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漆塗りの重箱から臭いが…その原因と対策
お正月のおせち料理を楽しみにしていたのに、重箱から嫌な臭いが移ってしまい、残念な気持ちになったことと思います。 漆塗りの重箱から臭いがする原因として考えられるのは、以下の3点です。
1. 漆の臭い
天然木の漆器には、漆独特の香りが残っている場合があります。これは、漆の成分であるウルシオールが揮発することによって発生するもので、必ずしも有害なものではありません。しかし、乾燥が不十分な場合や、風通しの悪い場所で保管すると、臭いが強く残ってしまうことがあります。今回、説明書に記載されていた「風通しのよい陰干しを1週間」という指示に従えなかったことが、臭いの原因の一つと考えられます。
2. 塗料の臭い(漆以外の塗料)
「漆塗り」と謳っていても、実際には漆以外の塗料が使われている場合があります。安価な重箱の中には、漆風の塗料を使用しているものも存在します。これらの塗料の中には、揮発性有機化合物(VOC)が含まれているものが多く、独特の臭いを発したり、食品に臭いが移ったりすることがあります。 また、塗料の品質によっては、食品に溶け出す可能性も考えられます。
3. 木材の臭い
木材自体にも、独特の臭いがある場合があります。特に、乾燥が不十分な木材を使用している場合、臭いが強く残ることがあります。
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漆の塗料は溶け出すのか?口に入れても安全か?
- 漆の塗料:本物の漆であれば、食品衛生法にも適合しており、通常は溶け出すことはありません。ただし、乾燥が不十分な場合や、高温で長時間使用した場合には、ごく微量の成分が溶け出す可能性は否定できません。しかし、健康に害を及ぼすほどの量ではないと考えられます。
- 漆以外の塗料:漆以外の塗料を使用している場合は、成分によって安全性は大きく異なります。安価な塗料の中には、食品に溶け出しやすい成分が含まれているものもあります。口に入れても安全な塗料かどうかは、メーカーに問い合わせるか、製品の表示を確認する必要があります。
今回のケースでは、臭いの原因が漆か、その他の塗料か、はたまた木材なのかを特定することが重要です。
専門家への相談
臭いの原因を特定し、安全性を確認するために、専門家への相談を検討することをお勧めします。
* **食品衛生に関する相談窓口:** 各都道府県に設置されている食品衛生に関する相談窓口に相談してみましょう。
* **漆器の専門家:** 漆器の製造業者や販売店に相談し、重箱に使用されている塗料の種類や安全性を確認することができます。
今後の対策と具体的なアドバイス
残念ながら、すでに臭いがおせち料理に移ってしまったため、今回の重箱は廃棄することをお勧めします。
今後の重箱選びと、臭い対策としては以下の点を考慮しましょう。
1. 重箱の選び方
* **信頼できるメーカーを選ぶ:** 有名メーカーや、品質管理がしっかりしているメーカーの製品を選びましょう。
* **材質を確認する:** 天然木を使用しているか、塗料の種類を確認しましょう。できれば、食品衛生法に適合していることが明記されているものを選びましょう。
* **レビューを確認する:** 購入前に、他のユーザーのレビューを確認し、臭いに関する情報がないか確認しましょう。
* **実際に見て、臭いを確認する:** 可能であれば、実店舗で重箱を見て、臭いを確認してから購入しましょう。
2. 臭い対策
* **十分な乾燥:** 新しい重箱を購入したら、風通しの良い場所で、少なくとも1週間は陰干ししましょう。
* **換気の良い場所で保管:** 使用しないときは、風通しの良い場所で保管しましょう。
* **適切な洗浄:** 食器洗い洗剤を使用する場合は、中性洗剤を使用し、よくすすいで乾燥させましょう。研磨剤入りの洗剤は使用しないようにしましょう。
3. 万が一、臭いがした場合の対処法
* **漂白剤の使用は避ける:** 漂白剤を使用すると、重箱が傷む可能性があります。
* **重曹を使う:** 重曹は、消臭効果があります。重曹を水に溶かして、重箱を拭いてみましょう。
* **酢を使う:** 酢も消臭効果があります。酢を水で薄めて、重箱を拭いてみましょう。
まとめ
おせち料理に使った重箱から臭いがするという、残念な経験でしたね。 今回の経験を活かし、次の正月はより安全で安心できる重箱を選び、美味しいおせち料理を楽しんでください。 重箱選びには、材質や製造元、そしてレビューなどをしっかり確認することが大切です。 少しでも不安がある場合は、専門家への相談も有効な手段です。