こたつからアリ!?原因と対策|冬支度を快適に

部屋にアリが出て困っています。一階なのですがアリが出る原因として食べ物を放置している事はありません。気になるのが昨年12月に購入したホームセンターのこたつです。安物で天板とプラスチックの縁にアリが入っていきます。こたつに原因がある事はあるのでしょうか?

こたつからアリが出現する原因とは?

冬場の暖房器具として欠かせないこたつですが、アリの侵入経路になっている可能性があります。質問者様の場合、食べ物の放置がないにも関わらずアリが出現していることから、こたつの構造に問題がある可能性が高いです。具体的には、以下の点が考えられます。

  • こたつの隙間:安価なこたつは、天板と脚部分、あるいは天板と枠の間に隙間が空いている場合があります。アリは驚くほど小さな隙間から侵入できます。特に、プラスチック製の縁は経年劣化や製造時の精度不足により、隙間ができやすいです。
  • 材質の問題:木材やプラスチックは、アリにとって魅力的な素材です。特に、安価なこたつに使用される木材やプラスチックは、防蟻処理が不十分な場合があり、アリの侵入を許してしまう可能性があります。
  • こたつの下:こたつの下に埃や食べこぼしなどが溜まっていると、アリを引き寄せます。こたつを移動させて下を確認してみましょう。
  • 周辺環境:こたつの周囲に、アリが好む環境(湿気、食べかすなど)がないか確認しましょう。例えば、壁の隙間や床下などです。

こたつからのアリ侵入を防ぐための具体的な対策

こたつからアリを駆除し、再発を防ぐためには、以下の対策を段階的に実施してみましょう。

1. こたつの徹底的な清掃

まず、こたつを完全に分解できる場合は分解し、すべての部品を丁寧に掃除機で吸い込み、湿らせた布で拭き取ります。特に、天板とプラスチックの縁の隙間は念入りに清掃しましょう。 こたつ布団も洗濯しましょう。アリが好む食べかすや汚れを取り除くことが重要です。

2. 隙間を塞ぐ

掃除後、アリが侵入できる隙間を塞ぎましょう。隙間テープやパテ、コーキング剤などを使って、天板と脚部分、天板と枠の隙間を完全に埋めます。隙間テープはホームセンターで手軽に購入できます。 材質によっては、シリコンコーキング剤が効果的です。ただし、こたつの素材に合ったものを選び、使用方法をよく確認してから使用しましょう。

3. アリの侵入を防ぐ忌避剤の使用

アリは特定の臭いを嫌います。ハッカ油やペパーミントオイルなどの天然成分の忌避剤を、こたつの脚や周辺に少量塗布することで、アリの侵入を阻止できます。ただし、こたつの素材によっては変色や変質の可能性があるため、目立たない部分で試してから使用しましょう。市販のアリ忌避剤も有効です。スプレータイプやジェルタイプなど、様々な種類がありますので、こたつの構造に合わせて適切なものを選びましょう。

4. こたつ周辺の環境整備

こたつ周辺の床や壁に、食べこぼしやゴミがないか確認し、清掃しましょう。アリは餌を求めて移動するため、周辺環境を清潔に保つことが重要です。また、湿気が多い場所もアリを引き寄せますので、こたつ周辺の換気をよくしましょう。

5. 専門業者への相談

上記の対策を行ってもアリが止まらない場合は、専門の害虫駆除業者に相談しましょう。業者であれば、アリの種類を特定し、適切な駆除方法を提案してくれます。特に、大量のアリが発生している場合や、自分で駆除できない場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。

インテリアとの調和を考慮した対策

アリ対策と同時に、インテリアの雰囲気も損なわないように工夫しましょう。例えば、隙間を塞ぐ際に、こたつの色に合わせたテープやパテを使用するなど、見た目にも配慮することで、インテリアの統一感を保てます。 また、忌避剤を使用する際は、無色のものを選ぶか、目立たない場所に塗布するなど、工夫が必要です。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、安価なこたつは、素材や製造工程において、アリの侵入を防ぐための工夫が不足している可能性があります。より高品質なこたつを選ぶことで、このようなトラブルを未然に防ぐことができます。 こたつ選びの際には、素材や構造、そして耐久性にも注目しましょう。長く使える丈夫なこたつを選ぶことは、コストパフォーマンスにも繋がります。

まとめ:快適な冬を過ごすために

こたつからアリが出現する原因は、こたつの隙間や素材、周辺環境など、様々な要因が考えられます。 アリの侵入を防ぐためには、こたつの清掃、隙間の封鎖、忌避剤の使用、そして周辺環境の整備が重要です。 それでも解決しない場合は、専門業者に相談しましょう。快適な冬を過ごすためにも、適切な対策を行いましょう。

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