Contents
浴室換気扇のタイマー化で節電&カビ防止!
お風呂の換気扇を消し忘れてしまう、というお悩み、多くの方が抱えているのではないでしょうか。一晩中換気扇が回り続けると、電気代が無駄になるだけでなく、必要以上に乾燥し、浴室の空気が乾燥しすぎてしまい、かえってカビの発生リスクを高める可能性も出てきます。 そこで今回は、浴室換気扇を自動で停止させるためのタイマーの取り付け方法や選び方について、詳しく解説します。
浴室換気扇タイマーの選び方:種類と機能
浴室の換気扇にタイマーを取り付ける方法はいくつかあります。シーソー式スイッチの場合、直接タイマーを取り付けるのは難しいケースが多いので、いくつかの選択肢を検討する必要があります。
1. コンセントタイマー
最も手軽な方法は、コンセントタイマーを使用することです。換気扇のコンセントにタイマーを差し込み、設定した時間後に電源を自動的に切断します。
- メリット:価格が安く、取り付けも簡単。様々な種類があり、設定時間や機能も豊富。
- デメリット:換気扇と照明が一体型のシーソー式スイッチの場合、照明も同時に消灯してしまう可能性がある。タイマーがコンセントから外れると機能しない。
2. 壁スイッチタイマー
壁に取り付けるタイプのタイマーです。既存のスイッチと交換することで、換気扇のみを制御できます。シーソー式スイッチの場合は、専用の壁スイッチタイマーを選ぶ必要があります。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
- メリット:コンセントタイマーと比べて見た目がすっきりし、より安全。照明と換気扇を個別に制御できるものもある。
- デメリット:コンセントタイマーに比べて価格が高め。取り付けには電気工事の知識が必要な場合もある。
3. スマートリモコン
近年注目されているのが、スマートリモコンです。Wi-Fi接続でスマホアプリから換気扇のON/OFFやタイマー設定を遠隔操作できます。
- メリット:外出先からでも操作可能。タイマー設定も柔軟に行える。様々な家電をまとめて制御できるものもある。
- デメリット:初期費用が高い。Wi-Fi環境が必要。
シーソー式スイッチへの取り付け:具体的な手順と注意点
シーソー式スイッチの場合、コンセントタイマーが最も手軽です。しかし、照明と換気扇が連動している場合は、照明も一緒に消えてしまうため、不便を感じるかもしれません。
もし、壁スイッチタイマーを使用したい場合は、電気工事士の資格を持つ業者に依頼することを強くお勧めします。誤った配線を行うと、感電や火災の危険性があります。
コンセントタイマーの取り付け手順
1. 換気扇のコンセントのプラグを抜きます。
2. コンセントタイマーをコンセントに差し込みます。
3. 換気扇のプラグをコンセントタイマーに差し込みます。
4. タイマーの設定時間とON/OFF時間を設定します。
壁スイッチタイマーの取り付け手順
壁スイッチタイマーの取り付けは、電気工事の知識が必要なため、専門業者に依頼しましょう。
浴室換気扇タイマーを選ぶ際のポイント
タイマーを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
* 設定時間:換気時間に合わせて適切な設定時間を選びましょう。一般的には1時間~数時間の設定が可能です。
* 機能:ON/OFFタイマーだけでなく、曜日設定やカウントダウンタイマーなどの機能があるものもあります。
* 安全性:PSEマークなどの安全基準を満たしている製品を選びましょう。
* デザイン:浴室のインテリアに合うデザインを選びましょう。
専門家のアドバイス:電気工事士の視点
電気工事士の視点から見ると、シーソー式スイッチにタイマーを取り付けるには、壁スイッチタイマーが最も適切です。しかし、配線状況によっては取り付けが困難な場合もあります。また、自分で取り付けを行う場合は、感電や火災の危険性があるため、十分な知識と技術が必要です。安全を確保するためにも、専門業者への依頼を検討しましょう。
まとめ:快適な浴室環境のために
浴室換気扇のタイマー化は、電気代の節約だけでなく、カビの発生防止にも繋がります。自分に合ったタイマーを選び、安全に設置することで、快適な浴室環境を実現しましょう。 コンセントタイマーは手軽ですが、壁スイッチタイマーやスマートリモコンはより高度な制御が可能です。 ご自身の状況に合わせて最適な方法を選択し、快適なバスタイムをお過ごしください。