お風呂上がり、部屋の電気が勝手に消える!その原因と解決策

部屋の電気が勝手に消えます(T_T) 私の部屋の電気はひもを引っ張ってつけるやつです。 何もしていないのに、勝手に消えます。 しかもいつも決まったタイミングで。 私がお風呂からあが って部屋に入って 電気をつけてしばらくすると消えます。 必ず、風呂からあがった後なのです。 もう5回ぐらい消えましたが全て。 部屋の電気は使い始めて2年になります。 なぜこのような現象が起こるのでしょうか?

原因を探る:お風呂上がり、照明が消える謎

ひもスイッチ式の照明器具が、お風呂上りに必ず消えるという現象。これは、電気配線や照明器具の故障だけでなく、意外な原因が潜んでいる可能性があります。 2年間使用しているとのことですので、経年劣化による故障も考えられますが、必ずお風呂上がりというタイミングに注目すると、湿度や温度変化といった環境要因が強く疑われます。

考えられる原因1:湿気によるショート

お風呂から上がった後、浴室の湿気が部屋に充満します。ひもスイッチ式の照明器具は、構造上、内部に湿気が侵入しやすい場合があります。特に、古い器具やメンテナンス不足の器具では、湿気によって配線がショートし、電気が切れる可能性があります。 特に、浴室と寝室が近い場合、浴室の換気扇の性能や使用状況も影響します。換気が不十分だと、湿気が寝室にこもりやすくなり、照明器具への影響が大きくなります。

考えられる原因2:温度変化による接触不良

浴室の温度と寝室の温度差が大きい場合、温度変化によって照明器具内部の配線が膨張・収縮を繰り返します。この繰り返しが、配線の接触不良を引き起こし、電気が不安定になったり、消えたりする原因となる可能性があります。特に、夏場と冬場の温度差が激しい地域では、この現象が起こりやすいです。

考えられる原因3:照明器具の寿命

照明器具にも寿命があります。2年間使用しているとのことですが、ひもスイッチの接点部分の摩耗や、内部の電球の劣化が原因で、接触不良や断線を引き起こしている可能性があります。ひもスイッチの動きが重くなったり、引っ張る際に異音がする場合は、寿命の可能性が高いです。

考えられる原因4:他の電気機器の影響

まれに、他の電気機器のノイズや電圧変動が原因で、照明器具が誤作動を起こす場合があります。特に、浴室乾燥機やヘアードライヤーなどの高出力機器を使用している場合は、注意が必要です。

解決策:具体的な対処法と予防策

では、これらの原因を踏まえて、具体的な解決策と予防策を考えてみましょう。

ステップ1:照明器具の点検

まずは、照明器具の点検を行いましょう。

  • ひもスイッチの動作確認:ひもを引っ張る際に、スムーズに動作するか確認します。引っかかりや異音があれば、交換が必要な可能性があります。
  • 電球の確認:電球のフィラメントが切れていないか、しっかりソケットに装着されているか確認します。必要であれば、新しい電球と交換しましょう。
  • 配線の確認(専門家への依頼):もし、自分で点検できない、または危険を感じる場合は、電気工事士などの専門家に依頼しましょう。配線の断線やショートがないかを確認してもらうことが重要です。

ステップ2:浴室の換気改善

浴室の換気を改善することで、寝室への湿気侵入を防ぐことができます。

  • 換気扇の確認:浴室の換気扇が正常に動作しているか確認し、必要であれば清掃または交換しましょう。換気扇のフィルターが詰まっていると、換気効率が低下します。
  • 換気時間の延長:入浴後、換気扇を通常よりも長く稼働させ、浴室の湿気をしっかり排出しましょう。
  • 窓を開ける:浴室と寝室の窓を開けて、自然換気を促しましょう。特に、入浴中は窓を開けておくことが効果的です。

ステップ3:照明器具の交換

もし、点検の結果、照明器具の故障が原因だと判明した場合、新しい照明器具への交換を検討しましょう。

  • 防水・防湿タイプの照明器具:浴室の近くに設置する場合は、防水・防湿性能の高い照明器具を選びましょう。浴室灯を選ぶ際は、IP規格を確認することが重要です。
  • LED照明への切り替え:LED照明は、従来の白熱電球や蛍光灯に比べて、発熱量が少なく、寿命も長いため、おすすめです。

ステップ4:専門家への相談

上記の方法を試しても改善しない場合は、電気工事士などの専門家に相談しましょう。原因を特定し、適切な解決策を見つけることができます。

まとめ:安全で快適な空間を保つために

お風呂上がり、照明が消えるという現象は、湿気や温度変化、照明器具の劣化など、様々な原因が考えられます。安全面にも配慮し、早めの点検と適切な対処が必要です。 自分で対処できない場合は、専門家の力を借りることをおすすめします。快適な生活空間を守るためにも、適切な対策を行いましょう。

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