お風呂場の小さなゴキブリ、その原因と対策

ゴキの赤ちゃん5ミリくらいのが毎日出ます。どこかで孵ったようです。見つけたら殺してますが、お風呂場でよく出ます。一匹排水口の網を掻い潜って逃げていきました。排水口内に卵を生むなんてあるのでしょうか?たまたま逃げただけ? バルサンをたき、直接排水口に薬剤もまきました。薬局で聞いたら、まいたほうがいいと言うので。部屋中にバルサンたいたら、小さいゴキが5,6匹しか死んでませんでした。それも全てお風呂場。一匹だけお風呂場から出た廊下にも。質問は①卵は一回で孵らず、時間差で孵るのか?②バルサンを再度たくべきか?たくなら、いつ頃やるべきか? ③排水口から卵から孵った赤ちゃんが次々とやって来ることがあるのか? もしかしたら、違う場所? その他、やった方がいいことがあれば教えてください。 ゴミは蓋のあるもの、生ゴミは調理の度にビニールに捨て縛って、シンク内にはゴミはありません。開けたお菓子や、調理用材は全てゴムで縛った後、ジップロックにいれてあります。 飲んだ缶も洗ってビニールに入れゴミ箱へ。掃除機も隅々まで毎日かけ、気づいた隙間は全てふさぎました。 玄関、ベランダの窓には定期的にスプレーし、ブラックキャップもしかけてあります。もうやることはやっています。お願いします。引っ越すとかは無理なので、それ以外でお願いします。補足浴槽内の排水口なのでトラップがあるかわかりません。見たカンジでは水が張ってあるようにはみえません。 体を洗う所の排水口は水がはってあります。そこから、ゴキスプレーをしてみたら、浴槽内の排水口から煙が出たのでつながっているようです。スプレーが行き来するということは、水が張ってあっても、ゴキはどちらからでもあがってこれるようです。 なにかいい蓋があれば、換えたいのですが賃貸なので工事は無理です。

ゴキブリの発生源とライフサイクル

ご自宅のお風呂場で小さなゴキブリが頻繁に見つかるという状況、大変お困りでしょう。まず、ゴキブリの生態について理解することで、効果的な対策が見えてきます。

ゴキブリの卵と孵化

  • 卵鞘(らんしょう):ゴキブリの卵は、卵鞘と呼ばれるカプセル状の袋の中に数十個~数百個入っています。この卵鞘は、ゴキブリの種類によって形状や大きさが異なります。
  • 時間差孵化:卵鞘の中の卵は、必ずしも同時に孵化するわけではありません。環境条件(温度、湿度など)によって孵化時期にばらつきがあり、時間差で孵化することがあります。そのため、一度駆除したと思っても、その後も小さなゴキブリが出てくることがあります。
  • 発生源の特定: 卵鞘は、排水管の隙間、家具の裏、壁の割れ目など、様々な場所に産み付けられます。一度に大量のゴキブリが発生するということは、すでに卵鞘が複数個存在している可能性が高いです。

バルサンの効果と再使用について

バルサンは、空間全体に煙を充満させてゴキブリを駆除する燻煙剤です。しかし、卵鞘の中にある卵や、隠れた場所にいるゴキブリには効果が限定的です。

バルサンの再使用

バルサンを一度使用したからといって、ゴキブリが完全に駆除されたとは限りません。特に、卵から孵化したばかりの幼虫は、バルサンによる影響を受けにくい可能性があります。そのため、状況によってはバルサンの再使用も検討する価値があります。

バルサン再使用のタイミング

再使用のタイミングは、最初の使用から1週間~10日後が目安です。この期間に、卵から孵化した幼虫が活動を開始する可能性が高いからです。ただし、バルサンの過剰使用は人体への影響も懸念されるため、使用頻度は控え、換気を十分に行いましょう。

排水口からのゴキブリ侵入を防ぐ方法

お風呂場の排水口からゴキブリが出てくる原因として、排水管内部に卵鞘が産み付けられている可能性があります。また、排水管と壁の隙間から侵入している可能性も考えられます。

排水口の対策

  • 排水口の網:現在の網ではゴキブリの侵入を防げないため、より目の細かい網に交換することをおすすめします。100円ショップなどでも販売されています。
  • 排水口のフタ:賃貸住宅で工事は難しいとのことですが、市販の排水口用のフタを使用することで、ゴキブリの侵入を防ぐことができます。様々なサイズやデザインがあるので、浴槽の排水口に合うものを選んでください。
  • パイプの隙間を塞ぐ:排水管と壁の間に隙間があれば、ゴキブリの侵入経路となります。隙間をコーキング剤などで塞ぐことで、侵入を防ぐことができます。ただし、賃貸住宅の場合は、退去時に元の状態に戻せるように注意が必要です。
  • 定期的な洗浄:排水管内部に汚れが溜まると、ゴキブリの住処となりやすいです。定期的に排水管洗浄剤を使用したり、熱湯を流すことで、汚れを取り除きましょう。

その他のゴキブリ対策

すでに多くの対策を実施されているとのことですが、それでもゴキブリが発生するということは、まだ侵入経路が残されている可能性があります。

徹底的な清掃と点検

  • 目に見えない隙間:壁の小さな亀裂、配管の接続部など、目に見えない隙間にも注意が必要です。隙間を発見したら、コーキング剤などで塞ぎましょう。
  • 定期的な清掃:毎日掃除機をかけているとのことですが、ゴキブリの糞や卵鞘がないか、隅々までチェックしましょう。特に、排水口周辺、家具の裏、壁の隅などは重点的に清掃してください。
  • 食品の管理:食品はしっかりと密封し、食べ残しを放置しないようにしましょう。生ゴミはすぐに処理し、ゴミ箱は密閉できるものを使用しましょう。

専門家への相談

上記の方法を試してもゴキブリの発生が止まらない場合は、専門の害虫駆除業者に相談することをおすすめします。専門業者は、ゴキブリの発生源を特定し、効果的な駆除方法を提案してくれます。

まとめ

ゴキブリの駆除は、根気と継続的な努力が必要です。今回ご紹介した対策を参考に、ゴキブリの侵入経路を断ち、清潔な環境を保つことで、ゴキブリの発生を抑え込みましょう。それでも解決しない場合は、専門業者に相談することを検討してください。

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