なりますが、一般的には以下の手順で行います。

1. 引き戸の隙間を正確に測ります。
2. シートを必要なサイズにカットします。
3. マジックテープ式の場合は、マジックテープを貼り付けます。粘着テープ式の場合は、保護フィルムを剥がして貼り付けます。
4. 引き戸にシートをしっかりと貼り付けます。
5. 必要に応じて、隙間をさらに塞ぐために、隙間テープなどを併用します。

専門家(建築士)の視点

建築士の視点から見ると、防寒シートはあくまで応急処置です。根本的な解決には、引き戸の隙間を埋める工事が必要となる場合があります。特に、古い建物の場合は、建物の構造上の問題から隙間風が発生している可能性があります。 長期間にわたる効果的な防寒対策を検討する場合は、専門業者に相談することをお勧めします。

その他、すきま風対策

防寒シート以外にも、以下の方法ですきま風対策を行うことができます。

  • 窓枠の隙間を埋める: 窓枠と窓の間に隙間がある場合は、隙間テープやパッキンで隙間を埋めます。
  • ドアストッパーを使用する: ドアストッパーを使用することで、ドアと床の隙間を塞ぎ、すきま風を防ぐことができます。
  • カーテンを厚手のものにする: 厚手のカーテンは、断熱効果があり、すきま風をある程度防ぐことができます。

まとめ

引き戸からのすきま風対策には、ホームセンターで手軽に購入できる防寒シートが有効です。 しかし、シートの種類や取り付け方法、そして根本的な解決策についても考慮することが重要です。 自分の状況に合った適切な方法を選択し、快適な冬を過ごしましょう。

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