こんまりメソッドで衣類の断捨離が止まった時の対処法|広い部屋から狭い部屋への引越しと2人暮らしへの変化に対応

こんまり片付けが衣類でストップ。誰か背中を押してください・・・。 引越し(広い部屋で1人暮らしから、狭い部屋へ、しかも2人暮らしになりました)を機に こんまりさんのときめき片付けを実践しました。 最初は順調に行ったのですが、今はストップしています。 まだ衣類なのですが、どれもときめいてしまって手放せないのです。 例えば、 ・新しい衣類。着るのが楽しみ ・ズボン。素材で言えばチノパン、デニム。形で言えば、スキニー、ボーイフレンド、カプリ。 似てるカラーのスキニーでも、どちらもラインがキレイでときめいてしまう ・白い衣類、大好き。でも汚したら哀しいからストックのように同じような物が数着。 ときめくから手放すのが辛いのですが あとフタ付き衣装ケース3つ分は手放さないとダメです。 こんな時はどうしたらいいのでしょうか。

こんまりメソッドで衣類の断捨離が止まってしまう理由

こんまりメソッド(「ときめき片づけ」)は、持ち物全てに「ときめくか」どうかで判断し、ときめかないものは手放すシンプルな方法です。しかし、特に衣類は感情と深く結びついているため、断捨離が難航することが多くあります。質問者さんのケースでは、引越しによる環境の変化(広い部屋の一人暮らしから狭い部屋の二人暮らしへ)と、新しい生活への期待感も影響していると考えられます。

具体的に見ていきましょう。

* 新しい衣類への期待感: まだ着ていない新しい衣類は、未来への楽しみや期待感と結びついています。そのため、手放すことに抵抗を感じるのは自然なことです。
* 多様なボトムスの魅力: チノパン、デニム、スキニー、ボーイフレンド、カプリなど、素材や形、シルエットの異なるボトムスは、それぞれに魅力があり、コーディネートの幅を広げてくれます。どれも「ときめく」と感じるのは当然です。
* 白い衣類への愛着: 白い衣類は清潔感があり、多くの人にとって好ましい色です。しかし、汚れを気にして予備を多く持ってしまうのも、よくある悩みです。

これらの感情は否定すべきものではありません。大切なのは、これらの感情を理解した上で、どのように整理していくかです。

狭い部屋での二人暮らしに最適な衣類の選び方と収納方法

引越しを機に、衣類の断捨離が滞っている原因の一つは、狭い部屋での二人暮らしという新しい生活環境への適応ができていないことにあると考えられます。一人暮らしの広い部屋では収納スペースに余裕があったかもしれませんが、二人暮らしの狭い部屋では、収納スペースを最大限に活用し、無駄を省く必要があります。

具体的な整理方法

1. 「ときめく」基準の見直し: 「ときめく」という基準は曖昧です。まずは、具体的な基準を設けましょう。「着る頻度」「着心地」「自分のスタイルに合うか」「今の生活スタイルに合っているか」などを考慮して、客観的に判断してみましょう。
例えば、「過去1年間で1回も着ていない服」は、たとえ「ときめく」と感じても手放す候補になります。

2. 類似アイテムの整理: 同じような色のスキニーが複数ある場合、本当に必要なのは何本でしょうか? 着心地やシルエット、素材の微妙な違いを比較し、最も気に入っているものを選び、残りは手放しましょう。 「予備」として同じような白い服を複数持っている場合は、本当に必要な数だけ残し、他は手放すことを検討しましょう。

3. 季節外れの衣類の整理: 季節外れの衣類は、別の場所に収納するか、思い切って手放しましょう。オフシーズンの衣類は、圧縮袋などを使ってコンパクトに収納することで、収納スペースを節約できます。

4. 具体的な数値目標を設定: 「フタ付き衣装ケース3つ分」という目標は漠然としています。具体的な数値目標を立てましょう。「衣類の総量を現在の半分にする」「収納スペースを30%削減する」など、具体的な目標を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。

5. パートナーとの話し合い: 二人暮らしの場合、パートナーとの話し合いは不可欠です。お互いの持ち物や収納スペースの共有について話し合い、整理の計画を立てましょう。

収納スペースの有効活用

* 垂直収納: ハンガーラックや棚を活用し、垂直方向に収納することで、スペースを有効活用できます。
* 圧縮袋: オフシーズンの衣類や毛布などを圧縮袋に入れて収納することで、コンパクトに収納できます。
* 収納ボックス: 統一感のある収納ボックスを使用することで、見た目も美しく、整理しやすくなります。
* クローゼットオーガナイザー: クローゼットのスペースを最大限に活用できるよう設計されたオーガナイザーを活用しましょう。

専門家のアドバイス:整理収納アドバイザーの視点

整理収納アドバイザーの視点から見ると、質問者さんの問題は「ときめき」に固執しすぎている点にあります。「ときめき」は重要な要素ですが、それだけで判断するのは危険です。生活スタイルや収納スペースの現実も考慮する必要があります。

例えば、新しい服は「ときめく」かもしれませんが、着る機会が少ないなら、手放す選択肢も検討すべきです。また、白い服を予備として持っておきたい気持ちも理解できますが、クリーニングや洗濯方法を工夫することで、予備の数を減らすことができるかもしれません。

重要なのは、「ときめき」と「現実」のバランスです。整理収納アドバイザーに相談することで、客観的な視点と具体的なアドバイスを得ることができます。

まとめ:小さな一歩から始めよう

こんまりメソッドは、素晴らしい片付け方法ですが、完璧にこなす必要はありません。まずは小さな一歩から始めましょう。

例えば、今日、一つの引き出しを片付ける、一つの服を手放すなど、小さな目標を設定し、達成することで自信をつけ、モチベーションを維持しましょう。

そして、ときめかない服を手放すことに罪悪感を感じないでください。服は消耗品です。新しい服を着ることで、新しい気持ちで生活を始めることができます。

今回の経験を活かし、快適で心地よい空間を手に入れましょう。

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