お風呂のカビは服や体にうつる?7年間放置したカビの掃除と対策

お風呂のカビは服や体にうつりますか? 先ほどから浴槽の裏を掃除していて 7年間浴槽の裏を掃除していなかったようで 大変な量のカビが発生していました。 あまり使いたくないのですがカビキラーなどを使い掃除いたしました。 その服で家の中をそのまま歩いたのですが お風呂場のカビが服にうつっていたり 部屋にまきちらされたりしますでしょうか?

お風呂のカビの危険性と、服や部屋への付着について

7年間も放置されたお風呂場のカビ、大変でしたね。ご心配されているように、お風呂のカビは、種類によっては健康被害をもたらす可能性があり、服や部屋に付着する可能性も十分にあります。今回は、お風呂のカビの危険性、服への付着、そして部屋への拡散について詳しく解説し、具体的な対策方法を提案します。

お風呂のカビの種類と危険性

お風呂場に発生するカビは、種類によって危険性が異なります。代表的なカビとして、以下のものが挙げられます。

  • 黒カビ(コウジカビの一種):浴室の目地や壁によく発生し、アレルギー症状や呼吸器系の疾患を引き起こす可能性があります。
  • 白カビ(アスペルギルス属など):黒カビほど目立たないため見過ごされがちですが、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。
  • ピンクカビ(サーモフィリックアクチノミセス属など):石鹸カスなどを栄養源として繁殖し、見た目が不衛生なだけでなく、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。

これらのカビは、胞子を空気中に放出します。胞子は非常に小さく、目に見えないため、掃除中に吸い込んでしまう可能性があります。また、カビの胞子は、服やタオル、そして空気の流れによって部屋中に拡散する可能性も高いです。

カビが服や体に付着した場合のリスク

カビの付着した服を着ていると、カビの胞子が肌に触れたり、吸い込んだりする可能性があります。これにより、以下のような症状が現れる可能性があります。

  • 皮膚炎:かゆみ、発疹、赤みなど
  • アレルギー症状:くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど
  • 呼吸器系の症状:咳、喘息の発作など

症状の程度は、カビの種類、量、個人の体質によって異なります。特に、アレルギー体質の方は注意が必要です。

お風呂場のカビ掃除後の対策

すでにカビ掃除を終えられたとのことですが、カビの胞子が服や部屋に付着している可能性があります。以下の対策を行うことをお勧めします。

1. 服の処理

* 洗濯:カビの付着した服は、高温で洗濯し、乾燥機でしっかり乾燥させましょう。洗濯機で洗うのが難しい場合は、クリーニングに出すことをお勧めします。
* 廃棄:カビが酷く、洗濯しても除去できない場合は、服を廃棄することを検討しましょう。

2. 部屋の換気

* 窓を開けて換気:カビの胞子は空気中に浮遊しているため、窓を開けて十分に換気を行いましょう。
* 空気清浄機の使用:空気清浄機を使用することで、空気中のカビの胞子を減少させることができます。特にHEPAフィルター搭載のものが効果的です。

3. 床の掃除

* 掃除機をかける:掃除機で床を丁寧に掃除し、カビの胞子を吸い取ります。
* 拭き掃除:掃除機をかけた後、濡れた雑巾で床を拭き掃除しましょう。

4. 専門家への相談

カビの量が多く、ご自身で対処できない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。専門業者は、適切な薬剤と方法でカビを除去し、再発防止策も提案してくれます。

インテリアとカビ対策:快適な空間づくりのために

お風呂のカビ問題は、単なる掃除の問題ではなく、健康や生活空間の快適性に直結する問題です。 カビの発生を防ぐためには、日頃から適切な換気と清掃が重要です。

インテリアとカビ対策のポイント

* 浴室の換気:浴室乾燥機を使用するか、入浴後には窓を開けて換気扇を長時間稼働させましょう。湿気がこもらないようにすることが重要です。
* 浴室の清掃:こまめな清掃が不可欠です。特に、目地や排水口はカビが発生しやすい場所なので、定期的に清掃しましょう。
* 防カビコーティング:浴室の壁や床に防カビコーティングを施すことで、カビの発生を抑制することができます。
* 通気性の良いインテリア:浴室の収納は、通気性の良いものを選びましょう。密閉された空間はカビの温床になりやすいです。
* 防カビ剤の使用:市販の防カビ剤を定期的に使用することで、カビの発生を抑えることができます。

専門家のアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、浴室のインテリア選びもカビ対策に大きく関わってきます。例えば、素材選びでは、通気性の良い天然素材や、カビに強い人工素材を選ぶことが重要です。また、デザインにおいても、水はけの良い形状や、掃除しやすいシンプルなデザインを選ぶことで、カビの発生リスクを低減できます。

まとめ

お風呂のカビは、健康に悪影響を及ぼす可能性があり、放置すると深刻な問題につながる可能性があります。今回のケースのように、長期間放置したカビの掃除後は、服の処理、部屋の換気、床の掃除などを徹底し、再発防止策を講じる必要があります。 快適な生活空間を保つためにも、日頃から適切なカビ対策を心がけましょう。

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