お気に入りの香りをインテリアに!手作りリードディフューザーの作り方と注意点

リードディフューザーの作り方について。私はお気に入りの、ろ紙で香るタイプの芳香剤があるのですが、ろ紙タイプはお部屋のインテリアに合わない為リードディフューザーを使っています。ですがなかなか好きな香りのリードディフューザーに出会えず、やはりそのお気に入りのろ紙タイプの芳香剤の匂いをお部屋に使いたいと思っています。そこで、空き瓶にリードディフューザーのスティック(または竹串)を入れて、そこにろ紙タイプの液体芳香剤を入れたら普通にリードディフューザーとして使えるのでしょうか?

手作りリードディフューザーの可能性と課題

お気に入りの香りを手軽に楽しめるリードディフューザーですが、市販品では好みの香りが見つからない、というお悩みは多くの方が抱えているのではないでしょうか。 ろ紙タイプの芳香剤の香りを、リードディフューザーとして活用したいというアイデアは、とても素晴らしいと思います!しかし、単純に空き瓶にろ紙タイプの液体芳香剤とスティックを入れるだけでは、期待通りの効果が得られない可能性があります。その理由と、安全に手作りリードディフューザーを作るための方法を詳しく解説していきます。

ろ紙タイプ芳香剤とリードディフューザーの仕組みの違い

まず、ろ紙タイプ芳香剤とリードディフューザーの仕組みの違いを理解することが重要です。

ろ紙タイプ芳香剤

ろ紙タイプ芳香剤は、ろ紙に香料を含浸させて、揮発によって香りを放出する仕組みです。比較的揮発性の高い香料が使われ、短時間で香りが広がります。しかし、香りの持続時間は短く、頻繁な交換が必要となることが多いです。また、ろ紙自体のデザインや素材がインテリアに合わないという点もデメリットと言えるでしょう。

リードディフューザー

リードディフューザーは、ベースオイルに香料を溶解させ、リードスティック(葦や竹)を通して香りを拡散させる仕組みです。ベースオイルは、香りの揮発速度を調整し、持続時間を長くする役割を果たします。そのため、ろ紙タイプ芳香剤に比べて、香りが穏やかに、そして長時間持続します。また、ガラス瓶や容器のデザインのバリエーションが豊富で、インテリアに合わせやすいというメリットもあります。

ろ紙タイプ芳香剤をリードディフューザーとして使う際の注意点

ろ紙タイプの液体芳香剤をそのままリードディフューザーとして使うことは、必ずしも適切ではありません

揮発速度の問題

ろ紙タイプ芳香剤は、素早く香りを放出するように設計されています。リードディフューザー用のベースオイルを使用しない場合、香りが非常に早く拡散し、短時間で香りが薄れてしまう可能性が高いです。また、香りが強すぎて、かえって不快に感じる可能性もあります。

ベースオイルの役割

リードディフューザーのベースオイルは、香りの拡散速度を調整するだけでなく、香料の劣化を防ぎ、持続性を高める役割も担っています。ベースオイルを使用せずにろ紙タイプの液体芳香剤を使用すると、香りの成分が分離したり、劣化が早まったりする可能性があります。

安全性の問題

ろ紙タイプの液体芳香剤によっては、ベースオイルと相性が悪いものや、リードスティックと反応して変質する可能性のある成分が含まれている場合もあります。安全性を確認してから使用することが重要です。

安全で効果的な手作りリードディフューザーの作り方

では、お気に入りのろ紙タイプ芳香剤の香りを安全に、そして効果的に楽しむための手作りリードディフューザーの作り方をご紹介します。

材料

* お気に入りのろ紙タイプ芳香剤 * リードディフューザー用ベースオイル(無香料) * ガラス瓶(清潔なもの) * リードスティック(葦や竹) * 計量カップ * スポイト

手順

1. ベースオイルの準備: ろ紙タイプ芳香剤の量に合わせて、ベースオイルを準備します。一般的には、芳香剤:ベースオイル=1:2~1:3の割合が目安です。 初めて作る場合は、少量から試作することをお勧めします。 2. 混合: 清潔なガラス瓶に、ベースオイルとろ紙タイプ芳香剤をゆっくりと混ぜ合わせます。混ぜ合わせる際は、優しく混ぜるようにしてください。 強く混ぜすぎると、香りが変化したり、成分が分離する可能性があります。 3. リードスティックの挿入: 混ぜ合わせた液にリードスティックを挿します。スティックの本数や長さによって香りの広がり方が変わりますので、調整してみてください。スティックを数時間置いてから、液を吸い上げる様子を確認しましょう。 4. 設置場所の選定: 直射日光の当たらない、風通しの良い場所に設置します。高温多湿の場所を避けることが重要です。 5. 定期的なメンテナンス: 香りが弱くなってきたら、リードスティックを裏返したり、新しいスティックに交換したりすることで、香りの持続性を高めることができます。

専門家のアドバイス

アロマテラピーに詳しい専門家によると、「ベースオイルの選択は非常に重要です。香りの持続性や拡散性、そして安全性を考慮すると、植物性のベースオイルがおすすめです。また、使用する香料の成分にも注意し、肌に直接触れないように注意しましょう。」とのことです。

インテリアに合わせた瓶選び

手作りリードディフューザーは、使用する瓶によってインテリアの印象が大きく変わります。

ブラウン系の瓶

落ち着いた雰囲気で、どんなインテリアにも合わせやすい万能カラーです。特に、ナチュラルテイストや北欧風インテリアとの相性抜群です。

透明なガラス瓶

シンプルで清潔感があり、どんなインテリアにも合わせやすいです。液体の色を楽しむこともできます。

色付きガラス瓶

個性的なインテリアにしたい場合におすすめです。液体の色と瓶の色を組み合わせることで、より洗練された雰囲気を演出できます。

まとめ

お気に入りの香りを、自分らしいインテリアと融合させる手作りリードディフューザーは、とても魅力的なDIYです。この記事で紹介した手順と注意点を参考に、安全に、そして楽しく手作りに挑戦してみてください。 初めての場合は少量で試作し、徐々に調整していくことが大切です。 自分だけの特別な香りと空間を演出してください。

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