こたつがあっても大丈夫!おしゃれなリビングを実現する方法

部屋をおしゃれにするなら、こたつ机は不必要でしょうか?インテリアの雑誌を見ていると、おしゃれな部屋はほとんどこたつが見当たりません。どの写真も、二人用ソファ&低い机&液晶テレビの組み合わせように、生活感を出さないように工夫しているようです。両親が買ってくれたので、何だか撤去するのも気がひけます・・・こたつをおしゃれに配置する方法はあったりするのでしょうか?

こたつは邪魔者?おしゃれなリビングとこたつ、両立は可能!

確かに、インテリア雑誌やSNSで見かけるおしゃれなリビングには、こたつが登場することは少ないかもしれません。すっきりとした空間を演出するために、ソファやローテーブル、テレビボードなどを中心としたレイアウトが好まれる傾向にあります。しかし、それは「こたつが必ずしも邪魔者である」ということを意味するわけではありません。日本の冬を暖かく過ごすためのこたつは、機能性と快適性を兼ね備えた素晴らしい家具です。大切な両親からの贈り物であるこたつを、有効活用しながらおしゃれなリビングを実現する方法を一緒に考えていきましょう。

こたつを隠す・目立たなくする工夫

こたつがリビングの雰囲気を邪魔してしまうと感じる場合は、いくつかの工夫で目立たなくすることができます。

1. こたつ布団の選び方

こたつ布団は、こたつの印象を大きく左右する重要なアイテムです。柄や素材、色選びを工夫することで、お部屋の雰囲気に合ったおしゃれな空間を演出できます。

  • シンプルなデザインを選ぶ:柄物よりも無地やストライプ柄などシンプルなデザインの布団を選ぶことで、お部屋に馴染みやすくなります。ソファやカーテンの色と合わせると統一感が出ます。
  • 素材感で変化をつける:肌触りの良い素材や、高級感のある素材を選ぶことで、こたつ全体の印象がアップします。例えば、上質なウールや、滑らかなフランネル素材などがおすすめです。
  • 色で空間を調整する:お部屋のインテリアカラーに合わせた色を選ぶことで、こたつが自然と溶け込みます。ブラウン系の家具が多い部屋なら、ダークブラウンやベージュ系のこたつ布団がおすすめです。全体を明るくしたいなら、アイボリーやグレーなども良い選択肢です。

2. こたつテーブルの選び方

こたつテーブル自体も、デザインによってリビングの印象は大きく変わります。

  • デザイン性の高いこたつテーブルを選ぶ:最近では、デザイン性の高いこたつテーブルも数多く販売されています。木製のシンプルなものや、モダンなデザインのものなど、お部屋のスタイルに合ったものを選びましょう。脚のデザインに注目するのもおすすめです。脚が細いと圧迫感が軽減されます。
  • サイズ感にこだわる:こたつテーブルのサイズは、お部屋の広さに合わせて選びましょう。大きすぎると圧迫感を感じ、小さすぎると使い勝手が悪くなってしまいます。ソファとのバランスも考慮することが大切です。
  • 収納付きこたつを選ぶ:こたつテーブルの中に収納スペースがあるタイプを選ぶことで、リビングの散らかりを防ぎ、すっきりとした印象を保てます。

3. こたつの位置を工夫する

こたつを置く位置も、リビングの印象を大きく変えます。

  • コーナーに配置する:お部屋のコーナーにこたつを配置することで、圧迫感を軽減し、空間を広く見せることができます。ソファとテレビボードの間に配置するのも良いでしょう。
  • 壁際に配置する:壁際にこたつを配置することで、空間を広く使えるようになります。ただし、配線などを考慮する必要があります。
  • 目立たない場所に配置する:こたつを、ソファやカーテンなどの後ろに配置することで、視覚的に目立たなくすることができます。

こたつをインテリアの一部として楽しむ

こたつを単なる暖房器具としてではなく、インテリアの一部として捉えることで、おしゃれなリビングを実現できます。

1. こたつと周辺家具のコーディネート

こたつとソファ、ローテーブル、テレビボードなどの家具を、色や素材感を統一することで、まとまりのある空間を作ることができます。例えば、木製の家具を多く使用したり、同じ色系のクッションやブランケットなどを加えることで、統一感を演出できます。

2. こたつ周りの空間を演出する

こたつ周りに、観葉植物や照明、クッションなどを配置することで、温かみのある空間を演出できます。間接照明を使用することで、リラックスできる雰囲気を作ることができます。

3. こたつを隠す収納を活用する

こたつを使用しない季節は、こたつを収納することで、よりすっきりとした空間を作ることができます。こたつ専用の収納ケースや、クローゼットなどを活用しましょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、こたつは日本の文化を象徴する家具であり、その存在感を活かすことが重要です。単に隠すのではなく、デザイン性のあるこたつテーブルを選び、周囲の家具や小物との調和を図ることで、おしゃれなリビングに溶け込ませることができます。例えば、北欧風のシンプルなデザインのこたつテーブルに、暖色系のクッションやブランケットを組み合わせることで、温かみのある空間を演出できます。また、こたつ布団のデザインも重要です。無地のシンプルなものや、お部屋の雰囲気に合わせた柄を選ぶことで、より洗練された印象になります。

まとめ:こたつと共存するおしゃれなリビング

両親からもらった大切なこたつを、おしゃれなリビングに溶け込ませることは、十分可能です。こたつ布団やテーブルのデザイン、配置、周辺のインテリアとのコーディネートを工夫することで、こたつがあっても、すっきりとした、そして温かみのある空間を実現できます。この記事で紹介した方法を参考に、あなただけの素敵なリビング空間を創造してください。

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