お部屋の壁にロープを張って収納!たわみを防ぐ方法と美しい結わえ方

お部屋の壁に2本のつっぱり棒を縦につっぱり、その間にロープを張って、物を吊ったりしたいのですが、ロープがたわんでしまい上手くできません。たわまない方法、結わえ方を教えて下さい。

ロープがたわむ原因と解決策

お部屋の壁にロープを張って収納を作る、素敵なアイデアですね!しかし、ロープがたわんでしまうと、せっかくのDIYも台無しになってしまいます。ロープのたわみは、主に以下の原因が考えられます。

  • ロープの素材と太さ:細いロープや伸縮性のあるロープはたわみやすいです。太くて丈夫なロープを選びましょう。麻紐や綿ロープよりも、ポリエステルのロープなど、伸縮性が少ない素材がおすすめです。
  • つっぱり棒の強度と間隔:つっぱり棒が弱いと、ロープの重みに耐えられずたわんでしまいます。しっかりとした強度のあるつっぱり棒を選び、間隔も狭くすることでたわみを軽減できます。つっぱり棒同士の距離が広いほど、たわみやすくなります。
  • 吊るす物の重さ:重い物を吊るすと、当然ロープはたわみます。吊るす物の重さを考慮し、ロープやつっぱり棒の強度を選びましょう。また、重いものはなるべく均等に分散して吊るすことが重要です。
  • ロープの張り方:ロープの張り方が不適切だとたわみが生じます。適切な結び方と調整が必要です。後述する結び方と調整方法を参考に実践してみてください。

具体的な解決策

たわみを防ぐためには、上記の点を考慮し、以下の対策を講じましょう。

  • 丈夫なロープとつっぱり棒を選ぶ:ホームセンターなどで、太くて丈夫なポリエステル製のロープを選びましょう。つっぱり棒も、耐荷重の高いものを選び、しっかり固定されていることを確認してください。耐荷重は商品パッケージに記載されていますので、必ず確認しましょう。
  • つっぱり棒の間隔を狭める:つっぱり棒の間隔を狭くすることで、ロープのたわみを抑制できます。理想は30cm以内ですが、吊るす物の重さやロープの太さによって調整してください。間隔が狭い方が、ロープのたるみが少なくなり、安定します。
  • 吊るす物の重さを分散する:重いものは、ロープ全体に均等に分散して吊るしましょう。片側に偏ると、その部分がたわみやすくなります。複数のフックを使って、重さを分散させる工夫をしましょう。
  • 適切な結び方をする:ロープの結び方は、たわみに大きく影響します。後述する「もやい結び」などの、しっかりと固定できる結び方をマスターしましょう。
  • 調整可能なシステムを取り入れる:ロープの張りを調整できるシステムを取り入れるのも有効です。例えば、ロープの途中にある輪に、小さなカラビナやリングを通して、調整できるようにするのも良いでしょう。これにより、たわみを簡単に修正できます。

ロープの美しい結わえ方:もやい結び

ロープのたわみを防ぐだけでなく、見た目にも美しく仕上げるためには、結び方に工夫が必要です。ここでは、強度があり、見た目も美しい「もやい結び」を紹介します。

もやい結びのやり方

1. ロープの端を、つっぱり棒に固定したい位置に巻き付けます。
2. ロープを数回巻き付け、輪を作ります。巻き付ける回数は、ロープの太さや強度によって調整してください。一般的には5~7回程度が適切です。
3. 巻き付けたロープを、最初の巻き付け部分に通して結びます。
4. 締め具合を調整し、しっかりと固定します。
5. もう一方のつっぱり棒にも同様に結びます。

もやい結びのポイント

* 巻き付ける回数を増やすほど、強度が増します。
* 結び目が緩まないように、しっかりと締めましょう。
* 結び目を隠すために、余ったロープをきれいに処理しましょう。

専門家のアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から、ロープを使った収納についてアドバイスします。

「ロープを使った収納は、ナチュラルで温かみのある空間を演出するのに最適です。しかし、強度や安全性を考慮することが重要です。特に、重いものを吊るす場合は、耐荷重の高いロープとつっぱり棒を選び、適切な結び方をすることで、安全性を確保しましょう。また、デザイン性も考慮し、ロープの色や太さ、結び方などを工夫することで、より魅力的な空間を演出できます。」

まとめ:安全で美しいロープ収納を実現しよう

ロープを使った収納は、DIY初心者でも手軽にできる魅力的なインテリアDIYです。しかし、たわみを防ぎ、安全に使用する為には、ロープの素材、つっぱり棒の強度、結び方など、いくつかのポイントに注意する必要があります。この記事で紹介した方法を参考に、安全で美しいロープ収納を実現してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)