おしゃれなリビングを実現するためのポイント|ダークブラウンのソファと白家具を活かす空間づくり

おしゃれなリビングに憧れますが、どうしたら良いのかわかりません。何か押さえておくべきポイントを教えて下さい。リビングダイニングで約20帖、ソファはダークブラウンで、ローテーブルはありません(子どもがコンビカーを乗り回せるように、しばらくはナシの予定)。以前の家では全ての家具を白で統一していたため、テレビ台や扉付きの棚(180cmくらい)などリビングにある家具は全て白です(色のトーンも合わせてありますので、一見すると同じブランドで統一したように感じます)。ソファは現在の家に引越しの際に新しく買ったのですが、気に入ったものの色目がダークブラウンしか無く、また、新居の建具やリビングの東側の壁紙がダークブラウンなので良いかなと思い、それを購入しました(ソファはリビングの西側の壁に付くように置いてあります。座った際、正面の壁がダークブラウンになります。ちなみに西側の壁紙&天井はホワイト、南側は窓、北側はダイニング、キッチン、洗面所…となっています)。収納は充実した作りになっているため、生活感を感じさせないようにあらゆる物はしまいこんであります。ですが、何故か生活感が出ているような気がしてなりません。間接照明や観葉植物は、子どもが悪さをするのでしばらくは置けません。絵でも飾ろうかとも考えていますが、配置?おしゃれに見える飾り方もわからなくて…。とにかく、今の家は単に物が少ない家にしか見えません。ごちゃごちゃしてないので、過ごしやすさは抜群ですが。おしゃれな部屋にするには、結局何に気をつけたら良いのでしょうか?

20帖のリビングを、ダークブラウンと白の家具で魅力的に演出する

20帖という広々としたリビングに、ダークブラウンのソファと白い家具を配置されているとのこと。収納も充実しており、生活感がないように工夫されているにも関わらず、「おしゃれに見えない」と感じているとのことですね。これは、空間全体のバランスや、視覚的な要素が不足している可能性があります。ごちゃごちゃしていないのは良い点ですが、単調で、個性が感じられない空間になっているのかもしれません。

子どもさんのいるご家庭では、間接照明や観葉植物の配置が難しいという状況も理解できます。しかし、おしゃれなリビングを作るためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。以下、具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. 空間における色のバランスとアクセントの導入

現在のリビングは、ダークブラウンと白が基調で、ややコントラストが強すぎ、また色のバリエーションが少ないため、単調に見えてしまう可能性があります。そこで、アクセントカラーを導入することをおすすめします。

アクセントカラーの選び方と効果的な配置

アクセントカラーは、ダークブラウンと白のどちらにも馴染む色を選ぶことが重要です。例えば、ベージュアイボリーといった、柔らかなニュアンスカラーは、空間全体を優しく包み込み、落ち着きを与えてくれます。また、グレー緑色なども、ダークブラウンと白の間に調和をもたらし、洗練された雰囲気を演出できます。

アクセントカラーは、クッションやブランケット、ラグ、アート作品など、比較的簡単に取り換え可能なアイテムに取り入れるのがおすすめです。例えば、ダークブラウンのソファにベージュのクッションを数個置くだけでも、空間の印象は大きく変わります。

2. テクスチャの多様化による奥行きと立体感の演出

白の家具は清潔感があり、良いのですが、全て同じ素材だと平面的に見えてしまいます。テクスチャ(素材感)に変化を持たせることで、奥行きと立体感を生み出し、より魅力的な空間を演出できます。

素材感を活かしたインテリア選び

例えば、白いテレビ台や棚の一部に、木目調のアクセントを加える、または、異なる素材の収納ボックスを配置するなど、素材感を意識してインテリアを選ぶと良いでしょう。麻やリネン素材のラグ、レザーやファブリックのクッションなども効果的です。

3. 視覚的な重心とバランスの調整

20帖の広いリビングでは、家具の配置が空間全体の印象を大きく左右します。現在、ソファが西側の壁に配置されているとのことですが、ソファを中心としたレイアウトを再検討してみましょう。

家具配置の工夫

* ソファの配置:ソファを壁から少し離して配置し、周囲に余裕を持たせることで、空間が広く感じられます。
* 視線の流れ:ソファに座った時に視線が自然と落ち着くような配置を心がけましょう。例えば、窓からの景色を眺められるように配置したり、視覚的に美しいポイント(絵画など)を配置するのも効果的です。
* 家具の高さ:高さの異なる家具を配置することで、空間の立体感が増し、単調さを解消できます。

4. アートや装飾品の効果的な活用

絵画や写真などのアート作品は、空間のアクセントとして非常に効果的です。ただし、配置方法が重要です。

アートの配置と選び方

* バランス:ソファの上や、白い壁面に、サイズの合った絵画を飾ることで、空間のバランスが良くなります。
* テーマ:リビング全体のテーマに合わせたアートを選ぶことで、統一感と個性を演出できます。
* 配置の高さ:絵画の大きさと、配置する壁の高さとのバランスも重要です。

5. 照明計画の見直し

間接照明は難しいとのことですが、メイン照明だけでは、空間が暗く感じられたり、陰影が強調されすぎて、生活感が強調されてしまう可能性があります。

照明の工夫

* メイン照明:明るすぎず、暗すぎない適切な明るさを確保しましょう。
* スポットライト:アート作品や観葉植物(いずれ導入できるようになったら)を効果的に照らすスポットライトなどを活用すると、空間のアクセントになります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、現状のリビングは、清潔感があり、使いやすそうではありますが、個性が表現されていない点が課題です。 ダークブラウンと白の組み合わせは、洗練された印象を与える可能性がありますが、素材感や色のバリエーション、そしてレイアウトの工夫が不足しているため、単調に見えてしまうのです。

アクセントカラーの導入や、テクスチャの多様化、そして視覚的な重心の調整によって、より魅力的で、そして「あなたらしさ」が感じられるリビング空間を創造できるでしょう。

まとめ:自分らしいおしゃれなリビングを創り出そう

おしゃれなリビングを作るためには、単に物を減らすだけでなく、色のバランス、素材感、家具の配置、そしてアートの活用など、様々な要素を考慮する必要があります。今回ご紹介したポイントを参考に、少しずつリビングの雰囲気を変えてみてはいかがでしょうか。 お子様がいらっしゃる状況を踏まえ、安全面にも配慮しながら、自分らしいおしゃれなリビングを創り出してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)